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魔法使いの真鍋くん

作者:chi
 私は思い出した。前世で好きだった乙女ゲームの悪役に転生したことを。でもストーリーは大まかにしか知らないし、攻略対象の顔と名前くらいしか分からない。それなのに、待ち受ける悲惨な未来を回避するなんて、絶対無理! 頭を抱えていた私に、真鍋くんは「なら僕と婚約する?」と声をかけてきて――。
//「タネも仕掛けもございません」――が口癖で手品が得意(?)な真鍋くんと悪役を回避したい蝶子の、告白から始まる悪役回避までの数カ月。※展開は早め・超不定期更新予定・タグは増えたり減ったりします。
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