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<6>

 金具を取りに行ってから二週間。

バーンスタインと名乗っているヒューのパトロンが手配した元農家は、更に人で溢れていた。

今までいた人々だけでもかなりいっぱいだったというのに、そこにルイーズが加わり、週末にはあの時、事務所で出会ったエディとシャスという二人の子供までやってくる状態なのだ。

 ちなみにユリスラ王国の一年は十二ヶ月で、十二月と一月の間に新祭月と呼ばれる一週間から十日しかない月がある。

新祭月が何日になるかは、毎年、光の正神殿の天文学者から、一年前の新祭月に発表される。一ヶ月は三十日で、一週間は六日だ。つまり五週間で一月と言うことになる。

曜日は女神を司る陽の日から始まり、光の曜日、火の曜日、風の曜日、水の曜日、土の曜日と続いて再び、陽の曜日に戻る。通常ユリスラでの日付は、年、月、曜日、週で示す。つまり週末とは、土の一週から土の五週と表す。

 女神を司る陽の曜日は、世界を作り上げた女神の偉業をたたえ、体を休める日とされているため、学校や役場だけではなく、王国の政務部も休みになっている。軍ですら平時では半分づつ休みなのである。

 子供たちがやってきて初めて、ヒューはあの子供たちを生まれた時に取り上げ乳母のように育てたのがアンナなのだと知った。

そして数日前からは、シアーズでの仕事を終えたというリッツまで、ふらりと来ては泊まっていくようになってしまった。

アンナのことはルイーズに言われて一応信用しているが、リッツに関してはまだ疑っているから、家でリッツに会うとつい、思い切り飛び退いてしまう。

リッツの方も面倒くさげに、ヒューに声を掛けるでもなく不機嫌そうに日々を過ごしている。

 そんな状況だから今まで足りていた部屋数は完全に足りなくなった。

 どうしたらいいのか思い悩んだヒューだったが、アンナがそれをあっさりと解決した。

アンナとルイーズが同室になり、休日にやってくる子供も引き受けたのだ。その代わり、夫のリッツはハヤブサが置かれている納屋の片隅へと強制移動させられてしまった。

当然のことながらマイヤース夫妻は色々揉めたらしいが詳しくは知らない。

 だが何となく今まで以上にリッツに恨まれていることだけは想像できる。

 納屋に住むことになったリッツではあるが、やはり昼の間は出かけていることが多く、作業していてもリッツの顔を見ることはなかった。それだけは少しホッとする。

正直ヒューは憂鬱だ。静かに研究にふける生活だったはずなのに、何がどうしてこんなことになっているのか、全く腑に落ちない。

命を狙われるって、こんな風に不本意に色々な事が面倒になっていくことなのだろうか。

 皆が寝静まっただろう夜更け、部屋にあった燭台とマッチを手にして、ろうそくの微かな明かりを頼りにヒューは一人部屋を抜け出した。

一人になるなとみんなに言われているが、一人で夢中になって発明に取り組んでいる時が一番幸せだから、常に誰かがいる状況が息苦しい。

最近は少々気が立っていて、部屋にいてもよく眠れないこともある。

 だから誰もいない夜の間ぐらい、少し一人で気を遣わずに息を吸っていたい。誰も見ていないところで、愚痴なんかを夜の闇の中にこぼしてしまいたいのだ。

 どこに行こうかと考えていたヒューは、今日一日リッツが戻っていなかったことに気がついて、納屋に向かった。

ハヤブサに会いたかったのだ。

たった一人でハヤブサに触れることも、もうずいぶん無かった。いつも周りには手伝ってくれる人々がいるからだ。

それはとてもありがたいし、夢が叶っていく実感をもって作業が出来ることが嬉しい。

 でも、たまには夢の結晶であるハヤブサと、静かに向き直ってみたい。そうすれば何も考えずただ夢に向かって進んでいけるような気がする。

 そっと屋敷を抜け出し、こっそりと納屋に入り込んだ。

やはり誰もいない。

ヒューは安心してハヤブサの胴体に潜り込んだ。削り立ての木の香りがする。

目の前にはやすりと木槌とのみが置かれていた。昼間ヒューが自らの夢のためにこれを使って、こつこつと一つ一つの部品を組み上げているのである。

「僕の夢……」

 ヒューはため息を漏らす。命を狙われるのはもちろん怖いが、夢を諦めてしまうのはもっと怖い。

空を見上げて『飛びたい』と心の底から願うことが、生きているのと同義語なのである。

仰向けになって、胴体部分を覆い隠すように真っ直ぐに伸びている翼をゆっくりと撫でた。光沢のある布の感触が心地よい。

 翼と胴体は、未だバラバラだが、ほぼ完成に近い。骨組みの上には、アンナたちが縫い上げてくれた布がかかり、翼を広げた白鳥のようにその優美な形を表している。

ヒューが乗る予定の胴体部分は、少々重くなりすぎたから、板ではなく、組木で仕上げることにした。ヒューの重さを考えると、軽いに超したことはない。

鳥の体重は見た目以上に軽い。彼らが飛ぶには、大きな翼と軽い体が必要不可欠なのだ。

だがヒューがやせ衰えて体重を絞っても限度がある。だからこそ、この巨大な翼なのだ。

 この間取ってきた金具は、最後の最後、飛行実験の直前に羽根と胴体を取り付ける際に使うものだから、大事に木箱に入ったままになっている。

 静かに頭の後ろで手を組み、目を閉じた。空を飛んでいる光景を思い浮かべてみる。

 眼下に広がる草原。目の前に広がるどこまでも蒼い空。前髪を撫でていく心地よい風。

 早く鳥のように、自由自在に空を飛びたい。そのためにはハヤブサを成功させねばならない。

 ハヤブサは空を飛ぶだろう。でも飛ぶだけだ。自在に空を翔ることは出来ない。夢はまだ完成ではない。

一体どうしたら自由に空が飛べるのだろう。

夢の先にはまだ遠く夢がある。

「遠いな」

どこまでいっても、夢の果てが見えない。

考えているうちに、ここ最近の寝不足がたたったのか、ヒューはいつの間にか完全に熟睡してしまった。

自分の夢を叶える相棒ハヤブサと共にいたからなのか、久しぶりの心地よい眠りだった。

 夢の中のヒューは自在に空を飛んでいた。

空を飛んでいるのを楽しんでいるのに、どうやって飛んでいるのか必死でメモを取ろうとしている矛盾した夢だったのだが、それでも楽しかった。

 どれぐらいの時間が経ったのか人の声で目が醒めた。その声の端々に、ヒューの名前が混じっている。

自分が呼ばれたような気がして目が醒めたようだ。そういえばここはどこだろうと、枕元に手を伸ばした。

手が空を切る。

ここは空? まだ夢を見ているのだろうか?

一瞬自分がどこにいるか分からなくて混乱しかかったが、すぐに思い出して小さく息をつく。

 ここはハヤブサの中。そう、納屋だ。

変な体勢で寝ていたからか、体がいたい。

なんとか首を上げると、近くに置いていた燭台のろうそくは消えている。すきま風が吹き消したのだろう。

そして誰もいないはずなのに話し声がしている。つまり二人以上の誰かがいるということだ。

 そう思った瞬間に、完全に目が醒めていた。

「まずい」

ひたひたと恐怖感が這い上がってきた。そういえば命を狙われているのだった。

じっと息を凝らして身を潜める。こうしていればこの暗闇の中でここに人がいるなんて誰も気がつかないだろう。

自分の呼吸すらも押し殺してじっと身を縮めていると、その声の主が誰だか分かった。そこにいたのはリッツとアンナだったのだ。

 アンナはともかくリッツを疑っているヒューは、全身を硬直させた。

もしここにいることに気付かれて、狙われたらどうしよう。リッツは実験が成功したらヒューを殺そうとしているはず。

完成間近のハヤブサの中に一人でいるなんて、狙ってくれと言わんばかりだ。

 緊張して全身を小さく丸め身動きできずに息を殺していたが、全身をそばだてて聞いていた二人の話し声には、殺気や緊迫感がまるでない事に気がついた。

ヒューの名前は時折出てくるが、どうやら剣呑な内容ではないらしい。

 それどころか耳に入ってくる二人の声は、今までにヒューが聞いたことがないぐらいに、とても柔らかくて甘い雰囲気だ。

その上、微かに聞こえるのは布ずれの音……。

そういえばアンナが強制的にこの納屋にリッツのベットを移動したっけ。

これってもしかして夫婦の逢瀬を覗いてる?

 気がついたとたんに思い切り狼狽し、今までと違った意味で体が硬直した。

どうしよう。逃げた方がいいのか?

 それともごめんなさいと謝ってから出て行くべきなのだろうか。

 ヒューは小さく頭を振った。

いや、それはまずいだろう。ヒューを殺したい人に、更に怒りに油を注いだりしたら、本気で殺されてしまう。

それならば、黙ってここでじっと二人がいなくなるのを待つのか?

 それが最上かと思ったが、よくよく考えてみるとやり過ごすと言うことは、このまま二人がする事を覗くということだ。

 それはまずい。というよりも人の寝室を覗くなんて恥ずかしすぎて、考えるだけで気が狂いそうだ。

それにバレたら絶対に殺される。

というか、今の時点で絶対に殺される状況では?

 軽くパニックに陥って起き上がろうとしたら、足を取られた。すっぽりと足が胴体から落ちたのだ。

そういえば胴体を板張りから組み木に変えていたことをすっかり忘れていた。中央に置かれた板以外は、組み木がむき出しになったままなのである。

 しまったと思った時にはもう遅い。ヒューは組み木の隙間からものの見事に、床に落ちてしまったのだ。

尻にひどい衝撃を受けるのと同時に、今までいた場所にあった色々な道具が音を立てて転がり落ちてくる。

慌てて受け止めようとしても、もはや無駄な努力だ。

「誰!?」

 厳しい声と同時に、アンナがすっとベットから起き上がるのが見えた。

こちら側は真っ暗だが、二人のところには明かりがあるから、こちらからあちらはよく見える。

「出てきなさい!」

 その手に握られているのは、ヒューを火災から救ってくれたあの杖だ。このままでは水の精霊をぶつけられる。

その隣ではアンナと同じように一分の隙もなく、大ぶりの剣に手をかけるリッツの姿があった。

ルイーズの『気がつかないうちに斬られて死んでいる』という言葉を思い出して完全に血の気が引いた。

誤解を解かないと、本気で殺される。

「すみません、すみません!」

 叫んでその場にうずくまる。

「ごめんなさい! 偶然です! 覗こうなんてこれっぽっちも!」

「ヒューさんっ!?」

 愕然といったアンナの声にそちらへ目をやると、髪を下ろしたアンナが納屋の片隅のベットの上に片膝を立てて杖を構えているのが目に入った。

大きなエメラルドの瞳を更に大きく見開いたアンナと目があった。杖を構えているが、もちろんアンナは裸だ。

「うわぁ! ご、ごめん、アンナ!」

「え……ああっ!」

 アンナが慌てて掛布をたくし上げ、掛布を胸の前に抱えている。

でもヒューからはそのなめらかな肩が丸見えで、かえって艶めかしい。

「見ましたね~……」

「ごめん! 見ました」

 平謝りしていると、リッツがボソッと呟く声が聞こえた。

「……間の悪い奴」

「すみません!」

 アンナの隣にいたリッツが、剣を置いたのが分かった。どうやら真っ先に斬られる事態は避けられたらしい。

そろりと目をあげると、アンナと違ってリッツは裸の上半身を悠々とさらして、こちらを見据えている。

 間が悪い……本当だ。

 事務所の時といい、職人街での事といい、そして今といい、なんでこんなに気まずい瞬間に転がり出てしまうのかと、硬直したまま冷や汗をだらだらと流す。

二人の視線が痛いほど突き刺さっているのを感じながら、ヒューは俯いた。この状況をどうしていいのか、全く分からない。

「いつからいたんですか!」

 真っ赤になったアンナに、ヒューの方が更に慌てる。

「いつって……」

「全部見てたんですか!?」

「ぜ、全部?」

「始まりから終わりまで全部です!」

 半ば叫ぶように言ったアンナの言葉で、眠っている間に二人が何をしていたのかに思い当たり顔に血が上る。

「見てません! 断じて見てません! 寝てました!」

「うそ!」

「ウソじゃない!」

 どうやらヒューが眠っている間に二人は、この納屋でたっぷりと幸せな時間を過ごしていたようだ。

いくら疲れていたからと言って、その事に気がつかずにのんびり眠っていた自分に、自分でびっくりだ。

全身がかっと熱くなるのに、血の気だけはさーっと引いていくのを感じながら視線を彷徨わせた。

「本当ですか!?」

「本当です! ごめんなさい!」

「本当に本当ですか!?」

「本当です! 熟睡してました!」

 思わずその場に土下座をすると、重苦しい沈黙が納屋に落ちてきた。頭を下げたままヒューは動けずに冷や汗を流し続けるしかない。

こんな事になるなんて思わなかった。

 二人の何らかの怒りの言葉ではなく、リッツがいつも腰に差している、あの大ぶりな剣が振ってきたらどうしよう。

気がついたら床に首が転がっているなんて事になったら、死んでも死にきれない。

 ただハヤブサといたかっただけなのに。ハヤブサにまだ乗ってないのに。

 ずいぶんと長い沈黙の後、アンナが深々とため息をついた。

「わざとじゃ無いですよね?」

「無い! 夫婦の寝室を覗き見するような趣味はないよ!」

「……本当に?」

「僕は発明が最重要なんだ。絶対にわざとじゃない!」

 裏返りそうな声で弁明しながら頭を下げた。

「でも居合わせたのはごめん。本当に完全に、完璧に寝てたんだ。信じてください! 本当に申し訳ございませんでした!」

 謝罪の言葉が静かな納屋に響き、ベッドサイドに置かれている明るいランプが、小さく炎を燃やす音を立てた。

夏の虫が、炎に引かれてやってきたのかも知れない。

嫌な沈黙がしばらく続いてから、アンナは肩の力が抜けたかのように、いつもの口調に戻った。

「ごめんなさい。ちゃんと見なかった私たちも悪かったし、もういいです」

「え?」

「そもそもこの納屋はヒューさんの仕事場ですものね。なのにこんな事してて、こっちの方が悪いですよね」

「いや、その……」

 そもそもルイーズを連れてきて、リッツを納屋に押し出す理由を作ったのはヒューだ。

悪いと言えばヒューが悪い。

「ヒューさんは思いついたら作業したいですよね?」

「ま、まあ」

「私たちこそヒューさんがいるのに気がつかなくてごめんなさい。作業の合間の睡眠の邪魔しちゃいましたよね?」

「え……?」

「ごめんなさい。睡眠不足は健康の敵ですね」

 そこを心配するのか? と突っ込みたいのは山々だったが、ヒューが気になるのは先ほどから一言も言わないリッツの方だ。

こっそりと伺うと思い切り不機嫌な表情に変わっている。

「ごめんなさい。ヒューさん、あっち向いてて貰っていいですか?」

「え?」

「ええっとリッツはともかく、私が裸ってまずいですよね? 話とかしづらいし、服を着たいなぁって」

 アンナに言われて、まだバクバクと早い鼓動を打つ胸を押さえながら慌てて後ろを向く。

小柄ながらもバランスのとれた綺麗なアンナの裸体を思い出して、頭に血が上った。

本気でヤバイところをみてしまった。

「すみません!」

 目の前にハヤブサの翼があったから、よろめきながらハヤブサに掴まった。

 何故こうなるんだろう。アンナは許してくれたが、何だかリッツとは、とことん会うタイミングがまずいらしい。

リッツがもし敵じゃなかったとしても、これでは護衛したくもなくなるだろう。

そして敵だったとしたら、一刻も早く片付けたくなるに違いない。

 アンナにもういいと言われたのに振り返れずにいたが、アンナはそんなヒューにお構いなしにリッツに告げた。

「やっぱりリッツは、野宿決定」

「野宿!?」

 アンナのとんでもない言葉に、情けないリッツの声が重なる。

「だってヒューさんが作業したいだろうし、それに今の時期は外も気持ちいいよ。建物の中より涼しいぐらいだし」

「お前……自分の夫が野ざらしにされてて平気なのかよ?」

「さらしてないってば。ちゃんと朝ご飯には起こしてあげるし」

「ここに屋根があって、ベットもあるのに、どうして野宿だよ! 納得いかねえよ!」

「だって、リッツより、依頼人が納得できるように便宜を払うのがヴァインの役目だもん」

「愛がない! お前、最近冷たいぞ!」

「あるよ、愛。たっくさんあるよ。ちゃんと起こしに来るもん」

「それだけか!? もちろん俺のところに泊まりに来るよな?」

「外じゃやだな。帰るまでおあずけの方向で」

「ひどすぎるだろ、アンナ!」

 背中越しに情けない夫としっかり者の妻の会話を聞きながら、ヒューはただただうなだれていた。

何だか疲れた。さっきまで寝てたのに何故か疲れた。

殺されるかも知れないという緊張感と、こうして二人がじゃれ合っている緊張感のなさ。

 どちらが本当で、どちらが嘘だ?

 二人に会う度に、大きく揺れ動く恐怖の感情に、正直、疲れ切っているのだ。

「そうだ!」

 唐突にアンナが声を上げた。振り返ることは出来ないから、何事かと身構える。

「今がチャンスだよ!」

 その言葉に身が凍る。今なら殺すチャンスだとでも言うのだろうか?

 確かに今なら三人しかいない。今殺して何処かに埋めてしまえば、誰にも知られることなく、ヒューを始末できるだろう。

緊張感で冷や汗が流れる。

「……今か? 最悪のタイミングだろうよ」

「でもでも、今しかないと思わない? チャンスはあった瞬間に捕まえないと、逃げられちゃうっていつもリッツが言ってるでしょ?」

「それはそうだが……でもなぁ……」

「リッツだって一度話さないとって言ってたし!」

 アンナの言葉に少しだけホッとする。殺すのではないらしい。

渋っているリッツに、アンナは更に言いつのっている。

何だか分からないけれど、夫婦の会話に口を突っ込みたくない。それなら話にけりが付くまで、部屋に帰っていても構わないだろう。

「僕は部屋に戻ります」

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