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彗星からの贈り物

作者: 逢乃 雫
掲載日:2022/08/14

熱帯夜の街


熱気に照らされ


オレンジ色に染まる空気


時折風がそっと


頬を優しく撫でていく



見上げた空には


翼を広げた白鳥と鷲が


気高く輝き



華開くように


空にはじける


ペルセウス座流星群



果てしない宇宙の


片隅にある小さな惑星に


星が降り注ぐ




星はささやき


人は詩を謳う



いま、彗星が駆けているのは


遥か遠い彼方の銀河


その姿は見えず


次に出逢うのは百年後の未来



けれど


夏の熱帯夜が来るたび


その軌跡をたどり


幾つもの流星が煌めく



宇宙を流れ


空を流れ


時をも流れて


この星の上で巡り逢う


彗星からの贈り物




星はささやき


人は詩を謳う



いま、あなたが駆けているのは


この同じ惑星のどこかの空



駆け抜ける軌跡には


その言葉から放たれる


流星のような輝き



そして


紡がれていく


詩と物語




果てしない宇宙の


片隅にある小さな惑星に


今日も


詩と物語が降り注ぐ



それは笑顔をくれる


それは心を潤してくれる


それは弱さに寄り添ってくれる



瞳を閉じて


胸の中にその流星を宿す


輝きをそのままに



たくさんの詩と物語に


今日もここで


出逢える奇跡



その贈り物への


心からの、感謝とともに。












この「なろう」で、今日もたくさんの素敵な詩や物語と出逢えることに、感謝しています。お読みいただき、ありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[一言] なろうの作品を「彗星からの贈り物」に見立てるロマンチックさが、さすが逢乃さんだなぁと思いました。 仰る通りで、決して当たり前のことではない、奇跡ですよね。 「いま、あなたが駆けているのは こ…
[良い点] 流星がくれた物語、素敵ですね。人に語り継がれることによって、一瞬で終わるはずだった『星が流れる』という現象が永遠のものになったのかなと思いました。
[良い点] 流星群が贈り物を運ぶって素敵な発想ですね。 荒れた心が癒える詩です。 ありがとうございました☆彡 [一言] ペルセウス座流星群って13日が極大でしたよね。すっかり忘れてました。見えたのか…
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