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天才女薬学者 聖徳晴子の異世界転生  作者: 西洋司
第二部「ハルコン青年期」

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52 マサル峠を越えて_15

   *         *


 突然の、……。獣達の咆哮。


『なっ、何っ!? 一体っ!?』


 いきなり、「半次郎」と元女盗賊の後方から、クマと角ウサギが吠え出したものだから、……さ。

 2人のウチ、特に「半次郎」が驚いた表情を浮かべていた。

 

 その騒ぎに、向こうの野盗達も何やらこちらを指差しながら警戒している様子が、元女盗賊の視野を通して窺えた。


『……』


 でも、元女盗賊は無言で、……。顎に軽く手をやって、しばしの間考えを巡らせている。


『ほらっ、元女盗賊っ! 何、難しい顔をしているの? ウチら、獣に背後を取られちゃったよっ!』


 慌てて両肩を掴んでくる「半次郎」に対し、元女盗賊は特に感情を昂らせることもなく、……。

 どうやら、冷静に状況を見つめているようだ。


『……』


 何となく、……だけど。

 元女盗賊さんは、もう気付いちゃったかな?


 ハルコンは、さっそく彼女の頭の中に念話を送ってみた。


「元女盗賊さん。そっちの動向は、どうですか?」


『おっ、やはりハルコン殿でやしたかっ!』


 すると、一瞬元女盗賊の心の中に、ホッと安堵する気配がこちらまで伝わってくる。


「一部始終、見てましたよ! 後で戻ったら、『半次郎』にはちゃんと言っておきますので! 大変でしたね?」


『まっ、まぁ~~っ、ヤツなら十分あり得るとでやす。で、ハルコン殿。獣どもに、何かされてへんでやすか?』


 おっ、なかなか鋭い。

 さすがに、持って生まれた状況把握能力が高いだけあるね。


「さすがですね! お気付きでしたか?」


『ば、何となく、……』


「なら、話が早いです。私はこれからですね。とりあえず、クマと角ウサギ達に突撃させます!」


 こちらの言葉を受け、元女盗賊が極度の緊張感からか、右手がじわっと汗ばむのが伝わってきた。

ハルコンの薬学チートや、仲間たちとの冒険を楽しんで頂けたら嬉しいです!

この物語を気に入って下さったら、☆評価やブックマークで応援して頂けると、作者の励みになります!

ハルコンと一緒に次の展開を盛り上げるため、ぜひ力を貸してください!✨

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