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65.apple

「おはよー」

「おはようございます」

「……おはよう」

「おはよう……」

「あぁ、おはよう」

「……チッ。おはようございます」

「おはよう」


 “挨拶運動をしよう”という私の提案は、思いのほかすんなりと通った。


 どう考えても反対しかしないだろうと思われたひとも何故かさらっと納得し……何故だろう。まぁ、個人的にはその方が家が明るくなっていいと思うけど。


「久々に全員そろっての朝食だね! へちっ」

「……いやなんかもうほんとすみません」

「リリツァスはあなたを責めているわけではない、姫」

「そ、そうだよ!? へちっ、え、嫌な思いさせたならごめん!」

「朝から謝罪大会はやめたらー? 湿っぽくなっちゃう」

「あ、そ、そうだね、へちっ」

「……結局ういろうはまかろにに勝てないのか……」

「ええと、うん、マカロンじゃない?」

「まかろん……すき……」


 賑やかな朝食の席には、誰一人として欠けていない。


 ――口に出すひとはいないけれど、私への疑惑が晴れたわけじゃないと思う。

 私が彼らを裏切って、妖精狩りに加担する可能性だって、当たり前だけどゼロじゃない。私の気持ちなんて関係なく、立場とか種族の違いとか、そういったものの観点からそれは持たれてしかるべき疑惑だ。


 それでもみんなの雰囲気が優しくて、気分が明るくなった。


「あ」


 カーチェスがふと思い出したように声を上げた。


「なに? 何かあったー? カーチェス」

「何かというほどでもないけど……料理当番」

「げ」


 リリツァスが片頬を引きつらせておかしな声を上げたが、無理もない。


 料理当番と言えばもちろんあれだ。来週一週間、それぞれに割り振られる料理担当日を決める、あれだ。


 いや、別にそれを思い出すことに咎はない。無論いずれは決めなければならないことだし、というか明日からの当番なのだから今日中に決めなければならないのは明白だ。


 だが、それをこの場で言うのか。


「ちょっと、カーチェス……」


 ユンファスもせわしなく視線を彷徨わせながら、非難がましい声を上げる。


 当たり前だ。


 この場には、全員がそろっている。


 つまり、()もそろっているわけで。


「あ……、ご、ごめ」


 カーチェスが前言撤回をするがごとく謝罪を口にしようとするが、それを遮って幼い声が響いた。


「料理……やる!」

「いや待てそれはまずい」


 ノアフェスが真顔でそう言うも、彼――エルシャスは喜々として立ち上がる。


「姫へのお菓子……今度こそ、つくる……!」

「あ、標的私なんですね! 嬉しいような何とも言えない複雑な気分何だろうコレ!」

「姫が標的なら僕らは関係ないってことー?」

「そこで見捨てる発言はおかしいと思いまーす! というか料理当番の話なんですからお菓子以前の問題じゃないですか!」

「あーそうだった……やばいねぇ」

「ぼく……がんばるの……!」

「俺たちはまだ死ねないんだ……!」

「ノアフェス格好良く言ってるけどその手のういろうどうにかして」

「というか、貴女。貴女が何とかしなさい!」

「は!? な、何でそこで私なんですか!?」

「ここ数日間勝手にじめじめと落ち込んでいたのはどこの誰ですか責任を取りなさい」

「いやそれこの場で全く関係ないですよね? むしろそれの責任どうやってこれでとれるのか想像できないっていうかそもそも私の腕力でエルシャスに勝てるとか天と地がひっくり返ったって無理な話です」

「役に立たない人ですね!」

「役に立たなくて悪かったですね!! そうは見えなくても! 女なんで!! 無理なもんは!! 無理!!」

「いや二人とも落ち着いて」

「あああここは俺が何とかするから姫は逃げていややっぱ無理だったごめん姫ひくちっ」

「諦め早すぎません!? まだ何にもしてないじゃないですか!」

「――全員、とりあえず落ち着いてくれ」


 ルーヴァスが立ち上がり制止の声を入れると、一応場が収まる。

 ただ、肝心なところは何一つとして解決していない。


「エルシャス、料理に関してだが。……その、もう少し……そう、練習を。練習を重ねていくべきだと、わたしは思うのだが。どうだろうか」

「れんしゅう」

「あなたは元々、料理についてあまり知らないだろう。だから、練習を」

「あー待った待った。あのさルーヴァス、練習はいいけど、それに誰が付き合うわけ」


 ユンファスが青ざめながら辛うじて保たれている笑顔でルーヴァスに訊ねた。もっともな意見だ。


「それは……その」


 何となく、ルーヴァスの表情から察した。


 このひと、自分がやるとか言い出すだろう。


 そもそも責任感が強いだろうルーヴァスがこんなことをいつまでも野放しにしているわけがない。


 ――なら。


「あの」


 私が控えめに手を上げると、視線が一斉にこちらに集まった。


「エルシャスに条件を出していいのなら、……私も、頑張ってみます」


 私の言葉に、しばしの沈黙が流れ。


「……は」


 間の抜けた声が、響く。


「……い、……いや、姫。それは、少々、その、無理があるのではないだろうか」

「あると思いますが」

「即答だな……いや、あなたの心遣いはありがたいのだが。これに関しては、あなたの手に負えないと、先ほどあなた自身も言っていただろう」

「まぁ実際、負えないと思います」

「わぁ断言するね」


 私はエルシャスの方を見ると、彼にこう言った。


「あの、エルシャス」

「なに……?」

「私と一緒に、料理の勉強しません?」














「……なぜこうなったのか、わたくしには理解しかねます」


 シルヴィスが憮然とした態度で零した溜め息交じりの言葉を、「そんなことを言ったら良くないよ」とカーチェスが(たしな)める。そう言っている間も、全員本棚を漁る手は止めない。


 今の状況を簡単にご説明。


 エルシャスに料理を一緒に持ち掛けようとした私だったが、ふとあることに思い至り、青ざめたのである。つまり、エルシャスと一緒だとリオリムに頼れないのだ。ということは私はレシピが分からない。まぁルーヴァスたちからもらった紙にいくらかレシピを記したものはあるのだけれども、それだけで凌げるとは思いにくかった。リオリムに自室でレシピとかコツのようなものを聞いて紙に記そうにも、実際の台所でやはり具体的に材料を示してもらわないと多分ちんぷんかんぷんだ。名前もわからないものばかりに囲まれた台所では、到底一人で何もできそうにない。


 そこまで考えた私が「レシピってこの家にありますかね?」と聞くと、なんと彼らは全員でレシピを探してくれるとのことで。……やはりなんだかんだで彼らは優しいのだなぁ、と思う。


 まぁでも多分、これはエルシャスへの料理教育をどうにかしたいという気持ちの表れでもあるのだろう。


 エルシャスが大暴れしたあの日、女だからか人間だからかはわからないが、結局彼は私にその驚異的な力を振るうことはなかった。だから私なら教育できる可能性があると思ったのかもしれない。現に今、エルシャスは無理に台所へ向かうことはせず、私の隣でちょこんとぬいぐるみを抱えて本棚を漁る六人をぼんやりと待っている。

 私と一緒に料理の勉強をしないか、と聞いた時、彼は「べんきょう……?」と首をかしげてから「姫といっしょ」と呟き、やがて「……やる」と私を見つめたのだった。この子は多分、料理の仕方を知らないだけで、教えればどうにかなるのではないか。


 まぁとにかく、そういうわけで。


 とりあえずは現在全員総出で地下の本棚でレシピ本を絶賛捜索中、と。


 ――ちなみに地下の本棚というのは、私の自室の手前にずらりと並んだそれなりに立派なものだ。が、如何せん私自身がこの世界の文字を未だまともに習得していないせいで縁がない。 それなりに新しそうなものもあれば、かなり年季の入った本や魔術書ですかと聞きたいくらい怪しげなものまで揃っているのだが、表紙の文字が読めないというのは致命的である。まったくもって興味が湧かない。よしんば湧いたとしても読めない。一ページ開いてみたら一文字目から意味不明とかもう、絶対読む気がしない。


 いやそれはいいとして。


 まぁ早い話が、私はこの本棚に全く手を付けていないわけだ。地下の掃除は、私の部屋となっている元倉庫とこの本棚周辺は行ったが、他の部屋は鍵がかかっているのか開かなくて手を付けていない。当然、タイトルも読めない本の整理なんて全くしていないわけで。


「……あの皆さん、この本棚、整理してないんです?」


 名前順とか種類順とか、とりあえず何かの規則を持って整列してあるのなら、少なくともここまで探すのが遅くなるわけはないと思うのだけれど。


 と、私のその発言は的を射たものだったようで、しれっとノアフェスが私の疑問に答えてくれた。


「とりあえず適当に突っ込んでる」

「並べましょうよ!!」

「この数を並べるのは至難の業だぞ」

「最初から並べておけば問題なかったと思います」

「後の祭りだな」

「他人事ですね!!」


 残念ながらもし整頓するというのならこれは私がやるしかないようだ。文字の読めない私が。これは酷い。


「スジェルクに何とかしてもらおう……」


 私がぼそりと呟くと、カーチェスが「何か言った?」と首をかしげて訊ねてきた。


「いいえ特には……。これは、整頓が大変そうだな、と」

「あぁ、うん、無理にやらなくてもいいんじゃないかな」


 カーチェスははにかみながら苦笑を見せる。どうしてそうなるんだ。


「いやでも不便ですよね?」

「うーん……一回読んだ本はあまりもう一度手に取ることがないからなぁ……」


 それはすさまじく記憶力がいいということですか。それとも単に興味が薄い、気に入らない本しかなかったということですか。

 前者だとしたら妖精って何なの。顔面偏差値は無駄に高いし声も綺麗だし何だかんだで優しいし、そのうえ記憶力もいいとかもう色々スペックが高すぎて凡人の私はついていけない。

 このひとたちを私に惚れさせるとかあの道化師は頭でも沸いているのか。私に何ができるというのだ。掃除でどうにかしろと? どう考えたって無理に決まっている。まぁそのあたりはもう既にすっぱりと諦めているけれども。


「……あ。あったあった、これじゃない?」


 ユンファスが埃を落とすように叩きながら取り出した本は、やけに装丁が凝った、おとぎ話ですかと聞きたくなる感じの本だった。厚さもかなりある。


「……それ、本当にレシピ本です?」

「うん、そうだよー。ほら」


 ユンファスは固い表紙を開き、中をぱらぱらとめくってこちらに見せてくれる。

 ……文字はまるで読めなかったが、フルカラーでイラストが載っているのは見て取れた。うん、なるほど。これなら文字の読めない私でもわかるかも。


「かなり詳しく載っていそうですね」

「あぁ……その本は結構古くから根強い人気のある。良いレシピが載ってるし、結構料理の幅も広い。料理初心者から上級者まで勉強になると評判のものだな」

「なるほど……! じゃあ私でも料理が出来そうですね」

「……。……? あなたは、さほど料理の腕が悪くはなかったと記憶しているが?」

「あ、いや、うん、まぁ、でも、その。ほら、上達とかしたいじゃないですか」

「……君は努力家なんだね」


 カーチェスが微笑んでくれるが、残念ながら違う。上達したいだとかそんな崇高な思考以前に、そもそも料理ができないと私がこの家でできることは掃除しかない。掃除婦という価値しかない、顔も頭も性格も平々凡々な女とか、何の魅力もない。いや別に特別魅力が欲しいかと聞かれたら、そんなものは逆立ちしたって無理なのでとうに諦めているんだけれども、人間として最低限、まともな人付き合いができるくらいの魅力は欲しい。

 つまり何が言いたいかというと、何もできないより何かできたほうがいいからとりあえず勉強、と。あと、料理当番が回ってきた時にリオリムに頼りきりにならなくて済むように、というのもあるが、結局はただ単にそれだけの思考回路である。まったくもって努力家の発言ではない。


「よし。エルシャス、これで一緒に私と勉強しよう!」


 私がエルシャスに向き直ると、彼はぼんやりと一、二度瞬きした後、「……おー」と可愛らしく拳を振り上げたのだった。

はいみなさまお久しぶりです天音ですこんばんは。


ところで5月25日って何の日かわかりますか。


……え? 過ぎてる?


いやいやそんなわけはない。よしんば過ぎてても気にしたらダメです作者が泣きます。


はてさて、何の日でしょうか。


多分わかる人は皆無だと思うので僕が一人で主張します。


ままてん2周年の日です!!



いやぁ、すごいですね!

2周年の月にお気に入り登録1000突破。おめでたいことが続きます。え? 一周年記念の記憶がない? いいんですそんなことは。気にしたら負けです! 忘れてただなんてまさかそんなことは。

……話を戻しまして、まぁ正確に言うならままてんの元、「白雪姫の継母に転生しました。さて、崖落ちENDを避けるにはどうすればいいでしょうか?」の掲載日が、この日になります。

多分最近ままてんをお知りになった方は、このタイトルもご存じないのでしょうね。感慨深い……あの悪ノリの書下ろしがすべての始まりでありました。

そんな拙い本作がここまでやってこられたのはもちろん、今読んでくださるあなたのおかげです。本当にありがとうございます。


はてさて1000人突破ならなんかやりたいよなぁ、と思う天音。イベントごとが嫌いじゃないのでこういういらない思考は許してやってください。


しかしあれだ。まったくもって何の準備もしていない。


まぁ計画性なんて皆無の人間なのでね!


つい先だって二次創作の許可を出した(※詳細は割烹にて)ので、ままてんの二次創作を集って参加者に参加賞を贈る、という手も考えたのですが、たぶん二次創作を作れるほど皆さんままてんのキャラが把握できていないのではないだろうか。


というわけで。



ここで、それなりにキャラの詳細を書いてみたいと思います。裏話なんかもちょこちょこと。

誰の発言かわからない、というときは何となく見返したらわかりやすいかもしれません。


では、どうぞ。





ルーヴァス;

 一人称;わたし 二人称;あなた 髪/眼;銀/紫紺

「~だ」「~なのだな」「~なのだろうか」「~かもしれない」「~なのか?」

 とにかく固めの、少し近寄りがたい感じの口調です。

 容姿は登場人物紹介にある絵の通りですが、うーん……多分FAYの方が色々ぶつくさ文句を垂れ流していたので、また更新します。顔とかはあまり変わらないと思いますが、もっとこう、エルフっぽく装飾品を付けたいとかなんとか。最初からやっておいてくれ。

 えー、実はこのひと、とある作品で一目ぼれしたキャラが元なのですね。まったくもって背景が違うので、面影なんて微塵も残っていないのですが。

 とにかく全員から一目置かれているけれども、お互い近寄らないでいる関係、という感じが理想的なようですが……心配性なひとなので、無理ですな。

 本文中、やたらと一ヶ所、彼の容姿で強調しているところがあると思います。他は忘れても、何となくそこは覚えておいた方がいいですかね。



ノアフェス;

 一人称;俺 二人称;お前 髪/眼;黒/赤

「~だ」「~なんだな」「~なんだろうか」「~かもしれん」「~なのか?」

 ルーヴァスに似て少し固めですがルーヴァスよりは崩れた口調。

 容姿は割烹を除いていらっしゃる奇特な方は何となくご存じのはず。右目に黒い眼帯をした、襟巻で口元が隠れてるひとですね。目は鋭すぎず可愛すぎず……まぁ、性格が賑やかなものが好きな人なので。

 気づいていらっしゃる方がいるのかどうか本気で疑問ですが、実は最初より今の方が、彼はだいぶはっちゃけてきてます。始終真顔ではありますがかなりふざけることが好きな感じがでてきたかなぁ、と。

 そういえばこの前ノアフェスの簪が出来上がったと思ったら即座に壊れました。……壊れるというよりパーツが外れた感じ? そのものはそれなりに綺麗な出来だったのに、ろくに計算もしないバカが作るとああなるからまったく……FAY、あなたのことです。



シルヴィス;

 一人称;わたくし 二人称;貴方、貴女 髪/眼;紺/金

「~です」「~なんですね」「~でしょうか」「~かもしれません」「~なんですか?」

 丁寧な口調、がとにかくポイントですかね。でも固くなりすぎない程度に。ここ随分固くありません?という方は報告いただけると……

 容姿はまだ出していないですが、右目が髪で隠れがちな、軍服まがいのものを着た感じの青年に。帽子もかぶってたかな。

 個人的に一人称を平仮名で打つのが紛らわしくて、間違っている個所は多いだろうなぁ、と思いながらもあまり見直せていない現状です。もう知らない。

 最初の方の首筋のアレは、かなり後々に判明することですね。

 人気の高い彼ですが、本気でまともにデレないので「デレはよ!」という方はすみません、根気強く待ってあげてください。



カーチェス;

 一人称;俺 二人称;君、あなた 髪/眼;白/紅

「~だよ」「~なんだね」「~なのかな」「~かもしれないね」「~なの?」

「~です」「~なんですね」「~でしょうか」「~なんですか?」(ルーヴァスと二人きりの時のみ確認)

 柔らかい口調がとにかく大事。落ち着いた感じが出ていればいいなぁ。照れるけど。ルーヴァスと二人で話す時はほぼシルヴィスと変わりませんね。個人的にイメージとしては同じ言葉でも、シルヴィスの方がつんつんした感じはしますけど。

 最年長ですから、やはり落ち着きが出ているといいかな、と。照れるのも、大げさにというよりははにかむ程度で。何かやたらと距離が近かったら慌ててテンパるとは思いますけど。

 容姿は、一番女性っぽいと思います。とにかく柔らかい印象の美しさがあればなぁ、という感じで。聖職者っぽい服とか身に着けてたかもしれない。忘れました。



リリツァス;

 一人称;俺 二人称;君 髪/眼;浅紫/紺

「~だよ!」「~なんだね」「~なのかなぁ」「~かもしれない……」「~なの!?」

 とにかく感情表現豊かな感じで。割合「!」「!?」の記号が多めのキャラだと思います。元気な感じがあればそれでよし。

 実は彼が一番髪の色に迷ったキャラです。元々茶色を考えていたのですが、ちょっと落ち着きすぎた色だなぁ、と思い、変更。パステルカラーなのにはきちんと意味がありますよ。でも本文中でははっきりと書かないと思います。いつかその理由も書けたらいいのですけれど。

 元気で、子供のような彼はかなり人気ですが、たぶん後編は今よりもさらに人気が高くなるのかなぁ……

 かなりえぐい話が来ると思ってください。以上。



ユンファス;

 一人称;僕 二人称;君 髪/眼;金/緑

「~だよー」「~なんだねぇ」「~なのかな」「~かもしれないねぇ……」「~なの?」

 語尾を伸ばすことが多めですかね。含みのある感じで。

 金髪ですが、彼は少し黄が強い金髪、というイメージですかね。

 とりあえず容姿は一番華やかだと思ってください。編み込みとか花飾りとか女子かよという勢いという感じ。多分仲良くなったら主人公がその被害者になるのかなぁ……彼女は嫌がりそう……

 まぁ彼についてはなんていうか、ほんとに「女子かよ」というひとだと思ってください。アクセサリーが好きとか花が好きとか、とにかく華やかなものが好きです。手先は言わずもがな、器用です。



エルシャス;

 一人称;ぼく 二人称;名前、あなた 髪/眼;緑/蒼

「~……だよ」「~なんだ……」「~なのかな……」「~……かも……」「~……なの……?」

 口調、というか台詞にほぼ「……」が入るキャラです。

 一番恐怖なのが彼の一人称。絶対漢字のところが大量にある。泣きたい。

 背は低いです。主人公と同じくらいかな。主人公が少し高めの背の女の子という設定なので(白雪姫が低めの設定なので、対抗するように(笑))、目がちょうど同じ高さ……みたいな。

 とりあえず主人公に敵意を示すことはないです。主人公が忠告を守っている以上は、おかしなことにはなりません。

 でもあの事件については、忘れないように。




 妖精は、こんな感じですか。

 主人公は、好きに解釈してくださって結構です。個人的に無個性に近くしたかったのですが、まぁ無理でしたよね。ばりばり喋りまくってるし、そもそも人気投票で一位とっちゃうし、こわ……あなた主人公ですよ……



 それにしても、ままてん二次創作イベントをいつかしてみたいなぁ。どんなものでもいいから作っていただいて、読者さまの中のキャラのイメージとかこういう話希望とか、具体的に見てみたいです。あわよくばそれを期間中に行って参加賞授与!的な。

 まぁ遠い未来の話というか実現不可能ですね!


 実現不可能で思い出した。いつかあれもやってみたいのですよね。「ままてんファンの集い」みたいな。適当にどっかの小さいホールか何かを借りて、読者の方に集まっていただいて短編を配布したり動画を公開したりとか。面白そうですよね。無理だと思いますけど。そう、言うだけならタダなのだよ。



 あぁ、そういえば。


 お気に入り登録1000人突破の記念に何かしようと思っていましてですね。

 何か希望はありますかとお尋ねしたところ、ありがたいことに色々と意見の方が集まりまして。

 全部はネタバレの関係で難しいのですが、可能なものは描いていこうと思います。

 公開はちょっと後になると思いますが、気長にお待ちくださいませ。



 では、本日はこのあたりで悪霊退散されたいと思います。



 以上、手首が痛い天音でした。……腱鞘炎かな?

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