表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/40

戦果報告

本土に帰島した聯合艦隊


先の核実験で沈みきった士気を高めるため、


戦果報告が行われていた


一方山本はあることを思いついたのか


長官室に紙を大量に持ち込む


これは一体何を指すのか


赤城会議室、


「全国放送...違う違う、全艦放送でお届けしております、今回の戦果発表です」

初っ端から読み間違えた山本


「え~、まず、ラバウル方面では太平洋艦隊を退陣させることに成功、三空母のうち二隻に大打撃を与えました、え~、ヤップ・ウルシー方面では、ウェークと合わせてカサブランカ級を全て鹵獲、ほう、やるなぁ、なお、今回鹵獲したカサブランカ級は海上保安庁に引渡しが決まっており、今後は日本近郊のパトロールや対潜哨戒に活用される予定だ、以上、戦果報告終了、」

プッツンと放送が消える


「全く、本土の防空は空戦隊に任せるとして、陸上攻撃機だな問題は...!」

いきなり何を思いついたのか会議室の紙を全部掻っ攫う山本


「そういやぁ、俺って前世、航空機開発に携わっていたな、あれをエーテルエンジンにすればいいんだ!!」

そう言うと長官室に篭ってしまった


「フフフ、見ておれアメリカ、今にこの大日本帝國を太平洋の不沈空母にしてくれるわ...」

そう言って鉛筆を紙の上で滑らせる


恐らく、この時点で山本は旧聯合艦隊壊滅と言うショックからまだ立ち直っていない


「アメリカめ、お前らの主要施設をこれで粉々の粉微塵にしてくれるわ...」

こうして、これが後に言う『怒りの山本、睡眠せず』


一方、

この様子を見ていた

黒島と井上


「なぁ、長官、キャラ変わったのか?」

黒島が青ざめた顔で言う


「あ、あぁ、あの顔は本気だ...」

井上も同じく青ざめた顔で答える


「い、五十六はん...」

何時の間にいたのか、赤城が顔面蒼白で立っている


「なぁ、井上、長官って航空機を開発してたのか?」

青ざめたまま質問する黒島、声が震えてる


「あ、ああ、なんせ、あの『九六式陸攻』の開発に携わったんだよ」

井上が青ざめながら答える


「...間違いなくスペックアップするな...」

黒島が呟く


「い、五十六はん...」

やはり、青ざめている赤城


「多分、設計図を描き終わるまであの状態は続くから、」

黒島が青ざめながら赤城に忠告する


「わ、分かったわ...」

青ざめながら首を振る赤城


「よし、ここはご都合主義で一気に設計図完成まで飛ばそう」

井上が切り出す


「ウィ!了解しました、お~い、作者」

青ざめながら黒島は呼んだ


ん?何?


「まいてくれ」


はぁ?何だって!?


「「まけ!!」」


分かりました...、



恐らく、と言うより、一週間後


「ふぅ~、お!、黒島に井上か」

山本が部屋を出る


「「は!何の御用でしょうか!!」」

ガチガチに固まる二人


「これをNHKに渡してくれんかね、俺は寝てくるから」

そう言うと紙の束を渡した


「「引き受けました!!!」」

冷や汗をかきまくる二人


「じゃあ、頼みましたぞ」

そう言うとまた長官室に入っていった


「五十六は~ん♪、一緒に寝ようや♪、」

枕を片手に赤城が長官室に消えた


「なぁ、井上」

紙の束を手に抱えた黒島が言う


「何だい?」

井上が返事する


「お前も少しは持ってくれよ...」

紙の束を井上の目の前に差し出す


「...四十五分間の空のたびをお楽しみください」

そう言ってダッシュでその場から消えた


「な、何だとぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!!!!!!!」

この叫び声で山本がおきてしまいキツイお叱りを受けたあと四十五分間の空のたびに出た


そして、

一式陸攻の中でも愚痴っていた


「井上...あんにゃろめ...」

貧乏ゆすりで腕組み、う~ん、威厳がある


「く、黒島戦略参謀長、いい話題は無いんですか?」

そう言うのは唯一の陸攻パイロット『伊敷 陸雄』


「む、海上保安庁の自衛艦隊と護衛艦隊にそれぞれカサブランカ級の引渡しが行われる」

黒島が不機嫌そうに言う


「自衛艦隊と護衛艦隊?一つじゃないんですか?」

伊敷が尋ねる


「うむ、自衛艦隊は主に本土の防衛を主任務としてる、護衛艦隊は輸送艦などの護衛を主任務としておるんだ、ちなみに、聯合艦隊の艦籍は海戦隊が保有しておるが、山本長官は憲法改正したら海戦隊を海軍にするらしい、」

現在、日本は実質空陸海軍を持っているが、憲法の都合上、空戦隊、陸戦隊、海戦隊となっている


「へ~、勉強になりました、まもなくNHKです、」

下を見ると滑走路が見える


「はぁ、井上め、帰ったら覚えておけよ...」

ここに、井上の運命が確定した


この後、無事に書類を渡した黒島は

赤城へ帰艦、井上とやりあった、

そのことは山本の日記にもあり、後に有名になる


「き、切るな!!俺はつまらん者だから!!!」


「...つまらぬ者を切ってしんぜよ、でやあぁぁぁぁ!!!」


「いやぁぁあぁぁぁめろぉぉぉぉおお!!!」


「また、つまらぬ者を切ってしまった...」


はっきり言って

泥棒三世のパクリであるのか?

と言うほど類似点が多い


後日、

海上保安庁にカサブランカ級を引き渡すために聯合艦隊が全て東京湾に集結

同じく引き渡される側の海上保安庁も自衛艦隊、護衛艦隊共に東京湾に召集

聯合艦隊総旗艦:大和と海上保安庁総旗艦:三笠にて調印式が行われた

ちなみに、カサブランカ級は応募にて名前を決定すると海上保安庁が応募を待っている状態である

こうして、久々の休日が聯合艦隊に訪れた



作者:さて、『航空母艦の相談所』に改名をしてのスタートです、今回は、恐らく二度と出ることがもう無い人の登場です


沼口:どうも!沼口正平海上保安庁総司令長官です!!皆元気か!!!!???


作者:はい、元気です、ところで、どちらの艦隊に所属ですか?


沼口:両方です!!


作者:激務ですか


沼口:激務です!!


作者:カサブランカ級の件はどうしますか?


沼口:みんなの応募、待ってるぜ★!!


作者:来なかったら、どうしますか?


沼口:ケツから『アーッ!!』してやるぜ★!!


作者:ちょっと過激すぎるんで修正かけました(ダラダラ)


沼口:サラダもう有りませ~ん!!


作者:御握りならあるぞぉ!!


沼口:誰にも邪魔はさせないぜ★!!


作者:誰も邪魔しないから急いでガツガツ食べないで!!


沼口:汚物地雷!!


作者:要らない!!


沼口:成仏しな!!


作者:神様呼ぶぞ!!


沼口:仕留めた!!


作者:見事!!


沼口:お前は寝てろ!!


作者:ひと暴れすんべぇ!!!


沼口:複数の敵部隊と交戦中!!!


作者:天皇陛下ばんざぁぁぁぁぁぁぁいぃ!!!!!


沼口:馬の骨め、貴様は強くない、


作者:ちょっと待った、さっきからなんでこんな風になってるの!?


沼口:さぁ?


作者:原因明らかにお前だよな?


沼口:撃てェェ!!!ぞっこく攻撃~!!


作者:グフッ!!後ろは無しだと、約束しただろ...(バタリ)


沼口:ひゃああ、大当たり~!


作者:おまけに一〇〇式機関短銃とは、お便り、お名前、待ってるぜ...


沼口:応募しないと『アーッ!!』だからな!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ