鏡の自分を見つめる
鏡に映る自分を、ふと眺めていた。
見慣れた顔、身体。
よう、元気か俺。
ふと思って声をかけてみた。
まあ、鏡の向こうなんて知らないがな。
◇◇◇
もうどのくらい前か覚えていない。
気がついたら、鏡の中。
あいつがいつも俺を覗いている。
よう、元気か俺。
向こうから声が届く。
元気なもんか。
早く俺を元に戻せ。
相手に合わせて勝手に動く身体。
俺の口も勝手に動く。
もちろん、元気だよ。
それを聞いて向こうの俺が呟く。
なら、いいか。
鏡に映る自分を、ふと眺めていた。
見慣れた顔、身体。
よう、元気か俺。
ふと思って声をかけてみた。
まあ、鏡の向こうなんて知らないがな。
◇◇◇
もうどのくらい前か覚えていない。
気がついたら、鏡の中。
あいつがいつも俺を覗いている。
よう、元気か俺。
向こうから声が届く。
元気なもんか。
早く俺を元に戻せ。
相手に合わせて勝手に動く身体。
俺の口も勝手に動く。
もちろん、元気だよ。
それを聞いて向こうの俺が呟く。
なら、いいか。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。