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ウェーク

作者:クソゥ...お便り一通も来なかった


三笠:読者に頼りすぎるんだよ


作者:アニメ漫画ネタに変えてから急に減ったんだよ


三笠:お前の執筆人生も終わりだな


作者:...


三笠:ん?今日は大人しいなぁ


作者:後二作品やってもうやめようかなぁ...


三笠:艦魂小説やるってうるさかった奴が、大人しくなりやがった


作者:初めのころは零件でも気合で乗り切れたけど、流石にこの年になると...


三笠:クソ爺!?


作者:違う違う、『高校生!?』です


三笠:で、アニメ漫画ネタうけてるの?


作者:あんまりうけてないようで...


三笠:その内ブームが来る、頑張れな


作者:笑いながら言うのはちょっとね、まぁ、小説をどうぞ


6月25日、


この日、


呉軍港より聯合艦隊が総出撃した


第二艦隊は全速航行で八日間かかるため、


第一艦隊が前衛部隊という役割を引き受けてる、


何としても敵との戦力を縮めるために、第一艦隊は陸上攻撃を成し遂げねばならなかった


そして、運命の6月27日前夜、


この日の天候は雷雨、その為なのか、時たま雲が光って見える


「あ~、これ明日も降ってたら発艦は無理だな」

山本が窓の外を見下ろして言う


「だったら、戦艦の出番ですよ、この嵐に紛れ込ませて島を砲撃すればこっちが有利ですからねぇ」

そう言ったのは黒島


「そうですね、明日の天候しだいで攻撃方法が決まりますからな」

井上が言う


「あ、そういえば、一式陸攻のパイロット決まったか?」

山本が聞く


「ええ、その場で決定したそうです」

井上が答える


「で、誰なんだ?」

山本が言う


「たまたま一人、予科練で一式陸攻の専科を取っていた『伊敷いしき 陸雄りくお』、まぁ、発音も似てますので、渾名が一式陸攻だそうです...」

黒島がプロフィールを読み上げる


「とんだ偶然だな~、お手並み拝見したいね」

笑いながら言う山本


「えぇ、実力はあるようです」

井上が言う


「さて、明日の天気に全てをかけるか」

静かに呟く山本


6月27日、


「駄目だこりゃぁ、制空用の『新・零戦』を出すか」

山本が眼下に広がる薄暗い雷雲を見る


「戦艦部隊が、出撃します」

黒島が報告する


「第三飛行甲板開放します」

井上が報告する


一方、

第三飛行甲板、通称:第三甲板 では、

閉じられていたシャッターが開き、『新・零戦』が待機していた

今回はあくまでも制空任務なので、攻撃隊の出番は無い


一機一機と舞い上がる『新・零戦』

それぞれの艦の隊長を紹介しよう


まずはわれらが赤城零戦隊隊長:坂井 三郎


天城零戦隊隊長:岩本 徹三


高雄零戦隊隊長:檜 與平


愛宕零戦隊隊長:杉野 計雄


以上の新鋭四人で構成されている

こうして、空母周辺の制空権は着実に取られていた


そしてその頃、戦艦部隊はというと


「うわ~、視界零!」

嵐の中で奮戦していた


「ウア!!、森下指揮官!!こんな天候で砲撃できるんですか!?」

横揺れが激しい艦橋は、操艦員も必死である


「当ったり前だろ!!、レーダー始動用意!!」

羅針盤にしがみ付く森下


「ウッ!!クッ!!!、流石は栗松さん、技量が高い!!」

窓の外の金剛を見ながら言う


現時点で蛇行運転していないのはやはり、金剛一艦のみである


「ほ、本土より入電!!、その海域の雷雨は現在、台風へ成長中!!だそうです!!」

計器類にしがみ付く通信員


「さっさと終わらせよう!!ひどい目に会う前に!!」

森下が号令をかける


「レーダー始動!!、敵空母半数いません!!」

レーダーに映ったのは半数の二十五隻のみ、しかもその全てがカサブランカ級だ


「山本長官に打電しろ!!陸上航空基地を優先しろ!!」

額から汗が流れる


そして、ついに戦艦たちがその主砲を撃つ時がやってきた

上部も、下部の砲塔も轟々と音を立てて旋回し狙いを定める、


「よし、準備は!!」

森下が叫ぶ


「いつでもいけます!!」

返事が返ってくる


「テェェッ!!!」

眩い閃光が発せられ轟音と暴風雨の音が交じり合う


そして打ち出された火薬の塊は、

コンクリートで整備された滑走路に直撃し信管を作動させ爆発

一瞬にして滑走路に穴を開けた

格納庫も同じで、

真っ赤に燃えていた

やがて戦艦たちはその巨体を湾口に向け、

湾口に機雷を投下して、何事も無かったかのように嵐の中にまぎれて消えた


一方、

戦艦部隊の入電を受けた空母部隊は、

基地航空隊を支援しようとしていた敵攻撃隊に見つかり、

現在零戦隊が交戦中だった

しかし、隙を見てはミサイルを撃ち込む敵攻撃隊、

察知されないはずと思う方も多いでしょう、

アメリカはレーダーに映らない日本艦艇の対策として、

直進だけするミサイルを作り対応していた

その為、山本たちからしてみれば、

速度の速い空中魚雷と見て取れる

その為、空母部隊は現在必死の操艦を見さていた


「敵弾!!一時方向より直進!!」

見張りが報告する


「揚げ舵三十度!!面舵一杯!!」

山本がしがみ付く

格納庫内の爆弾や魚雷、攻撃機は固定されている、

何故?、


それは、

三次元での操艦が求められるためである

今までの洋上艦艇は右左で十分だったが、

今回の空中艦艇はさらに上下も合わされるのだ


「後方!!七時方向!!下より敵弾直進!!」

見張りが報告する


「揚げ舵四十五度!!舵そのまま!!」

山本が操艦命令を出す


「敵弾直上!!接触軌道です!!!」

見張りが悲鳴を上げた



作者:ヤッホヨーイ!!やっぱり、一晩の徹夜は疲れるわ...


三笠:やりすぎ、自重しなさい


作者:駄目だ、この最新話を待ってる読者がいるんだ!!絶対にあきらめない!!


三笠:ふ~ん、で、その疲れをどう癒すの?


作者:皆のお便り...最近来ないよ~(泣き)


三笠:自業自得...


作者:じゃあ、寝るから後宜しく


三笠:皆の衆!!また会おう!!

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