エレミア書第2章、解読文章
エレミア書の第2章、キリストのかつての背信の意味が記されている。
その意味を悟る言葉がある。
2:20「あなたは久しい以前に自分のくびきを折り、
自分のなわめを断ち切って、
『わたしは仕えることをしない』と言った。
そして、すべての高い丘の上と、
すべての青木の下で、
遊女のように身をかがめた。
※ゲッセマネの祈りの真相である。
エレミア書第2章
2:1主の言葉がわたしに臨んで言う、
(主の言葉がわたしに臨んで言う、)
2:2「行って、エルサレムに住む者の耳に告げよ、主はこう言われる、
わたしはあなたの若い時の純情、
花嫁の時の愛、
荒野なる、種まかぬ地で
わたしに従ったことを覚えている。
(行って、エルサレムに住む者の耳に告げよ、主はこう言われる、)
(わたしはあなたの若いときの汚れぬ純情のこと、)
(花嫁をもらう時の愛、)
※イエスの事実を封印した、その妻の意味か…マグダラのマリア。
(荒野なる、種まかぬ地で、)
(わたしに従ったことを覚えている。)
※不義の前の、荒野で試された意味か…。
2:3イスラエルは主のために聖別されたもの、
その刈入れの初穂である。
すべてこれを食べる者は罪せられ、
災にあう」と主は言われる。
(イスラエルは、主のために聖別されたもの、)
(その刈り入れの時が来れば、初穂である。)
※その収穫の初めての穂ということ。
要するに、一度目に来た時、その聖書の意味を作り上げた。
(すべて、これを食いつくす者は罰を受け、)
(災いに会うと主は言われる。)
※イエスの意事を封印して、それを食いつくした。
2:4ヤコブの家とイスラエルの家のすべてのやからよ、主の言葉を聞け。
(ヤコブの家と、イスラエルの家のすべての輩よ、主の言葉を聞け。)
※隠されたイスラエルの民族の意味を伝える言葉と、現状のイスラエルを意味する言葉である。
2:5主はこう言われる、
「あなたがたの先祖は、
わたしになんの悪い事があるのを見て、
わたしから遠ざかり、
むなしいものに従って、むなしくなったのか。
(主はこう言われる、)
(あなたがたの先祖は、)
(わたしに何の悪い事があるのを見て、)
(わたしから遠ざかり、)
(むなしい偶像に従って、むなしくなったのか。)
2:6彼らは言わなかった、
『われわれをエジプトの地より導き出し、
荒野なる、穴の多い荒れた地、
かわいた濃い暗黒の地、
人の通らない、人の住まない地を
通らせた主はどこにおられるか』と。
※(いにしえのエジプトより導いた神が、荒野を通らせて、荒れた地、渇いた暗黒の地であり、人の通らない人の住まない場所を通らせた主は、どこにいるかと人々は言うことはなかった。
2:7わたしはあなたがたを導いて豊かな地に入れ、
その実と良い物を食べさせた。
しかしあなたがたはここにはいって、
わたしの地を汚し、
わたしの嗣業を憎むべきものとした。
(わたしは、あなたがたを導いて豊かな地に連れて来て、)
(その実とよい物を食べさせた。)
(しかし、あなたがたはここに来ると、)
(わたしの地を汚して、)
(わたしの嗣業を憎むべきものとした。)
※本来であれば、その教えを汚すことは赦されないのだが、それを憎むべきものに変えた。
2:8祭司たちは、
『主はどこにおられるか』と言わなかった。
律法を扱う者たちはわたしを知らず、
つかさたちはわたしにそむき、
預言者たちはバアルによって預言し、
益なき者に従って行った。
(祭司たちは、「主はどこにおられるか」といわなかった。
(律法を扱う者は、わたしの存在は知らず、)
(そのつかさたちは、わたしに背いている。)
(預言者たちは、神以外のものによって予言し、)
(益なき者に従って行った。)
※もともと「バアル・ゼブル」(崇高なるバアル)と呼ばれていたのを「バアル・ゼブブ」(蝿のバアル)と呼んでいる。悪魔の意味。
2:9それゆえ、わたしはなお、あなたがたと争う、
またあなたがたの子孫と争う」と主は言われる。
(それゆえ、わたしはなお、あなたがたと争う。)
(また、あなたがたの子孫と争うと主は言われる。)
2:10「あなたがたはクプロの島々に渡ってみよ、
また人をケダルにつかわして、
このようなことがかつてあったかを
つまびらかに、しらべてみよ。
(あなたがたはキプロスに渡ってみよ。)
(また人を、アラビアにつかわして、)
(このようなことが、かつてあったかを、)
(詳しく、調べてみよ。)
※クプロ、現在のキプロスのこと。
バルナバとサウロとは聖霊に送り出されてクプロ島(即ち、現在のキプロス島)に渡りました。(新約聖書記述。)
※糸杉=古代エジプトや古代ローマでは神聖な木として崇拝されていたほか、キプロス島の語源になったともされている。
この糸杉、キリストが十字架に架けられた時の、十字架の素材である。
隠語を意味する、要するにキリストがいる島々(日本を意味する)の渡ってみよ。
※ケダル、ケダルという名称は後日,砂漠の部族全般を指して使われるようになった。タルグムやラビの文献の中では,アラビア自体が時折「ケダル」と呼ばれている。
2:11その神を神ではない者に取り替えた国があろうか。
ところが、わたしの民はその栄光を
益なきものと取り替えた。
(その神を神でない者に取り替えた国があろうか。)
(ところが、わたしの民は、その栄光を、)
(人々には、益なきものと取り替えた。)
※12使徒の教会のほとんどすべてが異端とされて追放され、ローマ教会の徹底的な迫害にあって、それは壊滅させられた。その後、586年に教会の上に十字架が立てられた。
2:12天よ、この事を知って驚け、
おののけ、いたく恐れよ」と主は言われる。
(天よ、この事を知って驚け、)
(おののいて、いたく恐れよと、怒れる主は言われる。)
2:13「それは、わたしの民が
二つの悪しき事を行ったからである。
すなわち生ける水の源であるわたしを捨てて、
自分で水ためを掘った。
それは、こわれた水ためで、
水を入れておくことのできないものだ。
(それは、わたしの民が、)
(二つの悪しきことを行ったからである。)
(すなわち、生ける水の源であるわたしを捨てて、)
(自分で、愚かな水ためを掘った。)
(それは、壊れた水ためで、)
(水を入れておくことができないものである。)
※必ず壊れて、その水が地上にぶちまけられる。
2:14イスラエルは奴隷であるか、
家に生れたしもべであるか。
それならなぜ捕われの身となったのか。
(イスラエルは奴隷であるか、)
(家に生まれたしもべであるか。)
(それなら、なぜ罠にかかり、囚われの身になったのか。)
2:15ししは彼に向かってほえ、
その声を高くあげて、彼の地を荒した。
その町々は滅びて住む人もない。
(獅子は怒って、彼に向ってほえ、)
(その声を高くあげて、彼の地を荒らした。)
(それゆえ、その町は滅びて住む人もなくなるであろう。)
2:16メンピスとタパネスの人々もまた、
あなたのかしらの冠を砕いた。
(エジプトの偶像とそれを信じるエジプトの民もまた、)
(あなたの王としての冠を砕いた。)
※メンピス、河神ナイルの娘メンピスとあるので、偶像の意味。
※タパネス、タフパヌヘスのこと。エジプトの都市の一つ。
実際に、エジプトのヘロデ王は、その兵卒どもと一緒になって、イエスを侮辱したり嘲弄したりしたあげく、はなやかな着物を着せてピラトへ送りかえしている。
2:17あなたの神、主があなたを道に導かれた時、
あなたは主を捨てたので、
この事があなたに及んだのではないか。
(あなたの神、主があなたを導かれた時、)
(あなたは、主を捨てたので、)
※イエスの不義の意味。
(この災いが、あなたに及んだのではないか。)
※その罠があるのを知らないけれども、そうなる運命。
2:18あなたがナイルの水を飲もうとして、
エジプトへ行くのは何のためか。
またユフラテの水を飲もうとして、
アッスリヤへ行くのは何のためか。
(あなたがナイルの水を飲もうとして、)
(エジプトに行くのは、何のためか。)
(また、ユーフラテスの水を飲もうとして、)
(イラク北部に台頭した国へ行くのは何のためか。)
※幼子イエスがエジプトの地で匿われ、養われたという伝承がある。
2:19あなたの悪事はあなたを懲しめ、
あなたの背信はあなたを責める。
あなたが、あなたの神、主を捨てることの
悪しくかつ苦いことであるのを見て知るがよい。
わたしを恐れることがあなたのうちにないのだ」と
万軍の神、主は言われる。
(あなたの悪事はあなたを懲らしめ、)
(あなたの背信は、あなたを責める。)
(あなたが、あなたの神、主を捨てることの、)
(その意味が悪しく、かつ苦しいことであるのを見て、それを後世で知るがよい。)
(わたしを恐れることが、あなたの心のうちにないのだと、)
(万軍の神、主は言われる。)
2:20「あなたは久しい以前に自分のくびきを折り、
自分のなわめを断ち切って、
『わたしは仕えることをしない』と言った。
そして、すべての高い丘の上と、
すべての青木の下で、
遊女のように身をかがめた。
(あなたは久しく以前に、自分のくびきを祈り、)
※ゲッセマネの祈りのこと。
(自分のなわめを断ち切って、)
(わたしは、主に従えることをしないと、イエスは言った。)
(そして、すべての高い丘の上と、)
(すべての青木の下で、)
(遊女のように、身をかがめ…偶像の神に祈った。)
2:21わたしはあなたを、まったく良い種の
すぐれたぶどうの木として植えたのに、
どうしてあなたは変って、
悪い野ぶどうの木となったのか。
(わたしはあなたを、まったくよい種の、)
(優れたぶどうの木として、この世に植えたのに、)
(どうして、あなたは心を変えて、)
(悪い野葡萄の木となったのか。)
2:22たといソーダをもって自ら洗い、
また多くの灰汁を用いても、
あなたの悪の汚れは、なおわたしの前にある」と
主なる神は言われる。
(たとえ、炭酸水をもって自らを洗い、)
(また、多くの灰汁を用いても、)
※昔からヨーロッパなどでは、地中から湧き出る炭酸ガスを含んだ鉱泉が体に良いとされ、医療用として飲んだり、治療に使ったりしてきた。
※灰を水に溶かして、うわ澄みをすくった汁。炭酸・アルカリなどを含み、媒染剤・絹の精練・漂白などに用いる。これをもって、白くなろうとした。
2:23「どうしてあなたは、『わたしは汚れていない、
バアルに従わなかった』と言うことができようか。
谷の中でのあなたの行いを見るがよい。
あなたのしたことを知るがよい。
あなたは御しがたい若いらくだであって、
その道を行きつもどりつする。
(どうして、あなたは「わたしは汚れていない、」)
(偶像の神に従わなかったと、言うことができようか。)
(谷の中であなたの行いを見るがよい。)
※そのどん底に落とされて、その意味を確認してみるがよい。
(あなたのしたことを、後世で知るがよい。)
(あなたは卸しがたい、若いラクダであって、)
(その道を、行きつ戻りつする。)
※要するに、苦しみに右往左往する。
2:24あなたは荒野に慣れた野の雌ろばである、
その欲情のために風にあえぐ。
その欲情をだれがとどめることができようか。
すべてこれを尋ねる者は苦労するにおよばない、
その月であればこれに会うことができる。
(あなたは荒野の慣れた野の雄のろばのようである。)
(その心の中の欲情のために、風にあえぐ。)
(その欲情を、誰がとめることができようか。)
(すべてこれを尋ねる者は苦労するにおよばない、)
(その月であればこれに会うことができる。)
※それの意味を知り、恥ずべき意味で、これが原因で苦労を引き起こす。
※それの意味を知る前、遊女に遊んだ日々がある。
箴言のある言葉。
5:20わが子よ、どうして遊女に迷い、
みだらな女の胸をいだくのか。
5:21人の道は主の目の前にあり、
主はすべて、その行いを見守られる。
※その愚かな行いを主は見ていたと言う意味。
====================
2:25あなたの足が、はだしにならないように、
のどが、かわかないようにせよ。
ところが、あなたは言った、『それはだめだ、
わたしは異なる国の者を愛して、
それに従って行こう』と。
(あなたの足が、裸にならないように、)
※裸足で歩くことにならないように。)
(喉が乾かないようにせよ。)
※十字架に向かうときは、はだしで歩き、その十字架の上で渇きをおぼえた。
(ところが、あなたは言った、それは駄目だ、)
(わたしは、異なる国の者を愛して、)
(それに従って行こうと。)
2:26盗びとが捕えられて、はずかしめを受けるように、
イスラエルの家は、はずかしめを受ける。
彼らはその王も、そのつかさも、
その祭司も、その預言者もみなそのとおりである。
(盗人が捕えられて、辱めを受けるように、)
(イスラエルの子孫の家も、辱めを受ける。)
※身内に及ぶ、咎の意味。
(彼らは、その王も、そのつかさも、)
(その祭司も、その預言者も、咎を受け、それに苦しんでいる。)
2:27彼らは木に向かって、
『あなたはわたしの父です』と言い、
また石に向かって、
『あなたはわたしを生んでくださった』と言う。
彼らは背をわたしに向けて、
その顔をわたしに向けない。
しかし彼らが災にあう時は、
『立って、われわれを救いたまえ』と言う。
(彼らは、木で作った偶像に向かって、)
(あなたは、わたしの父ですと言い、)
(また、石に向かって、)
(わたしを産んでくださったと言う。)
※石と言う偶像を拝む意味。
(彼らは、背をわたしに向け、)
(その顔をわたしに向けることはしない。)
(しかし、彼らが災いに会うときは、)
(立って、われわれを救い給えと言う。)
2:28あなたが自分のために造った神々は
どこにいるのか。
あなたが災にあう時、
もし彼らがあなたを救えるなら、
立ってもらうがよい。
ユダよ、あなたの神々は、
あなたの町の数ほど多いからである。
(あなたが自分のために造った神々は、)
(どこにいるのか。)
(あなたが災いに会うとき、)
(もし、彼らがあなたを救えるなら、)
(立ってもらうがよい。)
(ユダよ、あなたの神々は、)
(あなたの町の数ほど、多いからである。)
※このユダの民族の末裔が日本ならば、多神教の国を意味する暗示。
それだけ、偶像の神が増えている。
2:29あなたがたは、なぜわたしと争うのか。
あなたがたは皆わたしにそむいている」と
主は言われる。
(あなたがたは、何故、わたしと争うのか。)
(あなたがたは、皆、わたしに背いていると、)
(主は言われる。)
2:30「わたしがあなたがたの子どもたちを
打ったのはむだであった。
彼らは戒めを受けず、
あなたがたのつるぎは、
たけりたつししのように、預言者たちを滅ぼした。
(わたしが、あなたがたの子供たちを、)
(打ったのは、無駄であった。)
(彼らは、戒めの言葉を受けず、)
(あなたがたのつるぎは、)
(怒り狂うししのように、預言者たちを滅ぼしてしまった。)
※今まで、預言者が何人か送られてきている意味。
2:31あなたがたこの世代の人よ、
主の言葉を聞け。
わたしはイスラエルにとって、
荒野であったであろうか。
暗黒の地であったであろうか。
それならなぜ、わたしの民は『われわれは自由だ、
もはやあなたのところへは行かない』と言うのか。
(あなたがた、この世代に生きている人々よ、)
(主の言葉を聞け。)
(わたしは、イスラエルにとって、)
(荒れ地であったであろうか。)
(暗黒の地であったであろうか。)
(それならなぜ、わたしの民は『われわれは自由だ、』
(もはやあなたのところへは行かない』と言うのか。)
※不義がこの世に満ちている意味。
2:32おとめはその飾り物を忘れることができようか。
花嫁はその帯を忘れることができようか。
ところが、わたしの民の、
わたしを忘れた日は数えがたい。
(おとめはその美しい飾り物を忘れることができようか。)
(花嫁はその帯を忘れることができようか。)
※要するに、その大切なものを忘れていると言う意味。
(ところが、わたしの民は、)
(わたしを忘れた日々は、とても長くて数えることはできない。)
2:33あなたは恋人を尋ねて、
いかにも巧みにその方に足を向ける。
それゆえ悪い女さえ、あなたの道を学んだ。
(あなたは恋人を尋ねて、)
(いかにも巧みに、その方に足を向ける。)
(それゆえ、悪い女さえ、あなたの言葉を聞いて、悪い道を学んだ。)
2:34また、あなたの着物のすそには
罪のない貧しい人の命の血がついている。
あなたは彼らが押し入るのを見たのではない。
しかも、すべてこれらの事にもかかわらず、
(また、あなたの着物のすそには、)
(罪のない貧しい人の命の血がついている)
(あなたは彼らが押し入るのを見たのではない。)
(しかも、すべてこれらの事にもかかわらず、)
2:35あなたは言う、『わたしは罪がない。彼の怒りは、
決してわたしに臨むことがない』と。
あなたが『わたしは罪を犯さなかった』と
言うことによって、わたしはあなたをさばく。
※この世代の人々の言うことは、このとおりである。
2:36あなたはなぜ軽々しくさまよって、
その道を変えようとするのか。
あなたはアッスリヤに、はずかしめを受けたように、
エジプトにもまた、はずかしめを受ける。
※その道を変えたのが、過ちで辱めを受けるもとであると。
2:37あなたはまた両手を頭に置いて、そこから出て来る。
主があなたの頼みとする者どもを捨てられたので、
あなたは彼らによって栄えることがないからだ。
※その不義を犯しているので、それらは栄えることがないと言われる。
反省すべき偽りの教義である。