神と、迷宮と、BOSS
俺は⚪︎×中学校に通う中学生三年生だ、周りは受験だなんだって騒いでるけど、ハッキリ言って暇だ。
退屈なんだ、毎日が退屈で退屈で退屈で退屈で退屈でどうしようもないくらいに退屈なんだ。
だから、最近は神社なんか行っても、退屈な日常が退屈じゃなくなるようにって事しか願っていない。
今日も、ベットでネト友に勧められたアニメを見ながらゴロゴロしていたんだ。
そうしているうちに、寝ちゃってたんだ。
目が覚めたらそこには!
見渡す限りの草原だった!
どこを見ても緑緑緑!
そして、俺の首筋にはギラギラと輝く鎌!
ん?鎌????
振り返ると巨大なカマキリが俺を見ていた。
この時は、俺の顔は....
まぁ、わかるだろ?うん、引きつっていた。
そしたら、その巨大カマキリが俺の首筋に鎌をつけたまま、言うんだ。
『私はこの世界の緑の守り神、今、この世界には他の世界を滅ぼした
、魔物達を、封じ込めた、迷宮が
ある。』
『だが、近いうちに、その迷宮が脆くなり、中から魔物達が出てこようとしている。』
『だから、そうなるまえに、異世界から、呼んだお主に迷宮を、クリアして欲しいのだ。』
俺は神なんだから自分でクリアするなり、なんなりすれば?
と聞こうと思ったが、神にそんな事聞いてもし、首筋に当てられた鎌が上にスワイプしたら、大変だからやめといた。
『お主の世界と、こちらの世界では重力やら、色々違うのでお主の方がこちらの平均成人男性の2倍くらいの強さがある。』
『お主にはついでに、お主くらいの青年が好きらしい、特殊能力を一つ付けておいた。』
『ふ、出だしそうそう、俺はチーターか面白い。』
『それでは、この世界の全ての迷宮をクリアしてくれるか?』
『そんなチーターなら、俺が断る理由もない、やらせていただきます。』
非現実的な日常が始まると思ったら心臓がドキドキしていた。
『それでわ、契約成立だ、転送するぞ。』
『あ、あとついでに迷宮のモンスターは場所によっては、今のお主の三百倍くらいの強さだから、きおつけてな。』
いくらなんでも、その後だしはセコイと思う。あと、見た目が怖すぎて全然、思ったこと言えない。
とか思っていると、足下に幾何学模様の魔法陣みたいなのが出てきて、一瞬で景色が変わった。
そこは、大きな都市のようだった。
俺がいきなり現れたことに周りの人は気付いていないみたいだ。
横に居た、人にここがなんていう所なのか、聞いてみると。
『ここは、迷宮都市キメイラだよ、
迷宮から、もって帰ってくる珍し
い 素材を加工したくて、腕利きの
職人なんかが集まってんだ!』
ふーん、じゃあ、ゲーム風に考えると迷宮へ行き、素材or金を稼ぎ素材を武器に変え、金で宿屋に泊まるみたいな感じかな。
取り敢えず、1番簡単な迷宮と、1番難しい迷宮を教えてもらおうかな。
『1番簡単なのは、メラルクの迷宮かな、1番むづかしいのは、SSランクのハンターぐらいしか、よりつかないカゲロウの迷宮かな。』
『ん?SSランクのハンターってなんですか?』
『あんたハンターを知らないなんて珍しいなぁ、ハンターてのは、ハンターが集まるギルドに登録したものを、ハンターと呼ぶんだ。
あいつらは腕っ節が強いぜぇ!その中でもSSといやぁ、2人いやぁ、一国と張り合えるそうだぜぇ!』
ふーん、そんなに凄いのかと思いながら、取り敢えずギルドの場所を聞きお礼を言って別れた。
さっそく、無一文だから、ギルドに行って登録しようと思い、ギルドに着くと、
『ギルド登録のお客様ですね、ステータスカードを見せてください。』
と言われたので、困ってズボンのポケットを調べると、銀色の分厚いカードが、見つかった。
取り出して、見ると
名前 柴崎 秋雨
攻撃 20
耐久 15
回避 15
魔力 16
称号 コピー
と、書かれていたのを見て、受付の女の人は、目を丸くしていた。
『うわ〜、ハンターじゃないのに、こんなステータスで、よくわからない称号を持ってる人は初めて見ましたよ!』
『凄い方なんですか?』
『そりゃまぁ、ハンターは、SSから、Eまでありますけど、これはCくらいですよ!』
ふーん、通常の2倍と神が言っていたから、なんとなく納得しながら登録を済ませた。
『ハンターになってからは、迷宮へ行くには、その迷宮の名前を言えば行けるようになっています!
それでは、よいハンターライフお。』
ふーん、とりあえず、1番弱い迷宮行ってみようかなぁ、
『メラルクの迷宮!』
俺が叫ぶと、足元から光で体が包まれて、光が消えた時には、薄暗くジメジメとした場所にいた。
メラルクの迷宮は螺旋階段のようになっていて、途中途中で敵と出会うようだ。
みんな、姿は気味悪いので、最初はビックリしてばっかりだったけど、戦ってみると大したことなかったから、すぐに慣れた。
『ふ〜ん、ま、やっぱ1番簡単なダンジョンだからこんなもんかぁ。』
とそんなこと言いながら、10階目に着くと、広い一室になっていた。
どうやら、ここがボス部屋か、どんな、ボスなんだろうなぁ?なんて思ってると。
『ガルルルルルルルルゥゥゥゥゥゥ!!!!!』
めっちゃ場違いな、強そうな、声が聞こえてきた。
恐る恐る覗くと、黒い毛皮の赤い目をした、いかにもな5メートルはありそうな狼がいた。
こいつは、本当に1番簡単なボスなのだろうか?どっかのダンジョンのボスがハグれて来たとかありえないだろうか、と、目をよく凝らしてみると、その狼の口元に水色の柔らかそうなのが、少しついていた。
スライムみたいなあいつが本当のボスじゃぁ、ないのかなぁ?
いかにも頂かれましたみたいな、あいつがそうだよな?
まぁ、取り敢えず相手の力量を見て見ないと話にならないな。
と、ボス部屋に一歩足を踏み入れると、狼の体の上に名前が表示された、
【ケルベモス】
ケルベモスは、とてつもない速さで目の前に来ると、爪を振りかざした。
『クッ危ねぇ!』
間一髪の所で避けると、俺が居た空間に穴が空いた。
(ズシュュュゥゥゥゥ)
切り裂かれた空間は、音を立てながら、徐々に戻っていった。
おいおい、やべぇよなんだあの攻撃力、一撃食らったら、御陀仏だぞ冗談じゃない。
空間切るとか次元が違うじゃんよ、クソぉどうすれば勝てるんだ!
『考えろぉ!考えろ秋雨ぇぇ!』
俺は必死でよけながら、考えた、一つだけ、名案のような、妙案が浮かんだが、それは、可能性だ、だがそれ意外に勝てる道がわからない!
クソッ、試してみるしかないか!
俺はわざと、奴の近くにいきギリギリでかわした。さっきと同じようにそこには空間の裂け目が出来た。
そこで、俺は奴の目にパンチを入れ、奴は俺がどこにいるかわからないから、周りを攻撃しはじめた。
奴の四方八方には、空間の裂け目が出来た。
よし、準備が整った!
『イッツア...ショータイム!』
奴は俺の声がしたほうえ、突進して来た。
すると、当然四方八方にあった空間の裂け目に頭がスッポリ入って、空間の裂け目が徐々に縮まっていき、最後には元に戻ったので、奴の体と頭はオサラバしたわけだ。
こうして、俺はケルベモスを倒した!うん、奴が馬鹿で本当に良かった!
そして、俺が奴の体の部分(臭くて大変だった)に触れると、体は無数のポリゴンとなって砕け散った。そして何個か、アイテム化したので、受け取ると説明までついていた。
腐敗した首 希少アイテム
これは、その手の商人に売ると、
稀に破格が着く。だが、希少アイテムなので、飾っておくのもよし。
こんな臭いもん誰が飾るかよ。
黒狼ケルベモスの牙 素材
これは、国宝級の鍛冶屋で鍛えてもらうと、ランクS相当の武器になるらしい。
称号コピー能力
ケルベモスのスピード、攻撃と耐久がとても下がるが、とてつもなくスピードつまり、移動速度や回避が上がる。
これは、まぁ折角倒したわけだし、手に入れておこう。
空中に、現れた。
コピーしますか?
YES or NO
のYesをタップすると、とてつもなく、体が軽くなるのを感じた。
そして、自分のステータスカードをポケットから取り出してみると。
名前 柴崎 秋雨
ランクB
攻撃 5
耐久 3
回避 100
魔力 20
称号 コピー(ケルベモス)
ん、んぉぃ!?ちょいまて、攻撃と耐久が平均の、二分の一になってるじゃねぇか!
そのかわり、ランクがBになって、魔力が上がってる。
でも、なんだ、回避100て、どんだけ早いんだよ!
ビックリするわ!
そんな事考えていると、足元から入ってきた時と同じ光が体を包み込んで、消えた時には先程までいた、ギルドの中にいた。
『わぁ〜、今、メラルクの迷宮では問題が立て続けに起こっているのに、よく生きて帰れましたね!』
やっぱり、あれは通常のボスじゃないんだな、どうりで強いわけだ。
ま、取り敢えず腐敗した首を換金しにいこうかな。
受付の女性エレナに換金商人の場所を教えてもらうと、早速、換金した。
金2枚 銀3枚
うーん、どのくらい凄いのかわからないが、銀10で金1といっていたから。銀23枚か....じゃ、宿屋に11日は泊まれるな。
『それじゃ、市場に晩飯買いに行こうかな。』
『そ、それではよければ買い物、御一緒してもいいでしょうか?』
受付が終わったような、エレナが聞いてきたので、ちょうど、場所もわからないしどれが美味しいのかわからないので、案内してもらう事にした。
『うん、一緒に行こう。』
『あ、ありがとうございます!』
こうして、俺達は市場に着いた。
市場を歩いていると、マグロみたいな魚や、タナマ肉と書かれた肉や、色々あって楽しかった。
エレナに言われてオススメの簡単に出来る品を買って、宿に泊まり食べた。
こうして、俺の異世界探検1日目が終了したんだ。