ハロウィンの日
初投稿はハロウィンの日。今日はハロウィン。人間界でも楽しんでください。
今日はハロウィン。
死神界のゼロ達の住む屋敷もいつもよりワイワイしていた。
「雷ちゃん。今年も来たね。ハロウィン。」
風ちゃんが、雷ちゃんに話しかける。
「そうだね~。ようやく来たね〜。」
雷ちゃんも同意する。二人はお菓子をもらうため屋敷を歩き始めた。
雷ちゃん、風ちゃんが浮かれているのは、お菓子が大量にもらえるからでもあり、仮装が出来るからだろう。
「「ゼロ兄ちゃん。トリックアトリート。お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ」」
二人は早速ゼロを見つけたようでお菓子をもらいに行った。
「そうか。いそがしくて忘れていた。今日はハロウィンだったな。風ちゃん、雷ちゃん。ハイ、これだろ」
ゼロは隠していた大きい箱のお菓子をあげた。
「「ありがとう」」
風ちゃんと雷ちゃんはゼロに感謝した。
「大きい箱だね。」
風ちゃんがゼロに聞いた。
「あ、あぁ。二人分用意したからな。大事に食べろよ。じゃあな。」ゼロはそう言い、足早に去って行った。
「良かったね。雷ちゃん。」風ちゃんは言った。
「風ちゃんもね。大事に食べようね。」
雷ちゃんと風ちゃんは今日も二人で仲良く話しながら、他のみんなを探し始めた。
「風ちゃん、雷ちゃん。」と言いながら少し早く飛んできたのは青龍。
「「な~に。青龍お姉ちゃん。」」
「ハイこれ。トリックオアトリート。」
青龍は二人にプラスチックのジャック・オ・ランタンのお菓子パックを渡した。
「ありがとう。お姉ちゃん。」
「ありがとう。」
「どういたしまして。いつも仲良しでいてね」
青龍はそう言った。
「うん。もちろん。」
二人は声をそろえて言った。
「じゃあね。バイバイ。」青龍もどこかに行ってしまった。
「じゃあ、雷ちゃん。他にも貰いに行こう。」
「うん。」
風ちゃんと雷ちゃんは二人でお菓子をお昼に食べながら、みんなを探しお菓子をもらった。唯一持っていなかった、玄武には部屋のスリッパに可愛いシールを貼った。
イタズラも可愛い風ちゃん雷ちゃんでした。
二人は夜になり、ゼロに呼ばれた。
広い食堂に行くと、ハロウィン模様の物がたくさん。
「すごい~。みんな準備してたの。」雷ちゃんが聞いた。」
「あぁ、白虎や朱雀、龍星達も手伝ってくれたからな。さぁ、夜ご飯の時間だ。」
「ゼロ様、風ちゃん、雷ちゃんたくさん食べてくださいね。」
「は~い」二人は返事した。
「あぁ。」
みんなでいただきますをして、食べたのは人参とかぼちゃを混ぜたご飯、クリームシチュー、かぼちゃのサラダ
どれもとても美味しかったようで、玄武と朱雀、ゼロは大食い選手のようにたくさん食べていた。
食べおわり、みんなで仮装することにした。
ゼロから特別に紹介するとしよう。
ゼロ。金色のいつもの仮面に本物の目を付けて登場した。
白虎。雪女のように白い着物を着て登場した。
朱雀。マントをはおりドラキュラになり登場した。
青龍。人魚の姿になり登場した。
玄武。包帯を全身にまき、包帯男として登場した。
パンドラは………その頃、寝ていた。
風ちゃん、雷ちゃん。二人共、キョンシーとして登場した。
キラ。いつも通り、看護師として登場したが、ところとごろに血がついていた。
龍星。狼男として登場した。
最後は衣装の紹介をしたが、どうだったかな。
今宵はハロウィン。人間界でも今、生きているこの時を楽しんで行こうぜ。
それでは、おやすみなさい。ハッピーナイトメア。
よいハロウィンを。
気分だけでも楽しんでいただけたでしょうか?
いいね等してくれると作者のモチベーションが上がり、小説の投稿が進みます。お願いします。