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なろうにおける中編小説の扱いについて

作者: 秋沙美 洋

作者の偏見や思い込みなどが一部あるかも。

未だに分かりません。このサイトにやって来て8年くらいになるけど。


小説家になろうに登録している多くの作家はいわゆる「ラノベ畑」の人々で、⚪︎⚪︎文庫の賞とかサイト主催のコンテストに向けて、ここで貰う感想とかを糧にしつつ日々の執筆を頑張ってるのよなぁ…。と感心しながら僕も気合入れなければという思いを抱かされてます。


⚪︎⚪︎文庫の賞やコンテストに向けた小説となると、長編小説が主になります。

マジすごいと思います。

僕も一時期長編っぽい小説を書いて連載したことがあったんですが、新キャラばっかり出てきて話の筋が全然まとまりません。女の子の四次元ポケットやでホンマに。

考えてみりゃ、10万文字以上のボリュームの話に整合性を持たせつつ起承転結を組み込むなんて、簡単に出来ることじゃありません。


……そういうわけで、僕が書く作品はおよそ10000字前後。20000字越えたら頑張った方です。

ただ、そこで疑問が。

このサイトで作品を発表するにあたり、長編なら普通に連載すればいいんですけど、中編はどうするのが正解なんでしょうか。


普通に考えりゃ「短編として投稿する」のが正解なのかもしれませんが、「更新された短編小説」を今パッと見てみると、ほとんど500文字〜1000字のエッセイや小話。たまに3000字未満の掌編がちょこっと。

通勤電車の中で読むには丁度いいサイズですが、そんな中に10000字の中編小説をポーンと置いていいのだろうかと。


ぶっちゃけ、みんな読まねえだろ。

一ヶ月かけて練りに練った小説のアクセス数が30ってどういうことだコラ(実体験)。


そこで連載形式で出してみることにしたんです。例えば10000字くらいの長さの小説であれば、一話3000字ちょいで3つに分けて掲載する、ってな具合に。

30だったアクセスが300になりました。

ポケモンでいえばピィとピッピくらいの微妙な差ですが、単純計算して10倍になったことを考えると、短編より連載形式で掲載した方がアクセス数が伸びるのは間違いないでしょう。


さて、ご存知の人も多いかと思いますが、連載の最終話が投稿されると、トップページの完結済み小説一覧のところに載ります。

これがなかなかスゴイ奴で、短編なら一時間弱、連載の更新なら数十分でトップページから流れていくところを、半日以上居座りやがるんです。

まさしくラスボス撃破後のボーナスステージ。ピィがピッピになるのも頷ける話です。


さあここからが本題なんですが。

長編書きの皆さんが血の滲む努力で連載を重ね、10万文字の傑作を完結させていざ完結済み小説一覧に乗せたそばから、僕が書いたような10000字ちょいの物を完結済み一覧に乗せてもいいものなんでしょうか。

僕が完結済みに乗せたせいで、一作の長編が追い出されてしまう…そう考えると何とも忍びない思いです。

かといって短編として掲載すると、10000字という長さを理由に読んで貰えない。


オビに短しタスキに長し。連載としては短いけど短編にしては長い。そんな中途半端な長さの中編小説を専門にしている僕みたいな書き手は、本当どうすればいいんでしょうか。

悩み過ぎて夜も8時間しか眠れません。

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― 新着の感想 ―
[一言] 1万文字は、たしかに微妙なラインですね。 個人的には短編1ページの1万文字でも読みますが、それには読ませるだけのかなりの力量が必要だとも感じます。 1ページ内であれば2万文字を越えるとちょっ…
[一言] この間一万字弱くらいの短編を二話にわけて連載・完結にした不作法者です、こんにちは、ごめんなさい。 なぜそうしたか、というと、作者様と同じく「短編にはちょっと長いか?」というのと、「いつか続き…
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