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4、七瀬家、ファミレスに行く2

諸事情につき、展開を早めて終わりにすることになりました。次話がエピローグになります。

「うわっ! 急に引っ張るからお肉が机の上に散乱しちゃった!」

「あー、遥ごめん」


仕方なく手で拾って、もう一度焼き直しました。


「おねぇちゃん、大丈夫? 熱くない」

「平気、平気」


そんなことを言いながら食べていると、ふいに何かの視線を感じました。

と、同時にお店の中にたくさんの良く分からない生き物たちがたくさん入ってきました。

それら全員が手に銃のような武器を携えています。

私たちがそれらに驚いている間に、それらの代表格のようなものが、私たちの元にやってきました。


『七瀬椿、七瀬遥、七瀬藍だな』

「!」


またも頭の中に響く声で私たち親子が名指しされたので、三人とも驚いてしまいました。


『わたしはガルーセル。地球を滅ぼすためにやってきた。しかし、地球人と仲良くやっている宇宙人とはお前たちのことだろう』

「は、はい」


母は少しおびえています。けれど私たちを矢面に立たせないように、後ろからかばいながらそう言いました。



『お前たちにとっての〝地球〟とはなんだ』


急に聞かれた質問でしたが、ちゃんと答えられました。


「大切な人たちと一緒に暮らせる場所です」


藍はおびえた様子も見せずに、笑いながらそう言いました。すごいです。


「美しいものやきれいなものであふれた星よ」


母もそう言い、藍につられて微笑みました。


「……紛争があったりもするけれど、それでもみんなが幸せと平和を求めている星です」


私は震えつつも、心からそう思って言いました。


『そうか……ならばこの星を壊す必要はないと言いたいのだな』


宇宙人はそう言って笑ったような気がします。これだけで分かってくれたのでしょうか。心配です。


『では私たちはここから去るとしよう』


宇宙人らしき生き物たちは、ガルーセルと名乗った宇宙人がそう言ったのを皮切りに、みんなひきあげていきました。

そして気がつくと宇宙人たちの姿は煙のように消え失せてしまっていました。


「一体なんだったんだろうね」


私は夢でも見ているんじゃないかと思い、そう言いました。


「さぁ、でも戦争にならなくてよかったわね」


母もそう言いました。


「とりあえず、ご飯を食べて帰ろうか」


父は空気を読まずにそう言いました。大物ですね!


「そうだね。家に帰ろう」


私たち姉妹の声もそこに重なりました。


そこからは非日常ではなく、いつも通りの日常でした。

それは平和で、そして少し退屈なものでしたが。

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