宣戦布告、全艦出撃準備
東京空襲から7ヶ月たった
ある日、
この日、聯合艦隊が日本から姿を消した
12月5日、
「そろそろだな、全機収容後出発だ」
この一言をさかのぼる事7ヶ月
「フジヤマノボレです、これが今回の暗号です」
山本が苦い顔をしながら言った
「...苦渋の決断、有難う」
和泉が作戦計画書を見る
「付きましては、パイロット育成のための準備期間を下さい」
帽子を被り部屋を出ようとする山本
「分かった、こちらもそちらを精一杯支援する」
そう言い終った直後、突然目の前が真っ白になった
「これも、NHKに渡してください、」
そう言って計画書っぽい紙の束を渡した
「分かった、渡しておく」
そう言い終わると計画書っぽい紙の束に目を通した
「!!、おい山本長官!!」
しかし時既に遅し、山本は部屋を出ていた
「あ~ぁ、こりゃぁ一杯食わされた、」
仕方なくNHKに電話する和泉
ちなみに、NHKからの返事が
「...え!?」
だったそうだ
聯合艦隊、
「さて、栗松さんスケジュール出来ましたか?」
帰り際に金剛によった山本
「ああ、概ね出来た」
そう言って紙を渡す栗松
「じゃあ、あとは貴方の鬼教官ぶりを発揮してください、」
そう言って帰ろうとしたとき
「なぁ、長官、本土防衛警備隊の本部ビルの海戦隊の部屋、使わないのか?」
ここで説明しておこう
先のユーラシア大戦で自衛隊は本土防衛警備隊と改名しており、
そのため、東京には本部ビルがある
中の構造は簡単で一つのビルの中にそれぞれ、陸戦隊、海戦隊、空戦隊、とそれぞれの部署がある
その部署の中で最高指揮官室と言うのが在り、唯一使われてないのが海戦隊の最高指揮官室だ
現在はちょっとした日本の戦の歴史資料室的な感じになっている
「こっちは陣頭指揮だ、使うのは情報部で十分だ」
そう言って金剛の艦橋を後にした
「さて、忙しくなるな」
そう呟いて赤城の艦長室に入った
7ヵ月後、
「長官、全機ローテーション終了しました」
先ほどまでの空中戦を見ていた見張り員
感動が収まらないのかちょっと声が高ぶっていた
「そろそろだな、全機収容後出発だ」
そう言って山本は指示を出した
「間に合わなかったのか、NHK」
そう呟いた山本
「全艦動きます」
その日、
12月5日は、
日本の空から聯合艦隊が消えた日だった
一方、アメリカでは、
日本大使館がホワイトハウスに直談判し宣戦布告、
最後の最後まで粘ったが結局破談し苦渋の決断で宣戦布告を選択した
そしてそれは、全世界に放映され混乱がおきていた
「ジャップめ、ついに来たか、だったらこっちは全力で迎え撃つ、太平洋のハワイ基地に全空母を招集してあっただろ、出動命令だ」
そう言ったのは大統領ロッジ・クード
「分かりました、」
ここで、ハワイ真珠湾の戦力を確認しよう
ジェラルド・R・フォード級航空母艦:
・ジェラルド・R・フォード(USS Gerald R. Ford, CVN-78)
・ジョン・F・ケネディ (USS John F. Kennedy, CVN-79)
・エンタープライズ (USS Enterprise, CVN-80)
ニミッツ級航空母艦:
・ニミッツ (USS Nimitz, CVN-68)
・ドワイト・D・アイゼンハワー (USS Dwight D. Eisenhower, CVN-69)
・カール・ヴィンソン (USS Carl Vinson, CVN-70)
・セオドア・ルーズベルト (USS Theodore Roosevelt,CVN-71)
・エイブラハム・リンカーン (USS Abraham Lincoln, CVN-72)
・ジョージ・ワシントン (USS George Washington, CVN-73)
・ジョン・C・ステニス (USS John C. Stennis, CVN-74)
・ハリー・S・トルーマン (USS Harry S. Truman, CVN-75)
・ロナルド・レーガン (USS Ronald Reagan, CVN-76)
・ジョージ・H・W・ブッシュ (USS George H. W. Bush, CVN-77)
ズムウォルト級ミサイル駆逐艦:
・DDG-1000 ズムウォルト・USS Zumwalt
・DDG-1001 マイケル・モンスーア・USS Michael Monsoor
・DDG-1002 リンドン・B・ジョンソン・USS Lyndon B. Johnson
オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲート:
・オリバー・ハザード・ペリー (USS Oliver Hazard Perry, FFG-7)
・マッキナニー (USS Mclnerney, FFG-8)
・ワズワース (USS Wadsworth, FFG-9)
・ダンカン (USS Duncan, FFG-10)
・クラーク (USS Clark, FFG-11)
・ジョージ・フィリップ (USS George Philip, FFG-12)
・サミュエル・エリオット・モリソン (USS Samuel Eliot Morison, FFG-13)
・サイズ (USS Sides, FFG-14)
・エストシン (USS Estocin, FFG-15)
・クリフトン・スプレイグ (USS Clifton Sprague, FFG-16)
・ジョン・A・ムーア (USS John A Moore, FFG-19)
・アントリム (USS Antrim, FFG-20)
・フラットレイ (USS Flatley, FFG-21)
・ファーリオン (USS Fahrion, FFG-22)
・ルイス・B・プラー (USS Lewis B. Puller, FFG-23)
・ジャック・ウィリアムス (USS Jack Williams, FFG-24)
・コープランド (USS Copeland, FFG-25)
・ギャラリー (USS Gallery, FFG-26)
・マーロン・S・ティスデイル (USS Mahlon S. Tisdale, FFG-27)
・ブーン (USS Boone, FFG-28)
・スティーブン・W・グローブス (USS Stephen W. Groves, FFG-29)
・リード (USS Reid, FFG-30)
・スターク (USS Stark, FFG-31)
・ジョン・L・ホール (USS John L. Hall, FFG-32)
・ジャレット (USS Jarrett, FFG-33)
・オーブリー・フィッチ (USS Aubrey Fitch, FFG-34)
・アンダーウッド (USS Underwood, FFG-36)
・クロメリン (USS Crommelin, FFG-37)
・カーツ (USS Curts, FFG-38)
・ドイル (USS Doyle, FFG-39)
・ハリバートン (USS Halyburton, FFG-40)
・マクラスキー (USS McClusky, FFG-41)
・クラクリング (USS Klakring, FFG-42)
・サッチ (USS Thach, FFG-43)
・ド・ワート (USS De Wert, FFG-45)
・レンツ (USS Rentz, FFG-46)
・ニコラス (USS Nicholas, FFG-47)
・ヴァンデグリフト (USS Vandegrift, FFG-48)
・ロバート・G・ブラッドレイ (USS Robert G. Bradley, FFG-49)
・テイラー (USS Taylor, FFG-50)
・ゲイリー (USS Gary, FFG-51)
・カー (USS Carr, FFG-52)
・ハウズ (USS Hawes, FFG-53)
・フォード (USS Ford, FFG-54)
・エルロッド (USS Elrod, FFG-55)
・シンプソン (USS Simpson, FFG-56)
・ルーベン・ジェームス (USS Reuben James, FFG-57)
・サミュエル・B・ロバーツ (USS Samuel B. Roberts, FFG-58)
・カウフマン (USS Kauffman, FFG-59)
・ロドニー・M・デイヴィス (USS Rodney M. Davis, FFG-60)
・イングラハム (USS Ingraham, FFG-61)
フリーダム級沿海域戦闘艦:
・フリーダム (USS Freedom, LCS-1)
インディペンデンス級沿海域戦闘艦:
・インディペンデンス (USS Independence, LCS-2)
以上の空母だけでも13隻居る大艦隊である
つまり、聯合艦隊総勢14隻はこの途方もない大艦隊に挑むのである
ちなみに、天城型の艦上機数は攻撃機27、戦闘機27の54機であり
4隻合わせても216機である
こうして、太平洋上に全てのこまがそろった
作者:いや~、久しぶりだ~
三笠:テストは?
作者:はは、トップシークレットッ!!
三笠:ランクで言えば?
作者:トップシークレットッ!!
三笠:はぁ~、駄目だこりゃぁ
作者:では、
三笠:また今度!!