嘲笑

　どうにも皮肉屋の、私で。

　反省しつつも、改善は難しいみたいです。

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　認めるよりも侮(あなど)るが易(やす)し

　過小評価をベースに測りつつ

　澄んだ青空も 午後の団欒(だんらん)も

　常々シニカルに捉えてる

　高笑いより 苦笑いより

　泣き笑いより つくり笑いより

　嘲笑(あざわら)うのが好きな僕を

　世代の象徴にはしないでくれ

　君の綺麗な笑顔が羨(うらや)ましい

　やましいにやつきじゃなくて 微笑み浮かべてさ

　君の綺麗な笑顔が憎たらしい

　したたかに殴りつけて へこましてやりたい

　蔑(さげす)むよりも讃(たた)えるは難(かた)し

　白いシーツは泥でも塗りたくれ

　御涙頂戴も あのコの優しさも

　けちつけちまえばしらけちゃうし

　馬鹿笑いより 空(から)笑いより

　嘘笑いより 含み笑いより

　嘲笑(あざわら)うのがうまい僕を

　時代の犠牲者と呼ばないでくれ

　こんな汚れた笑顔がみすぼらしい

　やらしいにやつきじゃなくて 微笑み浮かべたら

　こんな汚れた笑顔が苛立たしい

　おだやかなたたずまいして いいひとやれるのに

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　綺麗な笑顔って、素敵ですよね。