小説の構成
小説はセリフ、地の文で構成されています。
地の文において、語る人の視点は感情やその人の見方を表現します。
主人公の視点
第二者の視点
第三者(語り)の視点
表現したい場面で書きにくい場面は、視点を変えて表現するといいと思います。関係性だけでなく、キャラクターを表現できると思います。
小説は、起承転結の繰り返しで成り立っています。
小説を書き始めたなら、必ず結末を決めます。結末は、物語を短く終わらせる物と長く終わらせる物を用意しておくといいでしょう。
私が小説を書く手順は以下の通りです。
起→結を用意し、間を埋めるのは自分が書きたい場面です。
キャラクターの関係性から場面をいくつも用意し、時系列順に並べて間を埋めています。
場面のパズルのピースを用意し、組み立て、時にはピースを増やし、結末へ繋げていくやり方です。
時に、間のパズルによって結末を変えることもします。
結末をあらかじめ決めておく利点ですが、伏線を張りやすいこと、また矛盾が生じにくいことがあげられます。
起の部分では、読者を引き付ける文章(全体を通して伝えたいテーマや意味)や場面(建物など)の描写しています。
承は、キャラクターの行動をさらに描写したり、伏線を置いています。
転では、キャラクターの見せ場や新たな事実をおきます。
結で伏線を回収し、全体を通して伝えたいテーマ、または物語の落ちを書いて締めます。
ここまで書けるようになるには、いくつかの段階や練習を踏んでいます。