キャラクターの作り方
登場人物の大まかな分類は以下の通りだと思います。
主人公
第二の主人公(恋人、相棒)
主人公のライバル
主人公の味方
中立(機関など)
小説を書く前に、さまざまな登場人物を考えてしまいますが、最初に描きたい主人公像を考えていきます。
ストーリーの要になりますので、ただ強いだけでなく、強いが故の悩み、強くなるために犠牲になったもの、強くなった理由なども考えていきます。
私は登場人物に強さと同時に、弱さも与えています。
弱さは、主人公へ愛着を持たせる一面なので、可愛らしさや人間らしさを表現できる要素になると思っているからです。
弱さは弱点というより、克服すべき課題、障害、困難、トラウマのような物だと思っています。
次に、描きたい関係性つまり、第二の主人公を考えています。
・仲が良い、悪い
・相性が良い、悪い
・口喧嘩ができる、できない ...etc.
主人公とはなるべく反対の要素、また主人公の弱さを補う面を持たせるか、重なる要素でもいいので持たせるてもいいと思います。
性格、性別、人種、見た目、イメージカラー、属性など。
キャラクターに持たせる要素は多すぎると、ストーリーが複雑化する上に、小説を読みながらの場面把握がしにくくなると思っています。また登場人物が多すぎると、同様にです。
見た目も要素に含まれるので、世界設定に合わせて見た目の要素や性格の設定を考えています。
ライバルとなる登場人物は、主人公が持っていない物を持たせています。
または、主人公から大事な物を奪う、主人公に劣等感を抱いていることも考え、強さと弱さの面を与えます。
主人公の味方になる人物は、得意分野を持たせています。
人脈、運動能力、技術など。
主人公の手助けになる切り札や問題解決の糸口として置いておきます。
中立的な存在(機関)ですが、これは主人公の行動や事件に対して客観的な立場で時に困難を時に手助けをし、評価を与える役割だと思っています。