プロローグ1
よろしくお願いします。
ポーン
狩りをしている途中で、アナウンスを知らせる音が響いた。
『これからシステムについての重大な発表をいたします。プレイヤーの皆さんを始まりの広場へと転送致しますので、じっとして待ってやがりなさい』
毎回思うけど、このゲームのアナウンスはおかしいと思う。何で最後が命令形になるんだ?
そんなことを考えている間に、僕の身体が光り始めた。転送されるみたい。
「重大な発表ってなにかな~」
周りを見渡すといろんなプレイヤーがいる。さすがDEO。王道ファンタジーにふさわしい種族をそろえている。
今僕がいるのは、The Devil Eden OnlineというVRMMORPGのフルダイブ型のゲームの中だ。20xx年にフルダイブ型の技術が完成されて以来、様々なジャンルのゲームが販売されてきた。ある日、一人のゲーム作成者が「ファンタジーこそ王道!!」と言って、作成時の困難さから製作者に忌避されていた魔法というシステムを作り上げた。そのシステムを初めて盛り込んだのが、このDEOだ。世の中のゲーマーたちは、こぞってこのゲームを購入し、誰もが魔法に憧れてプレイを始めた。
『はいは~い、皆さんちゅうも~く♪』
「「「「「!!?」」」」」
見覚えのある黒猫が巨大化して浮かんでいた。あれは…確かチュートリアルで…
『みんな覚えてるかな~?チュートリアルで会ったクロちゃんで~す♪さて、みんなも聞きたい重大な発表とは…!』
(((((ゴクリ)))))
『今からこのゲームはログアウト不能になりました♪』
一瞬の間をおいて、
「「「「「はああああああぁぁぁぁぁぁ!!!?」」」」」
そこにいたプレイヤー全員が叫んだ。
短くてすいません。