タマモのファイム生活二日目〜《おまけ:タマモちゃんを応援するスレッド#1》
「凄っ!!川の水が冷たく感じますし感触も完全に水ですよ!?水の挙動が最も難しいと昔聞いた事がありましたけど、コレはもう異次元ですよ♪」
早々に二日目のテイムを10回空振った私は、今日もチュートリアルフィールドを満喫します。マジでこの世界凄いです。このフィールドだけでずっと遊べます。
思えば、通勤以外で陽の光を浴びるのはいつぶりでしょうか?思い出せません。
「イパミニちゃんは触れないんですよね?残念ですね〜」
『いや、こっちの世界なら触れられるのニャ。攻撃は出来ないけどニャ』
現実世界のアイズ・デバイスによるイパミニちゃんは当然、現実に物理的に干渉は出来ませんでした。しかし、ここならそれが出来るというのです!!
「マジですか!?まさか・・・それは私がイパミニちゃんに触れるという事ですか!!?」
コレは過去一の衝撃です!つまり・・・モフれる!!
『おい・・・確かに出来るけどニャ・・・目が据わってるじゃニャいか!怖いのニャぁ!近ずくニャあああああああ!!』
そして始まる鬼ごっこ。キャッキャウフフと水飛沫を上げ、煌めく光の中満面の笑みを浮かべる。楽しい、心からそう思った。この世界は最高です♪
結局、永遠に追いかけ回した挙句にイパミニちゃんが折れる形で節度を守る約束の下、モフらせて貰える事になりました!
その手触りは・・・極上!!
『んニャ〜・・・。慣れないからモゾモゾするのニャ〜・・・』
「ハァ、ハァ・・・♪モフ・・・。モフ・・・うま・・・」
『正気に戻れにゃあああああ!!』
他にものんびりと楽しく過ごしました。
・・・
「雑草って食べれるのかな?パクっ・・・苦!!」
『ノータイムで食うニャよ・・・毒草もあるから下手したら死ぬのニャ』
「なんですとおおおお!?え?コレ大丈夫?」
『それはただの食えない草ニャ」
・・・
「枝とか武器にならないかな?」
『技術値も本能値もないからそもそも道具が使えないのニャ』
「え・・・私、原始人並?」
『原始人でも枝ぐらい使ってたニャ』
「原始人様・・・道具の使い方教えて下さい・・・」
『様をつけるニャよ・・・』
・・・
「ご飯が無限に補充されるのは本当に助かりますね♪」
『一応、過去にこのフィールドに何か隠し要素があるんじゃないかと一週間程粘った奴はいた様だニャ』
「マジですか!?何か見つかったんです??」
『なにもなかったニャ。ちなみに、このフィールドは1km程の円形で端に到達すると反対側に繋がってるからループするだけだニャ』
「へぇ、結構広いんだね♪まだまだ楽しめそう!」
『ポジティブだニャぁ・・・』
・・・
「私の使えるスキルってテイムとストックだけじゃないですか。ストックって自分に使えるんです?」
『無理だニャ』
「いっそマネジェルに・・・」
『敵には、というか味方にしか無理ニャ』
「イパミニちゃんに・・・」
『私はNPCというか物質扱いニャ』
「ストックさんは役立たずですねぇ。イパミニちゃんといい勝負です♪」
『ほぉ・・・。今までのタマモの赤裸々なミスの数々と私の華麗なるフォローの数々を上手に編集して動画公開してやろうかニャ?』
「本っ当に申し訳ございません!いつも大変お世話になっております!!」
『素直で宜しいのニャ』
・・・
「分配可能スキルポイントってあったじゃないですか?あれで攻撃スキルとか覚えられませんか?」
『ステータス不足で無理だニャ』
「詰んでますねぇ・・・」
『テイムとストックのレベルを上げる事は出来るけど、テイムはレベルを上げても服従させられる匹数が増えるだけニャ。スキルは基本的には威力が0.01倍上がるんだけどストックの場合は小数点以下は切り捨てだからMAXのlv99にしても威力は変わらずスキル使用回数を1回増やすだけのゴミスキルにゃ』
「アルティメット詰んでいますね♪」
『そだニャぁ・・・』
こうしてなんやかんやと楽しい日々を歩んでいたりするのでした♪
この時、私は私に忍び寄る最悪の事態に気付いていませんでした。
いえ、気付かないフリをしていたのかもしれませんね・・・。しかし、それは決して逃げる事の出来ない・・・この時、既に避けれない事実に変わっていたのです・・・。
それでも私は・・・。
***おまけ***
タマモちゃんを応援するスレッド#1
000わっち狂
先日、突如として登場した新星『タマモ ポテテ』ちゃんを愛でるスレッドです。
001電子猫
>>000
1ゲトにゃ。スレ主グッジョブ!そして不穏過ぎるHN。お巡りさんこの人です!!
002わっち狂
私は何もやっていない。YESロリータ!NOタッチ!!
003農業エルフ
もう、スレッドが立ってるんですね。さすがですよぉ。汗
004ガチャ髑髏
期待の新人現るだな・・・色んな意味で・・・。
005農業エルフ
危なっかしいですよねぇ。というか既に詰んでますし。チュートリアルが終わってないのでアドバイスを送る事も出来ませんよぉ・・・。
006電子猫
>>002
ダメだこいつ・・・早くニャんとかしないと・・・。
007わっち狂
この様子だとみんなこの二日間の配信は既に視聴済みみたいだな。
008ガチャ髑髏
そうだな。しかしどうしてこうなったのか・・・。普通に考えてありえないと思うのだが。
009電子猫
運営が動いていない所を見ると不正ではないニャ。バグという名の仕様はある意味オンライン世界のスパイスにゃ。
010農業エルフ
現状はテイムの成功にワンチャン賭けて、後はチュートリアルフィールドを歩き回って遊んでいるみたいですよぉ。
011ガチャ髑髏
普通のプレイヤーなら一日で飽きて発狂する環境だと思うのだが、タマモさんは平気、どころかまだまだ行けそうな雰囲気だな。
012農業エルフ
ゲームを全然やってこなかったみたいですしVRだけでも感動出来るみたいですよぉ。
013電子猫
ファイムのVR技術は飛び抜けているからニャぁ。触覚再現で水にテンション爆上がりだったニャ。
014わっち狂
水飛沫で煌めくタマモちゃん、マジ天使!!スクショをデスクトップにした!!
015農業エルフ
私もですよぉ♪本当にあんな可愛いファバターはそうそういませんよぉ!!人気の絵師ママさんでもトップクラスです!一体、どなたが生んだのでしょう。タマちゃんに出来るとはとてもおもえないんですよぉ。変ですねぇ、タマちゃんにクリエイターとの繋がりがあるともおもえないのですよぉ。
016ガチャ髑髏
変と言えば、あのサポートユニットもちょっと変だよな。あんな挙動や滑らかな応対をするIPAは見た事がない。
017農業エルフ
へぇ。あのガチャ髑髏の目から見てもそうですかぁ・・・。あれは、実はファイム世界に限った事ではなくて現実でもそうなんですよぉ・・・。
018わっち狂
リアル・・・だと・・・!?まさかリア凸!?それはダメだぞ!!NOタッチだ!!
019農業エルフ
あ、違うんです。元々知り合いで、むしろ私がファイムに誘ったんですよ。汗
020わっち狂
そうだったか。失礼、取り乱した。あまりの裏山・・・ちが、タマモちゃん心配のあまりに・・・
021電子猫
>>020
お前が一番心配だニャ・・・。
022わっち狂
何を言うか!!俺は身の程をわきまえた訓練されたオタクだ!銃を突き付けられても決して一線は超えぬわ!!
023農業エルフ
訓練されたオタク・・・闇が深いですよぉ・・・。
024ガチャ髑髏
現状はアドバイス出来そうな事もないが、もしリアルでやり取りが出来るなら励ましてあげて欲しいな。
025わっち狂
それはよいな!頼んだぞ。
026農業エルフ
そうですねぇ。ただ先日から連絡が繋がらないんですよぉ。元々プライベートはレスポンスのいい子ではないですし、普通にファイムにログインして配信しているから大丈夫なんでしょうけど・・・。楽しそうですし♪まぁ、返信があればまたご報告しますね。
027わっち狂
なるほど。では、現状はこのまま見守ると言う事で!なにか気付いた事があれば即時ここで発信だな。
028電子猫
異議なしニャ。