表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

僕の趣味

作者: ババロア

なんのために筋トレしてるのかが分からなくなる時がある。

効果が出てないわけじゃないし、楽しいと思うこともある。けど周りの人が意味を求めてくるから、モテたいって思ってやってるけど全然モテねーじゃねーか!決めさせられた目標が達成できないという

歯痒い状況に嫌気がさす。

今日のジム帰りはそれが如実に出た。

六階からエレベータに乗り、地下二階(駐車場)のボタンを押す。

くたびれた体。壁にもたれ、ガラスの向こう側を眺める。好きな人いるかなーなんて探すけどいるわけ無いよねって思ってガラスに反射した自分に聞く。

「なんのためにジムに行くんですか」

すると、反射僕はおもむろに口を開く。

例えるならアメリとかそんな感じの映画の銅像が

しゃべる感じ。

一瞬驚いたけど、耳を傾けた。

「あの受付の可愛い人に会うためさ」

だってさ。

「言えてる」

そう僕は返すとちょうど地下二階。

さ、帰ろ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ