「実質私達結婚してるよね」「えっ⁉」
同居生活は、まあいいものだと思う。家賃も抑えられるし、一人じゃないっていうのは心理的にもそれ以外的にも結構なメリットになる。けど、
「私達実質毎日キスしあってるようなものだよね」
「ちょっと待ってどうしてそうなるの」
場合によっては、結構疲れる。まぁ楽しいけどね?
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私、琴月 柚羽には悸笛 梨穂という幼馴染がいる。…悸笛って初見できじゃくって読める?私は絶対に読めないと思う。
閑話休題
で、まぁ社会人になって、同居生活をその幼馴染と始めた訳ですよ。
「実質私達って毎日セッ○○してるようなものよね」
「ゴホッ…えっ?」
「だって毎日互いの体液が染み込んだ液体を体中に塗りたくってるわけだし」
「お風呂のことをそんな言い方しないでよ。しかも朝っぱらから」
なんか様子がおかしい、というかヤバい。真顔で言うことじゃない。…。てか私と同居生活する前はまともだったよね?むしろ無口気味だったじゃん。
「…ねえ、りほ、」
「なに?」
「私と暮らし始めてなんか心境の変化とかあった?」
「さぁ?」
聞いてるのはこっちなのに、なーんで首をかしげてるんだか…。
「…てか気付かないの?」
「何によ、あと近い 。抱き着かれると会話しづらい」
「ほら」
そう言いながら離れるりほ。
「てか抱き合うのって実質セッ…」
「こぉんどはは言わせないよ!!」
朝っぱらから言うなってさっきも言ったのに!!
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私、悸笛 梨穂は幼馴染の琴月 柚羽が恋愛的な意味で好き。そして同棲生活ができてることはうれしい、とてもうれしい。
…けど、
「ねーりほ、これ口付けちゃったけどめっちゃ美味しくてさ、食べる?」
「あ、りほ、寝ぼけてりほの歯ブラシ使っちゃってた。ごめんねー」
「りぃほぉ~、ちょっと抱き着かせて。……。でさぁ、上司が…」
「そうだりほ、一緒にお風呂入らない?絶対狭いだろうけど、久々に良くない?」
…。拷問。表情筋が死んでなければ毎日変な顔してた。確かに同性同士っていうのはある。けど気にしなさすぎる。襲いたい、言い換えると襲いたい。
前にちょっとは意識してほしくて思ったことを直で伝えてみれば、
「りほ、何言ってんの?」
…。じゃあ貴方は私に何してるか胸に手をおいては考えてほしい。むしろ私の手を置きたい。手よりも頭をのせたい。意識させたいし、私も幸せになれる。ぐっとあいであ。
「おっぱい貸して」
「???どゆことぉ?…まあ良いけどさ」
うん。毎日これを枕にしたい。
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りほが枕を欲しいとか言ってたから、一緒にショッピングモールまで買いに来た。
「…。ちょっと違う」
「ん?なんか言った?」
「別に。いっそ出来るだけ近付ける」
…にしても唐突だよね。いきなり「(ゆずのおっぱいを)新しい枕にしたい」って言い出すんだもん。しかも「(ゆずのおっぱいと同じ柔らかさの枕にしたいから参考用に)ゆずも一緒に来て」って言われたし。まあ暇だし付いていくけども。
「ゆず、おっ…腕伸ばして」
「?ほい」
「…。腕はこのぐらい…」
そして私の腕を触りながら枕を選ぶりほ。…。
「私の腕ってなんか硬さの基準になるの?」
「そ」
肯定なんだ。うーん、人の腕の硬さよりちょっと固いのがいい枕とかあるのかな?
☆☆☆
「やったー!!りほ!!500円だよ500円!!500円で取れたよ!!」
感情のまま、りほに抱きつく。
「…むぎゅ、ゆず……」
「あ、ごめん」
けど、すぐに離れる。なんでこんなテンション上がってるかというと、なんと!!クレンゲームにて!!でっかいシマエナガのぬいぐるみをゲットしました!!
………。ん?
「りほ、そんな荷物多かったっけ…?」
「げっとした」
「えっ」
「あげる」
ええと…、ぬいぐるみに3つに…ゲーム機⁉
「とても良い実力機だった」
「ええ…」
「1600」
「え゛」
…そういえば、りほって昔っから滅茶苦茶器用だったような…けどここまでとは…。
「あとで一緒にあそぼ」
「ありがとー、りほ!!」
「わぷ」
☆☆☆
「あ、お二人さん、荷物多そうだけど大丈夫?持ってあげようか?」
…店員じゃないね。…まさか、ナンパ?ナンパって「カフェ行こうぜHAHAHA」みたいな感じだと思ってたけど、こうゆうのもあるのかな?
「ナンパはいらない」
しほ、ナンパだと決まったわけじゃないのに凄いばっさり断るね…。
「い、いや、そんなこと言わずにさ、荷物持ちが一人いた方が…」
「車で来てるから要らない」
「け、けど重そうにしてるし…」
「ゆ…ゆーちゃん、荷物全部渡して」
…?なんで中学校以来のゆーちゃん呼び?いっつも柚羽だからゆずって呼んでるのに…。まぁ取り敢えず荷物を渡す。
「これで解決」
「け、けど…」
「…、そろそろ黙れ」
「な」
「黙れと言った。いくよ、ゆーちゃん」
「う、うん…」
しほ、凄い容赦がない。しほの持つぬいぐるみ入りの袋に背中を押されつつ、その場をあとにす…
「クソ、下手に回ってればいい気になりやがって!!」
「えっ」
嘘でしょ⁉ショッピングモールのど真ん中で襲いかかろうとするって正気じゃな…
「ふざけんじゃねオゴッ⁉」
「それは私の彼女だから」
…。急所をけったぁ。すっごい容赦なく蹴った。まあこれが正しい…のかな?…。…、…?
彼女⁉えっ⁉ちょ…え⁉
「いこ、ゆーちゃん」
「う、うん?え、ちょ、かのじょって、彼氏彼女の彼女?…聞き間違いじゃないよね?えっ?」
「………………。ナンパから守ったから、実質彼氏彼女」
「…ああ、そ、そうだよねー」
いつも通りのしほじゃん。…さっき、私は、何を想像した…?
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「もしかして意識した?ならすごい良い」
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「ねえ、ゆず」
「なにー?」
「私達、同じ家、同じご飯、同じ風呂でしょ?」
「まあ同居してるからね」
「私達実質結婚してるよね」
「えっ⁉」
設定使え♪続きを書いてくれ♪作者は書く気がありません♪




