小説を書く上で意識していること
私が小説を書く上で意識しているのは、以下の通り。
・読みやすく、わかりやすく、情景が頭に浮かぶか
・自分で読んで面白いか、続きが読みたいか
・セリフをだらだら書いてないか
・文章のレイアウトや句読点にメリハリがあるか
・表現の中に5感に関する表現が含まれているか
・表現の誤りがないか(ex.的を得る→的を射る)
・繰り返しの表現や言葉を使っていないか
(ex. 彼女はこう考えた。そして、さらにこうではないかと考えた。
→ 彼女は、こう考えた。しかし、○○の要素から考察することができた。)
自分が読み手になった時、気になってしまう要素を減らすようにしています。
誤字脱字、表現の誤りなどはストーリーへの没入感を減らす要素だと思っています。
文章を何度も読み返し、作成後は1日置いて読み返すようにしています。
ミスを見つけやすくなったり、新鮮な気持ちで読むことでより良い小説がかけると思っています。
自分が表現したい世界観、情景をなるべく読み手の方に伝わるように作成しています。
登場人物の微妙なやり取りの間・感情など、漫画やアニメ、映画などの媒体では簡単に表現できることが、小説では難しいです。
特に、アクションや性的な表現はなおさらです。
アクションの描写が幼稚になったり、性的表現が不快なものに変化します。
私そういったシーンを描写する時は、なるべく起きた事実、現象を端的にかつ間接的にしています。
カメラがズームするように、描写もなるべく遠くから主人公に向かうようにしています。
ex.室内に金属の音が連続で響き渡る。部屋には二人分の荒い息遣いと割れたガラスを踏む音がする。一人の男が振り上げられた剣を弾く。
私は、表現したい場面をなるべくアニメや映画のように想像しています。登場人物はとにかく好き勝手にしゃべらせ、印象的なセリフは記憶し、プロット内にセリフを一字一句のせています。