プロローグ 前編
初作品になる為、誤字、脱字等色々あるかもしれませんが、暖かい目で下さい。
すべての作品に目を通していないので、どこかで見たような感じになってるかもしれませんが……
俺、斉藤 優也は、いつもと同じように目が覚めると
違和感を感じて少し考えていた。
部屋の感じは、似ているが私物がひとつも無い……これが夢なら
問題ないのだが、死んだ可能性もあるんだよなと思いつつ自分の手を見た。
本来なら、しわしわの手の筈なのに若い頃の手になっているのだ。
「腰痛も無くなっているし……」と声にでてしまった。
部屋には、さっきまで俺が寝ていたベットと、座り心地の良さそうな一人掛け用の椅子だけだった。
しばらくすると、いつの間にか銀色の髪の毛をした綺麗な人が、バインダーを
片手にこちらに向かって立っていた。
胸元にりっぱな膨らみがあるので女性に間違いないだろう、今の現状が分からないが目覚めて始めて見た人が綺麗な女性だと嬉しいものだ。
俺の視線に気づいてるはずだが何事も無いかのように
「それでは、これからの説明を行います」といきなりしゃべりだしたのだ。
「ちょっと、待ってくれ。これからの説明の前に俺の現状を教えて欲しいのだけど」と言葉を挟んだ。
すると女性は、不思議な顔をして「はぁ~」と気が抜けた返事を返した
「あなたは死亡してます。そしてここ、審判の間に来ました」
「えっ、やっぱ俺死んだの?」
「ええ」と天使のような美しい笑顔で言われたのだ。
その後、淡々と説明されたことをまとめてみると。
神様との面談で生前のことを質問されるので人生を振り返っておくことと、何に転生したいのか希望を考えて置く事の二点であった。
あと、神様に連絡をする為、考えをまとめたら自分に話しかけて欲しいとの事だった。
ちなみにラノベみたいに前世の記憶を持って転生とかは、基本ないらしいので少しがっかりした。