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猛将と名将、誇りを賭けた南太平洋


「700機全てを攻撃に回すよ!こっちには自動迎撃火器があるんだから!!」

ルシーの命令は25隻全てに伝わる


「発艦準備よし!!いつでもぶっ飛ばせます!!」

無線が旗艦:カサブランカに届く


「発艦!!」

この一言の合図と共にカタパルトで航空機が打ち出されていった


そうして空中で編隊を組み、

日本の聯合艦隊第二艦隊に襲いかかろうとしていた


聯合艦隊第二艦隊も黙って遣られるわけではなく、

攻撃機、戦闘機関係無しに次々と発艦、

艦隊上空で総勢六百九機もの艦上機が防衛線を築いていた


「あと百機ほど少ないが、皆の腕を私は信じる!!全員の奮戦を期待する!!」

無線を使い艦上機に流していた


「迎撃始めェエエエェェ!!!」

すると艦隊が一気に火を噴く

それにひるまず突っ込んでくる敵機を『新・屠龍』が追いかける


敵攻撃隊が目をつけたのが『信濃』


果敢に挑んでくるものの、妹を守ろうと火を噴き続ける大和と武藏、

そして、上空直援隊に阻まれ中々攻撃が出来ない


攻撃できたとしても、高性能機関砲に迎撃されるか、海に空しく突き刺さるだけである


「敵は、あせり始めてるな」

上空の様子を見ながら山口が言う


「んん!?、しまった!!飽和攻撃をかけるつもりだ!!弾幕もっと張れ!!」

山口が気づき命令を出す

敵機が一気に信濃に向かう


「いくらなんでもこの数は無理よ!!三ツ木!!」

信濃が敵機で覆われた空を見て震え上がり、

首にかけてある三ツ木からもらったお守りを握る


「大丈夫だ!!取り舵一杯!!増速準備!!」

山口が信濃に叫ぶ

グンと信濃が急旋回、

そのまま増速し、たちまち、何もない水面が出来上がった


「今ので、使い果たしたはずだ!!」

窓の外を見る山口


「敵機引き上げます!!」

この一言が、第二艦隊反撃の合図となった


「一式は敵旗艦を狙うように!!攻撃隊は着艦して兵装を取り付けろ!!」

すると、先ほどまで空中戦を行っていた攻撃隊が舞い降り、

甲板上でそのまま魚雷やら八百キロ爆弾をつけて、すぐさま発艦、


勿論、攻撃の矛先は敵の空母


「全艦各個対空戦闘用意!!」

きずついた攻撃隊を収容し、対空機銃が動き出す


「ファイアー!!!」

次々と、銃弾を吐き出す対空機銃


しかし、微動だにしない日本の攻撃隊総勢六百九機


それもそのはず、日本の航空機はエーテルエンジンのスピードについていくために重装甲化しているのだ


「なんで、当たっているのに、」

被弾を気にせず突っ込んでくる日本機に恐怖心がいぶりだされる


「!!、あれは、ワンショットライター!!?」

一式陸攻を見て驚く


「ライターが低空飛行に入りました!!」

雷撃体制の一式陸攻を見て艦橋にいる全員が驚く


「取り舵一杯よ!!急いで!!」

叫ぶルシー


「アイアイッサー!!」

操舵輪が勢いよく回る


しかし、時既に遅し、


魚雷を投下し、高度をとるため、一式陸攻はカサブランカの飛行甲板すれすれを飛び越えていく


そしてついに、魚雷が中央に命中


艦魂:カサブランカが悲鳴を上げた


「カサブランカ!!」

そう、ルシーも艦魂が見えるのだ


「いいの!私にかまわず指揮を取って!!」

制服の中ほどを血の赤が染め上げていた


「分かった!」

しかし、


このカサブランカの願いも空しく、

次々と僚艦たちが被雷、


急降下で飛行甲板を使用不能にされ、

作戦行動を行えなくなっていた


こうして、

カサブランカ級五十隻は日本の手に渡り、

このヤップ・ウルシー沖海戦は、


アメリカが負けた



作者:クソゥ...作戦終了時刻だ


三笠:ゆっくり休んでね


作者:しばらくの間、音信不通になりますが、必ず戻ってきますので!!では!!


三笠:また会おう!!

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