表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/23

第八話 セシル15歳③(魔銃士の完成)

破滅龍ラグナロクとの別れをしてから一か月が経過していた。

一か月の間、俺は何をしていたかと言うと、魔法銃の設計図を作って錬金と鍛冶スキルで試作品を作っていたのだった。


(やっぱり...動力の問題と剣の問題が一番の難題だな。)


設計図では、大きさはライフルタイプにするか、又はリボルバータイプにするか迷った挙句、S&W社のM29に決めたのであった。

理由はリボルバーの方が6発式なのを思い出したのである。弾を入れる場所に魔石で錬金した属性魔法石を作ってリボルバーの弾に入る所に埋め込んだ。持つ所に6つの属性魔法石と繋がるように魔力を入れる魔石を埋め込んだ。

そして「地球」であった形状記憶合金で剣を作りそれを銃に付けて一応完成した。


「ふう。やっと出来た。試作品だけど。」


俺は試作品を持ち出してグリップに魔力を込める。

すると小さい剣が刀のような形状になっていくのであった。

それを使って森の木に斬りつけると....。半分まで剣が刺さっていたのであった。


「まあ試作品だからな...こんなもんか。」

次に刀を元の姿に戻してブリップに魔力を入れるとリボルバーの魔石が輝いて先ずは赤いのを銃口に向けた後トリガーを引くと。


初級魔法ファイヤーボールが弾となって森の木に命中した。

木には小さな穴が出来ていた。

元々の試作機は火力は最低にしているのであった。


「それも良し...後はこの試作機を元にして作成しよう。」

俺は改めて魔法銃を作って行くのだった。

先ず剣の方は刀をモチーフにする。形状記憶合金はミスリルと龍の鱗と牙とラグナロクの魔石の一部を混ぜ合わせて錬金術を使って形状記憶合金を作成した。それが2個。ミスリルは魔力を通す性質があるので俺は基本ミスリルをメインにして他の素材を組み合わせしてオリジナル金属を作るのであった。

次に銃身とリボルバー部分は龍の爪とミスリルとラグナロクの魔石を混ぜて作った。

参考にラグナロクの魔石は元々ラグナロクの体長が20メートルもあるので魔石も半径1メートルの大きさなのである。


全属性の魔法石はミスリルとラグナロクの魔石を混ぜて弾薬に近い大きさにした。全部で6種類。

赤は炎属性・青は氷属性・黄色は雷属性・緑は風属性・白は聖属性・黒は闇属性の6つを作り、リボルバーの弾装入れに埋め込んだ。

グリップはラグナロクの爪とミスリルとラグナロクの魔石を混ぜた合金にこれもラグナロクの魔石で作った魔法具を埋め込んた。

最後はそれらを組み立てて接着には龍の鱗の粉を溶かした液を使用して完成をした。


「結構時間かかったな...最初の銃で約一か月で二つ目は約2週間かあ。」


出来上がった銃を試してみると....。

属性魔道具は魔力量によって最大災害級の魔法が使えた。

剣に至っては森の木が10本ほど一回で斬り落とされた...しかも刃こぼれは全くしない...。


「良し成功だ。これを収納魔法を施した指輪に入れて...これで俺しか出せないようっと。」

魔法銃はその指輪に収納されて俺の両手の薬指に着けたのであった。


「あとは防具だなあ。靴には飛行魔法を付与しないとな。」

俺は防具も作成するのであった。


そして俺の魔銃士の装備が完成したのであった。


内訳は武器は2丁の魔法銃で指輪に収納する事が出来る。

服はミスリルとラグラロクの鱗を粉にした糸を使ってジャケット風したした。

中のシャツも同じように作った。

ズボンも同様に作り、靴も同様だが飛行魔法の付与した魔道具を靴の踵に埋め込んだ。

色は黒一色に統一したのであった。

これで俺だと分からないだろう...。

俺が魔法創造を使って魔銃士タイプに変身できるように普段の服に付与をしたのである。


「これで魔銃士と普段との恰好を一瞬に出来るぞ。」

俺は大いに喜び...そして森を出て..あいつらとの決着をつけるのであった。





よろしくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ