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    転生生活②

すみません、思ったより遅くなりました。

 書庫に入った俺は一冊の絵本を手に取った。

 タイトルは《英雄アーサーの冒険》

 英雄がハーレムを作って世界を救うと言ったラノベみたいな内容だが、この世界では昔の事実を描いたものらしい。

 

 俺は一通り読み終わると、絵本に出てきた国や人物について詳しく書かれている本を探して読む、ということを文字を覚えてから続けている。


 本を読んでこの世界の事を勉強してわかった事は、この世界は大きく分けて6つの国で構成されていて、英雄アーサーが現れるまで小競り合いが続いていたが、それ以降は交友関係が深くなって生活環境が変わったことだ。


 まずは、一夫多妻や逆の一妻多夫が増えたが、これは基本的に貴族や冒険者に多いらしい。

 俺の家にもあてはまり、母親が二人居る。

 俺を産んだ剣士のローザと魔道士のアリア、そして親父は、プリーストで今は教会勤めだ。

 それから不思議なことに、この世界ではなぜか活版技術が発達している。

 おかげで、本が沢山うちにあり助かっている。

 他に不思議なことといえば、なぜか家に白物家電がいくつかあったことだ。

 でも、電気じゃなく魔力で動いているから白物家魔か……値段がそこそこするようなのでどこの家庭にも、とはいかないらしい。


 一冊の本を読み終わり、次の本に手を出そうとしたときコンコンとノックの後、扉が開いてアリアが姿をみせた。

「はいお昼、ここに置いときますね」と机の上にサンドイッチとジュースを置いていってくれたのだ。

「ありがとう、アリアママ」

「それじゃ、パパの所に行くから後は、よろしくね」と言って部屋から出て行く時に

「いってらっしゃい」と俺は見送ったのだ。



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