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<7>

 ため息混じりにそう言って、二人に背を向けたまま去ろうと歩き出した。

「あ、ヒューさん!」

 慌てて呼び止めるアンナの声に立ち止まると、ため息混じりのリッツが声を掛けてきた。

「おい、眼鏡」

 アンナとじゃれ合っている時とは全く違った口調でリッツに呼び止められて、ヒューは硬直した。

唐突にルイーズにレイピアを突きつけられた時の、冷たい汗が背筋を伝うような感触を思い出して、動けなくなる。

ルイーズは、リッツが本気になれば、ヒューぐらい簡単に殺せると言っていた。もしかして今がその時なのだろうか。

 振り返ってみて、奥さんとじゃれ合っているのはポーズで、本当は殺気を隠して剣を手にしていたら……。

そう考えると振り返ることすらできない。

「こんな状況で何だけどな、っつうか、今じゃなくてもいいと思うんだが……まあ、アンナも言うことだし……」

 言いながら本人も不本意なのか、歯切れが悪い。

「リッツ」

「分かったって」

 アンナには逆らえないのか、リッツはもう一度ため息をつくと静かに切り出した。

「お前に一つ言っておくことがある」

「な、なんでしょう?」

 ゆっくりと振り返りつつ、多少どもりながら尋ねる。

リッツはベットの上から先ほどと同じく上半身裸のまま、真っ直ぐにこちらを見ていた。アンナはその隣で、しっかりと服を着てベットに腰掛けている。

リッツは不機嫌そうで、アンナは微笑んでいるが、二人の視線は静かにヒューに注がれている。

「あの……?」

 その目の真剣さに戸惑いつつ聞き返すと、リッツは口を開いた。

「俺はお前が気にくわない」

 吐き捨てるような言葉だった。

「……はぁ……」

 それは存分に承知している。ヒューが俯いたのと同時に、アンナがリッツを軽くはたいたのが目の端にうつった。だがリッツは動じない。

「大それた夢を持つくせに、何もかもを取ろうとしやがる。夢も、周りの人々の命も、願わくば自分の居場所も全部だ。そのくせ妙に自分の夢にオドオドしやがる。一度決めた自分の道ならば、何を犠牲にしても貫き通すぐらいの芯を持ちやがれ。軽い気持ちで命を狙われるような研究をするんじゃねえ。その顔であんな顔をされると、腹が立ってしょうがねえんだよ」

 思いも寄らぬリッツの言葉だった。顔が気に入らないって、こういうことだったのだろうか。

 確かにリッツに会う時は、常にリッツの一挙手一投足にびくびくし通しだった。今まで見たこともない業種の人物、自分を殺すかも知れない人物。

リッツの印象は最悪で、ヒューには恐ろしい以外の何者でもなかった。

 そして言われたとおり、夢も周りの人に迷惑を掛けることも、どっちも何とかして欲しいと望んでいた。

どちらかを取れと言われたらどうしたらいいのかと考えはしたものの、選び取ることなど出来なかったのだ。

それはリッツから見れば覚悟がない事に見えたのだろう。

 でも夢を持ち続けて、人も大事に出来ないのだろうか。二つを同時に望んだら、それは覚悟がない事なのだろうか。

立ち尽くすヒューに、リッツはため息をつきつつ頭を掻いた。

「とりあえず、これが俺の思ってること。それからこっちが本当にお前にいっとかねえとならないことだ」

 そういうと頭を掻いている手を静かに下ろしたリッツが、真っ直ぐにヒューを見つめてきた。真剣な表情に動くことが出来ない。

やがてリッツは怯えるヒューに言い聞かせるように静かに告げた。

「ヴァインは、絶対に暗殺を請け負わない」

「え?」

 思いも寄らない言葉に、眉を寄せる。そんなヒューのことなど気にも掛けずにリッツは言葉を続けた。

「依頼人が、悪人どもに付け狙われて危険な状態の場合は、やむを得ず力を行使するし、守るために殺す事だってある。だがな、そうじゃない場合、人を殺す事はない」

 ランプの明かりが小さく揺れ、二人とヒューの影が小さく揺らめいた。

「ヴァインには創設以来、人と共に生きるという誇りがある。俺もこいつも、そのヴァインの一員だ。俺たちヴァインの奴らは、一般の奴らから見れば変わり者が多いし、乱暴者に見えるだろうさ。だが俺たちは決してヴァインである誇りを捨てない。俺たちを信じろとはいわねえが、一々びくつくな。お前が何かを企んで、この国に破滅をもたらす存在にならない限り、俺たち夫婦がお前を殺す事はない」

 人と共に生きるヴァインの誇り……。

 ヒューはアンナとリッツを交互に見た。

ヴァインの人々と話したことなど無かったから、ヴァインのことを運び屋で便利屋ぐらいにしか思っていなかった。

何らかの事情がある人が金のためにヴァインに入るのだと、一般的には当たり前のように囁かれていたりもする。

 でも彼らにも理想や目指すところがあるのだ。そんなことにも気がつかなかった。

ヒューは便利屋なら、荷物運びでも人殺しでも、何でも依頼されてやるのだろう、ぐらいに考えていたのだが、違ったようだ。

 そういえばルイーズも、信じろといっていた。

きっと彼女はヴァインのことを知っているのだ。もしかしたらヴァインの人なのかも知れない。

「すみません。便利屋だから何でもやるのかと……」

 おずおずと二人を見ながら無知であった事を謝ると、リッツは不機嫌そうに顔を背けた。

「謝るなよ。俺がいじめている気分になって不快じゃねえか」

 最後は明らかに不愉快そうにリッツが呟く。そんなリッツにアンナが楽しそうに笑った。

「リッツは大きいし剣士だし、ちょっと口が悪いし、警戒されるよねぇ」

「……お前ね、少しは夫を褒めろよ」

 明らかにむくれてリッツがため息をつくと、アンナは笑顔でまるで子供にするようにリッツの頭を撫でながらヒューを見た。

「リッツはこう見えても、いじめっ子にはならないタイプなんだよ。本当はとっても真面目で、どちらかと言えば甘えっ子で、からかわれっ子だよね~」

「それはやめろって!」

 アンナに色々ばらされることを本気で嫌がるリッツに、アンナは平気な顔でクスクス笑った。

「ほらね? 可愛いでしょ?」

「アンナ……」

 低くリッツに呼ばれて、アンナはいたずらっ子のように笑うと、再びヒューに向き直った。

「ヒューさん。リッツに殺されるって思ってるんでしょ? ルイーズに聞きました。それでリッツを問い詰めてみたんです。リッツったら、何も言わないんだもん」

「……言うことでもねえだろ」

 いじけたようにリッツがいうと、アンナはきっぱりと否定した。

「言うことです」

 完全に分が悪いリッツが、うつむき気味に呻く。

「悪い」

「分かればいいの。だから三人になれる機会があれば、ちゃんと話をしたいなって思ってたんだけど、何だかとんでもない感じになっちゃってごめんなさい。でももしかしたら、今しかチャンス無いかもって思って」

 少しだけしおらしくアンナがアンナが微笑む。

「リッツ、明日また本部に呼び出しをされてるんです。私も一緒に朝一で本部に行かなくちゃならなくて」

「え? じゃあ護衛は……?」

「ルイーズが引き受けてくれました。あの子なら大丈夫。ああ見えてとっても強いんですよ」

「……そうですか」

 剣を突きつけられたので知ってます、ともいえず曖昧に頷く。

そんなルイーズが足下にも及ばない実力者のリッツって、一体何者なのだろう。

それを口に出すことも出来ない。だがルイーズがいてくれるなら、少し安心だ。

肩の力が抜けるヒューを見て、自分の言葉を信じたと感じ取ったのか、アンナが安心したといった表情を浮かべて微笑んだ。

「朝一で本部に来てくれなんて、本当に珍しいんです。でも断れない人からの呼び出しだから、どうしても行かないとならなくて」

 言葉を濁すアンナに、ヒューは何となく隠している事があるのではないかと悟った。

そうなると思い出すのは『バーンスタイン』という人物は存在しないと言っていたルイーズの言葉だ。

 断れない人というのは、依頼主であるバーンスタインを名乗る人ではないのだろうか?

 これは聞いてもいい事ではないのだろう。バーンスタインはヒューのパトロンで、彼によってヒューの命が守られているのだから。

 でももし聞いて、とんでもないことだったらどうしようと一瞬怖くなったのだが、それでも聞かずにいるよりはましのような気がする。

決意をして拳を握りしめた。

「断れない人って、バーンスタイン卿ですか?」

 口から低く質問が漏れる。

「それともバーンスタインと名乗っている何処かの誰かですか?」

 大声を出したわけではないのに、夜の納屋ではヒューの声はよく通った。

アンナが隣のリッツに目をやり、リッツが小さく首を振る。

「誰に聞きました?」

「……街の中でリッツさんに」

 アンナの目がリッツを見据える。リッツが慌てて首を振った。

「話してねえって!」

「でも誰か怪しい人と話してましたよ。本名も言えない人の依頼なんて受けたくないって」

「リッツ……」

「……だってよぉ……本当のことじゃんか」

 アンナに睨まれると、リッツは蛇に睨まれた蛙のように小さく身を縮めるしかないらしい。本当にアンナに頭が上がらないようだ。

しばらくリッツを見つめていた……というより睨んでいたアンナが、小さく息をつく。

「仕方ないですね。あなたに危険が及ばない範囲で、少し話します」

 ヒューは真っ直ぐにアンナを見つめた。リッツの方はあからさまに眉をしかめる。

「こいつ、信用できるのか? あちこちで吹聴されたら困るぜ?」

 リッツがこちらを探るように視線を向ける。だがアンナは全く動じることなく柔らかな微笑みを浮かべて頷いた。

「信用できるよ。ヒューさんはちょっと抜けてるし、発明馬鹿だけど、ちゃんと物事をわきまえている人だと思うもん。私の目は確かだもん」

 少しひどいアンナの言いように軽くショックを受けたが、信頼をされているようなので苦笑して流す。

伏し目がちにリッツを伺っていると、アンナの断固たる言葉にしばし黙っていたリッツが、やがてため息混じりに頷き、ベットにごろりと横になった。リッツが話す気はないらしい。

「お前に任せる」

「ありがと」

 二人の間で同意が出来たらしく、アンナがヒューに向き直った。

「バーンスタイン男爵は、お察しの通り本名じゃありません。本名はテレンス・フォーサイス男爵といいます」

「……フォーサイス?」

 聞いたことのある名前だ。でもどこで聞いたのか分からない。首をかしげていると、アンナはにっこりと微笑んで答えてくれた。

「きっとフォーサイス宰相閣下といった方が分かりますよね」

「!!」

 アンナの口から出てきたとんでもない大物の名前に、ヒューは完全に固まった。フォーサイス宰相は、九年ほど前から王国宰相を務める、ユリスラ王国政務部のトップだ。前任者が三十年近く宰相を務めた内戦時の英雄の一人、シャスタ・セロシア宰相だったはずだから、かなり有能な宰相だと言われている。

「何でそんな人が!」

「本当にテレンスの趣味なの。発明品を集めるのが」

「……趣味?」

「そうなんです。でも趣味で発明品を買ってコレクションするだけならよかったんだけど、テレンスは自分が心から望んでいた事を実現しようという発明家と出会ってしまったんです。それがヒューさん、あなたでした」

「え……僕?」

「そうです。テレンスはずっと、鳥のように空が飛びたいと思っていたそうですよ。そのテレンスが、一番空へ近い発明家に出会ったんだもの、入れ込みますよねぇ」

 言葉が出てこない。まさか王国宰相たる人物の夢がヒューと同じだなんて。しかも発明品集めが趣味で、ヒューの夢を真剣に受け止めてくれたなんて。

だけど不思議だ。何故本名じゃないのだろう。

「どうして偽名を使うの? お金持ちの貴族ならパトロンになっていても普通だよね?」

「普通の貴族なら、そうですよね。でも王国の財務全部を司る人が、一人の発明家に惚れ込んで面倒を見てるなんてなったら、その発明家の立場が大変になるでしょう? もしかしたらその発明家が詐欺師で、国家に何らかの害を及ぼすんじゃないかって。当然、知らない間に王国軍査察部の監査が入りますよ?」

「え……?」

「もし怪しまれたら政務部に吊し上げられちゃいますけど、困りますよね?」

 それを聞いたとたん、一気に血の気が引いた。もしバーンスタインが……いや、フォーサイスがヒューに欺されているなんて言うことになったら、ヒューの身が危ない。

ヴァインどころじゃない。憲兵隊や軍の特別部隊がヒューを捕縛しに動くかも知れない。下手すると殺される可能性だってある。

姿の見えない暗殺者も怖いが、大挙して押し寄せる王国軍はもっと怖い。

 軍人を嫌っているわけではもちろん無いが、襲ってくるなら話は別だ。

「それは困る!」

「でしょう? だからテレンスは、部下の宰相参与に頼んで偽名であなたを守れるように依頼してきたというわけです。宰相参与が、私とリッツの仲間だったから、どこにもばれずに動けますしね」

「参与が仲間……?」

「はい。鉄面皮なんて言われてるけど、本当はいい人なんですよ」

 アンナがにっこりと笑った。そういえば何かで読んだことがある。宰相参与は、普段にこりとも笑わない冷たくて怖い男で、通称は鉄面皮なのだとか。

だがこうして現実にいる人物だと聞くと、何だか妙な気がする。

「だからテレンスは、バーンスタインと偽名を名乗っていたんです。でもバーンスタイン家もシアーズじゃないけど本当にあって、親戚筋のテレンスが管理しているんですよ。だから全部が全部嘘って言うわけじゃないんです」

 話し終わると、アンナは再び明るく微笑んだ。

「という理由なんですけど、納得してくれました?」

「……もし、嘘だろうっていったらどうする?」

「う~ん。これしか本当のことがないから、困っちゃいます」

 大まじめにそう答えたアンナを見て、納得するしかなかった。ヒューは真っ正直なアンナを疑えない。だからこれは総て事実なのだ。

そうなるとルイーズが『シアーズの貴族の中にはいない』といった言葉に納得がいった。

バーンスタイン家はあるが、シアーズにはないのだ。だからルイーズは知らなかったに違いない。

もしヒューが『フォーサイス男爵を知っているか』と聞いたなら、当たり前に頷いてくれただろう。

「分かった」

「納得してくれたんですね?」

「うん。信じたくないけど、本当だって納得したよ」

「本当ですか?」

「だって嘘にしたら大きすぎるよ」

ここまでスケールの大きな嘘はあり得ない。

「じゃあこれはヒューさんの胸の中に納めておいてくださいね。絶対絶対に内緒ですよ?」

 頷き掛けて、ヒューはアンナを見る。

「ルイーズには、話しても?」

「ルイーズはだいたいの事情を知ってますよ。ただテレンスの偽名がバーンスタインだって事を知らなかっただけです」

「そうですか……」

 護衛されているヒューだけが何も知らなかったなんて、何だかとても複雑な気分だ。

「明日テレンスに話したって伝えるから、きっと本人から何らかの連絡が来ますよ。だからテレンスを疑ったりしないでくださいね。本当に空が飛びたいって思ってる、あなたの同志ですから」

 宰相閣下が同志……。駄目だ。考えるだけで恐れ多い。だがそれが逃れようのない現実なのだ。納得するしかない。

「……分かった。ありがとう」

「どういたしまして」

 笑顔で頷くアンナを見ていて気がついた。そういえばアンナは王国宰相を、最初からファーストネームで呼んでいるが、親しいのだろうか?

「……宰相閣下とはどういう関係なの?」

 勇気を持って尋ねてみた。もしもアンナもとんでもない人物だったらどうしようかと思ったのだ。だがアンナはあっさりと答えてくれた。

「リッツも私も友達です」

「!!」

 思わずリッツを見ると、リッツは面倒くさげに肩をすくめた。

「面倒な関係ばっかり増えてくんだよな。年はとりたくないぜ」

 宰相を一言で面倒な関係と切り捨てたリッツに、ヒューは目を見張る。

宰相と友達で、宰相参与と仲間? それは国の中枢に強力な人脈があるということを意味するに他ならない。

それはつまり、かなりの権力をもって、色々な物事を動かせると言うことを意味しないだろうか。

 まじまじと二人を見ると、二人は楽しげに笑い合っている。ちょっと変わってはいるが、ごく普通の夫婦だ。

どう見たってこの二人がそんなに重要人物であるようには見えない。

 一体この二人は何者なんだろう。ますます分からなくなってきた。

「ええっと、これで私たちを信用してくれます?」

 アンナがごく真面目な顔で尋ねてきた。

「……うん、まあ」

 あまりに荒唐無稽すぎて、逆に信じるしかない。もしも嘘をつくなら、もっとましで分かり易い嘘をつくだろう。

もしも二人が話した内容がもっともらしい話なら、ヒューを納得させるための罠なのかと疑いたくもなるが、ここまであり得ない状況だと疑うのも疲れる。

 これが作り話だったら、あまりにばかばかしい。それならばもう、信じる以外に道はないのだ。

自分が狙われていることだけは確かだし、万が一にもバーンスタイン、いやフォーサイスの周りにヒューの存在がばれたらやっかいであることに変わりはない。

「信じるしかないよ。欺すにしてはすごすぎて何も言えない」

「あはは。そうですよねぇ」

 アンナはヒューをみて、照れたように笑った。ヒューも力なく笑い返す。笑うしかないってこういう状況をいうのだと、初めて知った。だがリッツはため息をつく。

「お人好しが二人……」

 ため息混じりのリッツの声に顔を上げると、ちょうどアンナがむくれてリッツの頭を軽くはたいたところだった。 

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