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第一話 突然の出来事
ドロッ
とした温かな赤い液体が“私”が横たわっている歩道や制服
そして頬を濡らしていくのがわかる
(いた…い…)
何が起きたのか
自分でもわかってはいない
私“高田絃葉”は学校に向かっていた
いつもと変わらない朝のニュース番組を見て、母親に行ってきますと言って
玄関を開けて
外に出た
カラッとした少しだけ寒さを感じる風を肌に感じながらも見上げた空は青く
(今日もいい天気だな~、帰り道なっちゃんたちとマックによって帰りたいなぁ)
視界を空から前にうつしながら帰り道のことなどと考えていたら
ふと目の前の視界が暗くなったように感じた
さっきまで同じように学校に向かう人や会社に向かう人が歩いていたはずなのに
暗くなったと感じて周りを見渡したら誰もいなくなっていた
「え?なに…」
気づけば鳥の声もしない
車や自転車すべての音が
なくなっていることに気づいた
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