就役
ついに就役した『信濃』
その脅威の性能が明らかになる
過剰に反応するアメリカ
そして、ついに衝突が起きようとしていた
一体それは何なのか?
12月20日、
この日、
全世界が注目する就役式が行われた
全世界の新聞、テレビ局が挙って最前列を取ろうとドック内では一時乱闘が起こった
それでも、式は無事に進み、クス球が鳩と紙吹雪、カラーテープを撒き散らすように
ドック内に大輪の花を咲かせる、
するとどうだろう、艦体がゆっくりと後ずさりしドックから出た
この瞬間、『信濃』は蘇った
「私、蘇ったんですね、」
そう言って隣を見る信濃
「はは、確かにな!しかし、凄い改造だったなぁ」
そう言うのは三ツ木
「うん、凄かったです!」
そう言って飛行甲板を見た
ここで、
信濃がどんな改造を受けたか説明しよう
まず、やはり外見さっぱり変わっていないが内部を徹底的に改造
飛行格納庫を一段から三段に改造し徹底した搭載力を見せた
『新・屠龍』の戦闘型を百八機、爆撃型を四十五機、雷撃型を七十二機の
合計にして二百二十五機の搭載力を誇る大型空母になった
さらに、装甲版も一新され、東京を守った特殊装甲版を採用し
飛行甲板は勿論のこと、艦体も特殊装甲がはられ、徹底的に重装甲化、
機関は軍機だが、エーテルエンジンになっており機関部のスペースを小さくした
これに伴い、格納庫でつぶれた船室を機関部の空きスペースに追加、
ベットも四段ベットを採用したが、寝心地こそよくなったものの、
これが四段のため、格段に狭い
最上段に至っては場所によって蛍光灯が目の前にあるのだ
これが怖くてたまらない、
「まったく、速度は五十ノット以上、おまけに、単艦で第七波攻撃まで出来る物資搭載力、そして極めつけが、旗艦設備、」
信濃の性能を三ツ木は次々としゃべる
「もう、お上手なんですから」
ほっぺを片手で支えて喜ぶ信濃、
「いや、褒めてないぞ!?」
苦笑いを浮かべる三ツ木
すると、
「おい!!集合だぞ!!三ツ木!!お前のことだ!!」
飛行甲板の艦橋の近くに人が集まっていた
「ヤッベ!!集合の時間だ!!信濃また後でな!!」
すると、艦橋に向かって走り去った
「うん、じゃあ、部屋で待ってる」
光に包まれ、甲板から消える信濃
「お、遅れました!!」
急いで整列した三ツ木
「遅い!!全く、これより、今後の我々の予定を説明する」
さっきから怒っているのは信濃戦闘隊隊長『有田 義三』
「我々は、初めての任務で沖縄へ行く事と成った!、以上だ、」
早速終わらせた有田
「え、もう!?」
三ツ木がツッコム
「ああ、今のところそれだけだ、全員、体を休ませておけ、解散!!」
ぞろぞろとパイロットたちは艦橋の中に消えて行った
ホワイトハウス、
「何!?新型空母だと!?今すぐ撃沈して来い!!!」
う~ん、やっぱりコイツの言うことは無茶がある
「そう言われましても、こっちはまだ負傷者が...」
マイクが言いかけた
「もういい!!貴様らは引っ込んでろ!!」
ガチャンと電話が乱暴に切れた
「ヨッシャ!!休暇いただき!!」
電話が切れたと共にガッツポーズをとるマイク
「ふぅ~、長官、貴方は鬼ですか!?」
マギがツッコム
「よし!これで休暇が増えた!」
ガッツポーズをとるジェラル
さて、
切れたロッジ大統領の怒りの矛先は別の所に注がれていた
王立航空機動隊、
この日、
優雅にバカンスを楽しんでいたイギリス機動部隊、
「もしもし、どなた様だ?」
司令長官『ダニエル・エドワーズ』が電話を手に取った
「新型空母が就役したことは知ってるな!!」
ものすごい剣幕である
「(五月蝿いなぁ...)ええ、知ってますよ!」
電話の向こうなのににっこりと笑顔を作るダニエル
「だったら!今すぐ!!出撃せんか!!!」
とりあえず耳がキーンとなったダニエル
「(う、五月蝿いッ!!)わ、分かりました、一日だけ時間を下さい」
未だに耳がキーンとなっていた
「だったら早くしろ!!」
ガンと電話が切れた
「ったく、おい、出撃命令だ、アメリカ大統領直々のな!」
嫌そうな顔をして部下に命令したダニエル
「アイアイッサー!!」
聯合艦隊、
「ん?出撃した?」
山本が確かめるようにもう一度聞く
「はい、敵の通信は傍受してます、明日には出撃するでしょう」
井上が報告した
「よし、信濃を向かわせろ」
艦橋の全員が凍りつく
「しかし!まだ実戦には早すぎます!」
井上が反対する
「だが、今、我が聯合艦隊は先の真珠湾攻撃で弾薬を使い果たしている!!」
黒島が反論する
「航海長、マレー半島沖に着くにはどれくらい時間がかかりますか」
山本が冷静に聞く
「は!イギリスの空母は恐らく七日、信濃を全速航行で進出させたら六日、我々聯合艦隊はたったの二日で進行できます」
電子航海図で説明をする航海長
「うむ、では、決戦は二十八日当たりか、よし、今すぐ信濃に打電しろ」
そろばんを叩き日付を割り出す山本
「了解しました!!」
張り切る黒島
「それと、我々は直ちに補給に向かう!以上!作戦準備!!」
号令をかけた山本、
東京湾上空に停泊する聯合艦隊は一路呉へその足を向けた
信濃艦内、
「何!出撃!?意外と早かったなぁ」
そう言うのは艦長『阿部 俊雄』
「はい、聯合艦隊司令長官直々です、」
報告を済ませる艦橋員
「まだ技量は目標まで達しておらんのに、仕方あるまい、総員臨戦配置だ」
命令が下されたので、サイレンが艦内を駆け巡った
かくして、信濃はその針路を南シナ海、マレー半島沖に進めた
ここに、全ての駒が揃おうとしていた、
作者:ヤッホヨーイ!!裏の小さな空き地で動物たちと戯れてきたぜ!!
三笠:なんでまた?
作者:いや~、かわいくって、ついつい
三笠:よし、行って来るわ、
作者:え、あ、ちょっと...行っちゃった、では、ゲスト~!!
天城:ヤッホー!!みんな元気かい!?
作者:ははは、元気過ぎて昨日恥かいたわ、
天城:ん?、何があったの?
作者:中学校の友達の後姿そっくりさんに『エンダーー!!!』っと言って抱きついいてきた
天城:...ホモ?
作者:いや、はっきり言うホモではないただのふざけあいだ
天城:で、抱きついた後は?
作者:その場で土下座して謝りました
天城:...変質者?
作者:違うから、わざとじゃないからね、
天城:じゃあ、何?
作者:たまたま間違えたんです
天城:おお、嫌だ嫌だ、触らないでよ?
作者:うん、グサッと来たんだけど...
天城:冗談だってば、ね?
作者:...夜中襲ったろうか?
天城:あ、え~と、断る、好きな人が居るから
作者:まったく、ドイツもコイツも、恋愛しやがって、(泣き)
天城:時間はいくらでもあります、願えば何時か叶いますから
作者:なんで笑ってるんだ
天城:...プッ!アハハハ!!
作者:...。
天城:ごめんごめん、許して(笑)
作者:...では、
天城:また今度!
作者:あ、三笠居なかったわ、ハバァナイスディ!!




