第四話:「ケリー村。魔法使い」
この作品はフィクションです
実際の人物名・団地名などは一切関係ありません
文章構成等は下手ですが、ゆるく楽しんで読んでいただけると幸いです
カイト「ついたぞー!ケリー村ー!」
俺はあの後超絶優しいラクシー運転手のおっちゃんに乗せていってもらい目的地であったケリー村にたどり着くことができた
と、ここでケリー村がどういうところなのか確認しておこう。えーと、確かこの辺におっちゃんからもらったケリー村の歩き方的な本があったはず....
???「そこの男!何してるの!」
急にそんな言葉が聞こえた。声からして女だろう。そして周りを見る感じ俺以外に男は...そもそも人はいないからな。多分、いや、確実に俺に声をかけてきているのだろう。
カイト「なんですか?今ケリー村に入ろうと思っていたのですが」
???「そう。ならちょうどいいわ。ねぇあんた!名前は?」
カイト「はぁ?急に声をかけてきたと思ったら菜音れだと?まずはそっちから名乗ったらどうなんだ」
人の名を聞くときはまず自分から名乗れってこれ常識だろ。そんなことも分からんのかこの女は
???「そう?確かにそうかもね。私の名はティアナ。ティアナ・アンドレイよ」
そう彼女は自慢げに答える....ん?アンドレイってまさか...
カイト「あの超優秀魔法使いを何人も輩出しているアンドレイ一家の?」
ティアナ「そうよ!私はあの超名門魔法使い一家アンドレイ家期待の超新星なの」
カイト「期待の超新星...?こんなのが...?」
なぜ俺がそう思ったか。それはまぁ勿論こいつの頭の悪そうな話し方もあるのだが...どこからどう見ても子供なのだ。身長は見た感じ140cmくらいで紫の髪と紫の瞳。あとなんかかっこつけたいのか知らんが黒色のローブ?のようなものを羽織ってる。つまり、なんというか...期待されるような奴には見えない風貌ってことだな
ティアナ「ねぇって!何なのさっきから人のこと無視して...さっき私のことをこんなのって言ったこと、ちゃんと謝ってよね」
カイト「いやwだってwお前みたいなガキがw名門一家のw期待の超新星とかwwww」
俺は思わず吹き出してしまった。でも仕方がないことだと思う。こいつを見らば誰でも同じ反応をするだろう...
ティアナ「"エドヒガン"」
俺はしっかりとティアナのその言葉を聞き取った。これは...
カイト「アンドレイ家の...相伝魔法...!!」
その瞬間ティアナが構えている彼女の体に似合わない大きな杖の先から飛んでくる回転する刃のついた緑の光弾がこちらに向かってくるのがわかった
カイト「なんで急に!?」
俺はそれを死に物狂いで避けてそう彼女に聞いた
ティアナ「あんたが、私を無視するし、馬鹿にするしでむかついたのよ!だから一発お見舞いしてやろうと思ったの」
カイト「そのためだけにあんな魔法を?相当魔力を消費したんじゃ...」
ティアナ「あんたねぇさっきから言ってるでしょ?私は名門アンドレイ家の期待の超新星ティアナ・アンドレイなのよ?あの程度の魔法を使ったところで私の魔力の十分の一も減らないわよ」
あの魔法を使っても魔力消費をほとんどしないなんて...そもそも一家相伝の類の魔法は通常の魔法よりも詠唱時間もかかるし魔力の消費が激しいはず。それをさっきあいつはほぼ無詠唱で発動した...!こいつ、もしかしたら本当に...
カイト「悪かった、さっきまでのことは謝るよ。お前と戦っても勝つ気がしないしな」
ティアナ「へヘン。わかればいいのよ、わかれば」
カイト「ところでお前、何でケリー村の前にいたんだ?」
ティアナ「あ!わすれてた!おじさんにお使い頼まれてたんだ。明日、酒場でまってるから!夕方には来なさいよ!」
カイト「はぁ?」
それだけ言うとティアナは走ってケリー村の人ごみに消えて行ってしまった
カイト「とりあえず、俺も行くか...」
あれ?そういえば俺ケリー村についての本を探してたんじゃなかったか...?ま、何とかなるか
宿屋店員「一泊銅貨二枚でございます」
カイト「じゃ、とりあえず二泊分お願いします」
宿屋店員「かしこまりました。こちら、お部屋のカギになります」
そうやって無事宿の部屋をとれた俺はひとまずラクシーのおっちゃんにもらった金で装備を整えることにした.....
次回:「運命?の剣。アンドレイ家との因縁」