世界設定について
書きたい小説のジャンルを決めます。
異世界、日常、ファンタジーなど様々な小説の世界があります。
書きたいテーマ、書きたい主人公に沿った世界観にします。
ただし、描写するのは大まかな輪郭である方が、いいと思います。
その世界から知ってもらうために、世界観の説明から入ってしまうのは避けてください。
あらすじで世界観の説明を長々するのも避けましょう。
世界設定をすべて説明すると逆に世界観が狭くなり、ストーリーの幅が減ったり、ストーリーで矛盾が生じたり、せっかく考えた設定を消すことにもなります。
読者にとって、必要なのは世界地図ではなく、世界を冒険して地図を作ることです。
新しい場面、新しい文化はストーリーの起点にもなります。
説明が多すぎると、小説全体が単調になりますので、説明したい、描写しなければならない最低限の要素だけ書くようにしてください。
書きたい世界設定が決まったら、あとはよく利用するだろう場所を用意してください。
宿、城、別荘、家、逃げ場など。
その建物の構造や置いてある物、構造物、内装などを考えましょう。
うまく思い付かない場合は、ネットや本で調べるようにしましょう。また、建物の構造やアイテム配置を学ぶ手法としてTRPGのシナリオなどを読むといいかもしれません。
世界観をよりリアルに想像させるのは、小物だと思います。