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詩集

戦争

作者: 楓 海

 読んで戴けたら嬉しいです。

 どうして、こんなに苦しいのだろう

 ボクは恨みも憎しみも知らなかった

 突然孤独になるまでは


 目の前でボクの愛する家族は

 炎に包まれ叫びをあげた

 どうすればいいのか解らなかった


 ボクは爆音を発する空を見上げた

 悪魔は何事もなかったように

 嘲笑うように、去って行った


 土の中のボクの家族は哀しみの象徴になって

 そして憎しみと恨みの象徴になった

 誰を憎むべきか教えて欲しい


 愚かな行いだと誰もが知っている

 狂った時代なのだと後で知った

 だけどボクの孤独は癒されない


 珍しいことでもない  

 だけど愛は憎しみと哀しみになって

 ボクを心底苦しめる


 そう、どんなに恨んでも

 どんなに憎んでも楽にはなれない

 ただ苦しくボクを燃やすんだ


 誰か教えて、正しい行動を

 誰か教えて、人の殺し方を

 誰か教えて、やりきれない衝動の正体を

 読んで戴き有り難うございます。m(_ _)m

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― 新着の感想 ―
[一言] 戦争ねな一番の悲惨さって、人への愛が誰かへの憎しみへと変わったり、憎悪が憎悪を生み出すことだったりするんですよね…そんなことを考えると、戦争はやっぱりしてはならない行為だとすごく思わされます…
2023/12/31 00:29 退会済み
管理
[良い点] 夏がくるたびにかつての戦争を思わざるを得ません。素晴らしい詩をありがとうございます!
[一言] どんな理由であれ、戦争は愚かです。 時々、こうして文字に起こして訴え続けなければなりません。 考えさせられるお言葉。ありがとうございます!
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