表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
天才女薬学者 聖徳晴子の異世界転生  作者: 西洋司
第二部「ハルコン青年期」

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

490/513

50 帝都での出来事_01

「ハルコン殿ぉ―っ、ハルコン殿ぉ――っ!!」


 旅団が帝都に入ってから、目抜き通りで群衆に取り囲まれてしまって立ち往生していた時、……。

 外部から、指揮車両のドアを強くノックする者がいた。


 何度もハルコンの名前を呼んでいたけど。ホンと誰だろう?


「一体、誰かしら? この車両には両国の王族、皇族が乗車しているのよ!」


 少し群衆にうんざり気味のシルファー団長が、不愉快さを隠さずにそう仰ると、ステラ殿下も若干不安そうにこくりと頷く。


「私、見てきます!」


 両殿下の護衛騎士を務めるミラが席を立つと、アントン騎士長に一度確認してから、ドアノブをグッと握った。


「はい、どちら様ですか?」


 ミラがおそるおそるドアを開けて、その相手を見ると、……。


「ハルコン殿はおらぬか? 突然消えていなくなるものだから、こちらは四方八方探し回ったのだぞ!」


 何と、国境の関門付近で旅団に接触してきた、帝国の宮殿護衛騎士長だった。


「えっ、関門からこちらまで追いかけてこられたのですか?」


 ミラが思わずそう声をかけると、……。

 相手の騎士長は「無論むろんだ!」といって、大きく胸を張った。


 こりゃぁ、マズいな。ミラだとちゃんと対応できないだろうから、私がいった方がいいだろうなぁ、とハルコンは思った。

 それで腰を上げたところ、……。


「ちょい待ち!」


「えっ!?」


 シルファー団長はそう仰りながら、こちらの右手首をグッと握って、一緒に立ち上がった。


「私も参ります!」


 ステラ殿下も後に続き、3人でミラと騎士長の許に近付いた。

 傍らにはアントン騎士長も控えているので、相手もいきなり殴りかかってきたりはしないだろうね、……たぶん。


 すると、帝国の騎士長の隣りには、前回仲介を頼んだ弓使いの女エルフがいた。


『もしもの時は、頼みますよ!』


『了解です、ハルコン様!』


 念話でそうやり取りすると、改めて相手をじっと見た。


「あら、あらぁ、お久しぶりですねぇ、……。帝国の騎士団長殿!」


「グッ、ムウゥゥ、……」


 さっそくシルファー団長が噛ましてくれると、相手はぐうの音も出ないように、ぎろりと一瞬強く睨んだ。

 これは、しょぱなからマズいかもなぁ、……とハルコンは思った。

「天才女薬学者 聖徳晴子の異世界転生」をお読み頂き、ありがとうございます!

ハルコンの薬学チートや、仲間たちとの冒険を楽しんで頂けたら嬉しいです!

この物語を気に入って下さったら、☆評価やブックマークで応援して頂けると、作者の励みになります!

ハルコンと一緒に次の展開を盛り上げるため、ぜひ力を貸してください!✨

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ