登場人物紹介(ダイスケ・カレン・アルト)と スマロ・ゲーム纏め
【ここまでのネタバレを含みます】
イラストは全て無断転載・AIへの学習・利用禁止です。
●人物紹介
・和久井ダイスケ
・芹沢カレン
・アルト
●スマロゲーム纏め
・ルール
・発電量
・特殊カード&妖精との共鳴
・Elect'ra rezonans
**人物紹介**
***以下スマロゲームの内容要約***
『スマロ・ゲームとは』
過去に天才科学者イサム博士が開発した持続可能なエネルギー発電システム。
「キッド」と呼ばれるクローンの体内に吸収エネルギーを蓄積し増大・放出する事でエネルギーを効率的に循環する。しかし、キッドが盗まれたことによりプロジェクトは失敗に終わる。
スマロゲームは、本来『キッド』というクローンを核としてエネルギーを循環するシステム。
●ハーモニア大学附属学院の『エネルギー授業』
「勝った喜び、負けた悔しさ……ゲームで私たちが感じるいろんな感情に、精霊たちが喜んだり泣いたりしてる。私たち妖精と同じ事ができるシステムみたい」
ゲームをする事により、発生した使用者の感情に、大気中の精霊たちが反応し発生させたエネルギーを吸収する発電システム。
発電したエネルギーは、生徒の体内ではなく、スマロに内蔵された「エーテルコア」に蓄積される。これにより、キッドではない人間でもエネルギーの発電・循環を安全に行う事ができるとされている。
**【エーテルバトル・ルール】**
●ゲームの流れ
①1分間の議論(discussion)
②4つの属性から1つを選び、相手と勝負。
③勝った方がエネルギーを獲得
●属性について
①4種類の属性と感情
・火=緊張
・水=悲しみ
・地=冷静
・風=リラックス
②相互関係(火<水<地<風<火)
・火(緊張)は水(悲しみ)に負ける
・水(悲しみ)は地(冷静)に負ける
・地(冷静)は風 (リラックス)に負ける
・風 (リラックス)は火(緊張)に負ける
**
スマロゲームの発電量
●勝者が得るもの(1点=10Wh)
『感情と一致する属性で勝利=30点』
『感情と違う属性で相手を騙して勝利=20点』
『偶然の勝利=10点』
100Wh(0.1kWh)――最新式の有機EL照明(OLED照明)を、1時間つけられる程度の電力
※有機EL照明(OLED照明)について。
作中(2052年)のハーモニア大学附属学院では、教室の照明として有機EL照明(OLED照明)が主流となっています。これは、現在一般的に使われているLED照明に比べて2~3倍くらい省エネ性能が向上した未来型の照明です。
※2052年の黒板について
『量子ディスプレイ』と呼ばれる最新型の電子黒板が設置されている。タッチパネル式で操作でき、ホログラム表示も可能。教師が表示している画面を生徒の手元のタブレット(ホログラム)に自動で連動する仕組み。
※現代で100Wh(0.1kWh)発電するには
・家庭用で発電容量1kwの太陽光パネルを乗せている場合、1日あたり約2.7kWhの電力を発電すると言われています。
**特殊カード**
相手と「感情」と「属性」が完全一致で獲得電力1,5倍
妖精との感情の共鳴にも使用することが出来る。成功すると、稀に妖精がゲーム相手の生徒をエナジーソウルメイトと認め、AIと同化した「AI妖精」となり発電の手助けをしてくれる。
**Elect'ra rezonans(共鳴する者)**
『スマロ・ゲーム《Elect'ra rezonans》を発動します。リュウ、多くの生徒と深く「共感」してください。あなたの意思が強く共鳴すればするほど、生み出されるエネルギーは強力になり、その代償もまた大きくなります――覚悟してください』
スマロ・ゲームの開発者であるイサム博士が作り出した発電システムであり、「キッド」と「スマロ」はこのために開発された。
使用者は周囲にいる人間の感情を自分の心と「共鳴」させる。
人間の心に反応した精霊のエネルギーは「共鳴」により大きく膨れ上がり、膨大なエネルギーとなる。エネルギーは使用者の体内に蓄積される。
膨大なエネルギーを生み出す事が出来るが、使用者の体と精神的な負担が大きく、細胞のオーバードーズ現象(レム化)の危険もある為「キッド」以外の子供が使用する事は非常に危険とされている。




