エレミア書第51章、解読文章
人類の(悪を行う者)への裁きの最終章
51:24わたしはバビロンとカルデヤに住むすべての者とに、彼らがシオンで行ったもろもろの悪しき事のために、あなたがたの目の前で報いをすると、主は言われる。
(わたしは、バビロンシステムの国家と移民の国家に住むすべての者とに、)
(彼らが神の契約者に行ったもろもろの悪しき罪のために、あなたがたの目の前で報いをすると、主は言われる。)
エレミア書第51章
51:1主はこう言われる、
「見よ、わたしは、滅ぼす者の心を奮い起して、
バビロンを攻め、カルデヤに住む者を攻めさせる。
(主はこう言われる)
(「見よ、わたしは、滅ぼす者(ヤコブの正体である万軍の主)の心を奮い起して、」
(バビロンシステムを暗示(組織的国家群)する国家と、カルデヤ(移民を意味する)国家に住む者を攻めさせる。)
※滅ぼす者の心が、体調の障害や、精神的な苦しみに覆われるが、それを克服するため、その役目を果たすよう、神の励ましを得る。
その掟を守り、私はその病の回復を得ている。
ゆえにその道を行く。
51:2わたしはバビロンに、あおぎ分ける者をつかわす。
彼らは、その災の日に、四方からこれを攻め、
それをあおぎ分けて、その地をむなしくする。
(わたしは、バビロンシステムを意味する国家に、それを選別する者をつかわす。)
(彼らは、その災いの日に、四方からこれを攻め、)
(それを振り分けて、その地をむなしくする。)
※再起することができないように、天災を与える。
これのあおぎ分ける者、ケルビム(知天使)の意味である。
四方から攻めるとは、顔が四つあるが故の意味。
このケルビムの意味が、神の姿を見ることができる(=智:ソフィア)ことから「智天使」という訳語をあてられたとある。
要するに神の姿を見た隠された意味を持つ者のことである。
51:3射手にはその弓を張らせることなく、
よろいを着て立ち上がらせるな。
その若き者をあわれむことなく、その軍勢をことごとく滅ぼせ。
(弓を射るような攻撃ではなく、)
(戦いの準備をして来るのではない。)
(その若い者を憐れむことなく、その愚かな戦いをする者をことごとく滅ぼせ。)
51:4彼らはカルデヤびとの地に殺されて倒れ、
そのちまたに傷ついて倒れる。
(彼らは、移民の国家の地に殺されて倒れ、)
(そのちまたに、傷ついて倒れる。)
※火山性の爆発により、命を落とすという意味。
51:5イスラエルとユダは
その神、万軍の主に捨てられてはいないが、
しかしカルデヤびとの地には
イスラエルの聖者に向かって犯した罪が
満ちている。
(イスラエル(イエス)とユダは、)
(その神、万軍の主に捨てられてはいないが、)
(しかし、移民の国家の人々には、)
(本当の意味をなす主に向かって犯した罪が、)
(満ちている。)
51:6バビロンのうちからのがれ出て、
おのおのその命を救え。
その罰にまきこまれて断ち滅ぼされてはならない。
今は主があだを返される時だから、
それに報復をされるのである。
(バビロンシステムの国家を意味する地から、逃れ出て、)
(おのおの命を救え。)
(その罪に巻きこまれて討ち滅ぼされてはならない。)
(今は、時が満ちたので、主が仇を返される時だから、)
(それに報復をされるのである。)
※要するに、その危険がくるので、逃れる者は逃れよという暗示。
51:7バビロンは主の手のうちにある金の杯であって、
すべての地を酔わせた。
国々はその酒を飲んだので、国々は狂った。
(バビロンシステムを意味する国々は、主の手にある金の杯であって、)
(すべての地を酔わせた。)
(国々は、その酒を飲んだので、国々は狂った。)
※国々と記されていることが現代に対する大問題で、組織的国家群を示すことだが、
この前の節で
「バビロンのうちからのがれ出て、おのおのその命を救え。」とあること。
要するに、その国家群に主が仇を返すという言葉が問題なのである。
51:8バビロンはたちまち倒れて破れた。
これがために嘆け。
その傷のために乳香を取れ。
あるいは、いえるかも知れない。
(バビロンシステムの国は、たちまち倒れて滅ぼされた。)
(これがために嘆け。)
(その傷のために乳香を取れ。)
※乳香とは、イエスが生まれた時の記念品である。
(あるいは、これのために癒えるかもしれない。)
51:9われわれはバビロンをいやそうとしたが、
これはいえなかった。
われわれはこれを捨てて、
(われわれは、バビロンシステムの国家を癒そうとしたが、)
(これは、その罪のために癒えることはなかった。)
(われわれは、これを捨てて、)
※バビロンをいやそうとしたが癒えなかったとある意味は、それを救うために言葉を伝えたのであるが、それの意味を悟ることはなかったという意味になる。
おのおの自分の国に帰ろう。
その罰が天に達し、
雲にまで及んでいるからだ。
(おのおのの自分の国へ帰ろう。という)
(その罰が天に達し、)
(雲にまで及んでいるからだ。)
51:10主はわれわれの正しいことを明らかにされた。
さあ、われわれはシオンで、
われわれの神、主のみわざを告げ示そう。
(主はわれわれの正しいことを明らかにされた。)
(さあ、われわれはシオンで、)
※要するに、神の契約を受け入れる者…。
(われわれの神、主のみわざを告げ示そう。)
※シオンは日本を意味する言葉なので、その意味を日本で伝えられるというのである。
51:11矢をとぎ、
盾を取れ。主はメデアびとの王たちの心を引き立てられる。主のバビロンに思い図ることは、これを滅ぼすことであり、主があだを返し、その宮のあだを返されるのである。
(その矢を研ぎ、)
(盾を取れ。)
(主はメデアびとの王たちの心を引き立てられる。
※メデア人ははじめ、バビロン帝国に対して友好的な関係を保っていました。とあるので、同盟国の立場であるが、その時に神の契約を知り、バビロンに敵対する国家。
(主が、バビロンシステムの国家に図ることは、これを滅ぼすことであり、)
(主が仇を返し、その宮のあだを返されるのである。)
51:12バビロンの城壁に向かって旗を立て、
見張りを強固にし、番兵を置き、伏兵を備えよ。
主がバビロンに住む者を攻めようと図り、
その言われたことを、いま行われるからだ。
(そのシステムの中にある国家の城壁に向かって、旗を立て、)
(見張りを強固にし、番兵を置き、伏兵を備えよ。)
※今のヨーロッパにある紛争の意味をさす。
(主がバビロンシステムの国家に住む者を攻めようと図り、)
(その言われた預言を、いま行われるからだ。)
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51:13多くの水のほとりに住み、
多くの財宝を持つ者よ、
あなたの終りが来て、その命の糸は断たれる。
(多くの水のほとりに住み、)
(多くの財宝を持つ者よ、)
(あなたの終わりが来て、その命の糸は断たれるからだ。)
51:14万軍の主はみずからをさして誓い、言われる、
わたしは必ずあなたのうちに、
人をいなごのように満たす。
彼らはあなたに向かって、かちどきの声をあげる。
(万軍の主は、自らをさして誓い、言われる、)
(わたしは必ずあなたのうちに、)
(人をイナゴのように満たす。)
※一度は、人口を満たすが、
(彼らはあなたに向かって、勝ち時の声をあげる。)
51:15主はその力をもって地を造り、
その知恵をもって世界を建て、
その悟りをもって天をのべられた。
(主は、その力を持って地を造り、)
(その知恵をもって世界を建て、)
(その悟りをもって天をのべられた。)
51:16彼が声を出されると、
天に多くの水のざわめきがあり、
また地の果から霧を立ちあがらせられる。
彼は雨のためにいなびかりをおこし、
その倉から風を取り出される。
(彼が声を出されると、)
(天に多くの水のざわめきがあり、)
(また地の果てから、霧を立ち上がらせられる。)
※この霧、地の果てから来る人体に悪い霧か(PM2.5)
(彼は雨のためにいなびかりをおこし、)
(その倉から風を出される。)
※暴風雨が吹き荒れ、洪水が起こる。
51:17すべての人は愚かで知恵がなく、
すべての金細工人は
その造った偶像のために恥をこうむる。
その偶像は偽り物で、
そのうちに息がないからだ。
(すべての人は愚かで知恵がなく、)
(すべての金細工人は)
(その造った偶像のために恥をこうむる。)
(その偶像は作り物で、)
(そのうちに息がないからである。)
※要するに何の役にもたたない。
51:18それらは、むなしいもの、迷いのわざである。
罰せられる時になれば滅びるものである。
(それらは、むなしいもの、迷いのわざである。
(世界が罰せられる時になれば、滅びの対象となるからだ。)
51:19ヤコブの分である彼はこのようなものではない、
彼は万物の造り主だからである。
イスラエルは彼の嗣業としての部族である。
彼の名は万軍の主という。
(ヤコブの分である彼は、このような者ではない、)
(彼が万物の造り主であるからである。)
(イスラエル(イエスの意味)は、彼の嗣業としての意味であり、それを取り囲む部族の忠信を意味する。)
(彼の名を万軍の主という。)
51:20おまえはわたしの鎚であり、戦いの武器である。
わたしはおまえをもってすべての国を砕き、
おまえをもって万国を滅ぼす。
(おまえは、わたしの鎚であり、戦いの武器である。)
(わたしはお前をもってすべての国を砕き、)
(おまえをもって万国を滅ぼす。)
51:21おまえをもってわたしは馬と、その騎手とを砕き、
おまえをもって戦車とそれに乗る者とを砕く。
(※そのまま)
※要するに軍隊を意味するものを打ち砕く。
51:22わたしはおまえをもって男と女とを砕き、
おまえをもって老いた者と幼い者とを砕き、
おまえをもって若い者と、おとめとを砕く。
51:23わたしはおまえをもって、
羊飼と、その群れとを砕き、
おまえをもって農夫と、くびきを負う家畜とを砕き、
おまえをもっておさたちと、つかさたちとを砕く。
(※このまま)
※すべてにそれが及ぶという意味。
51:24わたしはバビロンとカルデヤに住むすべての者とに、彼らがシオンで行ったもろもろの悪しき事のために、あなたがたの目の前で報いをすると、主は言われる。
(わたしは、バビロンシステムの国家と移民の国家に住むすべての者とに、)
(彼らが神の契約者に行ったもろもろの悪しき罪のために、あなたがたの目の前で報いをすると、主は言われる。)
51:25主は言われる、
全地を滅ぼし尽す滅ぼしの山よ、
見よ、わたしはおまえの敵となる、
わたしは手をおまえの上に伸べて、
おまえを岩からころばし、
おまえを焼け山にする。
(主は言われる、)
(全地を滅ぼし尽くす滅びの山よ、)
※火山性の爆発を意味する暗示。
(見よ、わたしはおまえの敵となる、)
(わたしは手をおまえの上に伸ばして、)
(おまえを岩からころばし、)
(おまえを焼け山にする。)
51:26主は言われる、
人がおまえから石を取って、隅の石とすることなく、
また礎とすることもない。
おまえはいつまでも荒れ地となっている。
(主は言われる、)
(人がおまえから石を取って、隅の石とすることなく、)
(また礎とすることもない。)
(バビロンの地はいつまでも、荒地となって残るであろう。)
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51:27地に旗を立て、国々のうちにラッパを吹き、
国々の民を集めてそれを攻め、
アララテ、ミンニ、アシケナズの国々をまねいて
それを攻め、
軍の長を立ててそれを攻め、
群がるいなごのように馬を上り行かせよ。
(地に旗を立て、国々のうちに滅びのラッパを吹き、)
※要するに、その時を告げる意味。
(国々の民を集めてそれを攻め、)
(その意味ある国々が、神の招きで立ち上がり、)
(バビロンシステムを意味する国々、すなわちEUを意味するところを攻め、)
(軍の長を立ててそれを攻める。)
(群がるイナゴのように、馬を上り行かせよ。)
※アララテ、アララト山は古くからアルメニア人の多く居住してきた地域。これが一つの隠語。アルメニア人とは、(使徒教会の名は、)伝承に十二使徒がアルメニアにキリスト教を伝えたとあることに由来する。要するに今の汚れた教義ではなく、正当なもの。
※アシケナズ、ユダヤ系のディアスポラのうちドイツ語圏や東欧諸国などに定住した人々、およびその子孫を指す。
51:28国々の民を集めてそれを攻め、
メデアびとの王たちと、
そのおさたち、つかさたち、
およびすべての領地の人々を集めてこれを攻めよ。
(国々の民を集めて、それを攻めろ)
(かつては、主を拝した者達の王たちと、)
(その長たち、つかさたち、)
(およびすべての領地の人々を集めてバビロンシステムの国々に天罰を下せ。)
※メデアびと、つまりアーリア人のことです。とある。
前15世紀以降にイラン集団(イラン・アーリア人)が拡大していったと言われる。これらは、イスラム教以前のイランの宗教はマズダー教(及びその内の多数派であるゾロアスター教)である。マズダー教の特徴として世界を善悪の二つの神のグループの戦いとしてとらえる。
51:29その地は震い、かつもだえ苦しむ、
主がその思い図ることをバビロンにおこない、
バビロンの地を、住む人なき荒れ地とされるからだ。
(その地は震い、かつもだえ苦しむからである、)
(主がその思いを図ることを、バビロンシステムの国々におこない、)
(その共同体を組む国々の地を、住む人なき荒地とされるからだ。)
※この予言が、バビロンの預言と考えると、住む人なき荒地となるという意味が無いので、今世紀に起こる天罰を意味する。
51:30バビロンの勇士たちは戦いをやめて、
その城にこもり、力はうせて、女のようになる。
その家は焼け、その貫の木は砕かれる。
(バビロンシステムの国々の勇士たちは、戦うことを止めて、)
(その城にこもり、力は失せて、女のようになる。)
※要するに、その戦意を削がれる。
(その住む家は焼かれ、その貫の木は砕かれる。)
※要するに、偶像を意味する十字架は砕かれる。
貫の木、出入り口の扉を閉ざすための横木。とあるのでイエスの背負った横木を意味する。
※その怒りが炸裂する。
51:31飛脚は走って飛脚に会い、使者は走って使者に会い、
バビロンの王に告げて、町はことごとく取られ、
(その出来事が起きるので、その出来事を伝える飛脚が走る。)
(その使者は、それを恐怖の顔で伝える。)
(バビロンシステムの国々の王に告げて、町はことごとく滅ぼされ、)
51:32渡し場は奪われ、とりでは火で焼かれ、
兵士はおびえていると言う。
(その渡し場は奪われ、砦は火で焼かれ、)
(その組織に属する兵士は、怯えているという。)
51:33万軍の主、イスラエルの神はこう言われる、
バビロンの娘は、打ち場のようだ、
その踏まれる時が来たのだ。
しばらくしてその刈り取られる時が来る」。
(万軍の主、イスラエルの神はこう言われる、)
(その組織にいる娘は、打ち場のようだ、)
(その踏み倒される時が来たからだ。)
(しばらくすれば、それを刈り取る時がくる。)
※要するに時間に問題であり、それが完成しつつある。
51:34「バビロンの王ネブカデレザルはわたしを食い尽し、
わたしを滅ぼし、わたしを、からの器のようにし、
龍のようにわたしを飲み、
わたしのうまい物でその腹を満たし、
わたしを洗いざらいにした。
(その偶像神は、わたしを食い付くし、)
(わたしを十字架の上で滅ぼした、わたしの事実を封印して、)
(その事実をわからないように埋めてしまった。)
(そして、それが解からなくなるようにしたのだが、その知らせですべてを悟った)
※バビロン=国家権力、またアッカド語で「神の門」を意味する。
※ネブカデレザルの名前の由来については「ナブー神よ、国境の境界石を守りたまえ」の意味。
要するに偶像を拝し、その闇の力に手ことを食い尽した意味。(イエスを食い尽し、闇に葬った隠語である)
※うまい物でその腹を満たし、という意味合いは聖書に隠されている謎の悟らせる言葉の暗示。
Nebuchadnezzar|「神ナブーが境界石を守る」|アッシリア語
「知らせる」という意味を持つセム語の語根nbに由来するという説がある。
※わたしを洗いざらいにした。という意味は、その汚れを取り去り浄化したという意味。
ローマ人の手紙にある言葉。
「ヤコブから不信心を追い払うであろう。」
51:35わたしとわたしの肉親におこなった暴虐は、
バビロンにふりかかる」と
シオンに住む者は言わなければならない。
「わたしの血はカルデヤに住む者にふりかかる」と
エルサレムは言わなければならない。
(わたしとわたしの肉親に行った暴虐は、)
(そのバビロンシステムの国々に降りかかると)
(神の契約を結び、それに応える者たちは言わねばならない。)
(わたしの地は、移民の国家に住む人々に降りかかると、)
(エルサレムに住む者らは、言わねばならない。)
51:36それゆえ主はこう言われる、
「見よ、わたしはあなたの訴えをただし、
あなたのためにあだを返す。
わたしはバビロンの海をかわかし、
その泉をかわかす。
(それゆえ主はこう言われる、)
(見よ、わたしはイエスの訴えをただし、)
(あなたのためにあだを返す。)
(わたしはバビロンシステムの国家の海を干上がらせ、)
(その泉をことごとく干上がらせる。)
51:37バビロンは荒塚となり、山犬のすまいとなり、
驚きとなり、笑いとなり、
住む人のない所となる。
(その地域は、荒れた塚となり、山犬の住む場所と化してしまう、)
(それは人々には驚きとなり、嘲笑うこととなり、)
(住む場所の無い所となる。)
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51:38彼らはししのように共にほえ、
若いししのようにほえる。
(彼らは、ししのように共にほえ、)
(若いししのようにほえる。)
51:39彼らの欲の燃えている時、
わたしは宴を設けて彼らを酔わせ、
彼らがついに気を失って、ながい眠りにいり、
もはや目をさますことのないようにしようと
主は言われる。
(彼らが欲のもえている時に、)
(そのはかりごとを設けて、彼らをこれに酔わせ、)
(彼らがそれに気がつかないように、長い眠りに入らせた。)
(もはや、それを知り、目を覚ますことがないようにすると)
(主は言われる。)
51:40わたしは彼らを小羊のように、
また雄羊や雄やぎのように、ほふり場に下らせよう。
(わたしは彼らを子羊の葬られたときのように、)
※イエスはその罠があることを知らなかったので、それにみ合った罰を負わせる。)
(また、雄羊や雄やぎのように、ほふり場に下らせよう。)
※無抵抗の状態で滅ぼすという意味。
51:41ああ、バビロンはついに取られた、
全地の人の、ほめたたえた者は捕えられた。
ああ、バビロンはついに国々のうちに驚きとなった。
(ああ、バビロンシステムの国々は、ついに滅ぼされた、)
(全地の人の、ほめたたえた者は捕えられた。)
(ああ、その組織の場所は、国々のうちに驚きとなった。)
51:42海はバビロンにあふれかかり、
どよめく波におおわれた。
(海はその地域にあふれかえり、)
(どよめく波におおわれた。)
※津波を意味する。
51:43その町々は荒れて、
かわいた地となり、砂原となり、
住む人のない地となる。
人の子はひとりとしてそこを過ぎることはない。
(その町々は荒れて、)
(かわいた地となり、砂漠と化す。)
(住む人のない地となる。)
(人の子は、その場所を通り過ぎることはない。)
※それだけ、破壊が進むということ。
51:44わたしはバビロンでベルを罰し、
そののみこんだものを口から取り出す。
国々が川のように彼に流れ入ることはなくなる。
バビロンの城壁は倒れた。
(わたしはその地域で、その偶像の神を罰し、)
(そののみこんだものを口から取りだす。)
(国々が川の流れのように、彼に流れ入ることはなくなる。)
(その組織のたたずむ場所は倒れる。)
※ベル、ベル(ベール)神はバビロニア系の最高神。
51:45わが民よ、あなたがたはその中から出て、
おのおの主の激しい怒りを免れ、その命を救え。
(わが民よ、あなたがたはその中から出て、)
(おのおの主の激しい怒りを免れ、その命を救え。)
※要するに、気がついた者は命を救う為に、自らそれを出よという意味。
51:46心を弱くしてはならない、
この地で聞くうわさを恐れてはならない。
うわさはこの年にもくれば、また次の年にもくる。
この地に暴虐があり、
つかさとつかさとが攻めあうことがある。
(心を弱くしてはならない、)
(この地で聞く噂をおそれてはならない。)
(うわさは、この年にも来れば、また次の年にも来る。)
(この地には、暴虐があり、)
(つかさとつかさとが攻め合うことがある。)
※要するに紛争が目立つ。
51:47それゆえ見よ、
わたしがバビロンの偶像を罰する日が来る。
その全地ははずかしめられ、
その殺される者はみなその中に倒れる。
(それゆえ見よ、)
(わたしはその地域の偶像を罰する日が来る。)
(その全地は辱められ、)
(その殺される者は、みなその中に倒れるであろう。)
51:48天と地とそのうちにあるすべてのものは
バビロンの事で喜び歌う。
滅ぼす者が北の方からここに来るからであると
主は言われる。
(天と地とそのうちにあるすべての者は、)
(その組織の滅びることで喜び歌う。)
(滅ぼす者が、北の国からここに来るからであると)
(主は言われる。)
51:49イスラエルの殺された者たちのために、
バビロンは倒れなければならない、
バビロンのために全地の殺された者は倒れたのだ。
(かつてイスラエルの殺された者のために、)
(その組織の国々は、倒れなければならない、)
(その組織のために、全地の殺された者は倒れたからだ。)
※要するに、十字架を旗頭に無益な殺生が繰り返された罪。
51:50つるぎをのがれてきたあなたがたは、
行け、立ちとどまってはならない。
遠くから主を覚え、
エルサレムを心にとめよ。
(つるぎをのがれてきたあなたがたは、)
(行け、立ち止まってはならない。)
(遠くから主の覚え、)
(エルサレムに心をとめよ。)
51:51『われわれはののしりを聞いたので、恥じている。
異邦人が主の宮の聖所にはいったので、
恥がわれわれの顔をおおった』。
(われわれはののしりを聞いたので、恥じている。)
(ユダヤ人以外の人が、主の入るべき宮という聖所に入ったので、)
(恥が、われわれの顔をおおった。)
※要するに、思っていた意味とは違う人種が主の宮に来る。
51:52主は言われる、
それゆえ見よ、わたしがその偶像を罰する日が来る、
傷つけられた者が、その全国にうめくようになる。
(主は言われる、)
(それゆえ見よ、わたしがその偶像を罰する日が来る、)
(傷つけられた者が、その全国にうめくようになる。)
51:53たといバビロンが天に上っても、
その城を高くして固めても、
滅ぼす者はわたしから出て、
これに臨むと主は言われる。
(たとえその組織が天に上がろうとしても、)
(その城を高くして固めても、)
(滅ぼす者はわたしから出て、)
(これに臨むと主は言われる。)
51:54聞け、バビロンの叫びを、
カルデヤびとの地に起る大いなる滅びの騒ぎ声を。
(聞け、その組織の滅びる叫びを、)
(移民の国家の地に大いなる滅びの騒ぐ声を。)
51:55主がバビロンを滅ぼし、
その大いなる声を絶やされるのだ。
その波は大水のように鳴りとどろき、
その声はひびき渡る。
(主がその組織を滅ぼし、)
(その大いなる声を絶やされるのだ。)
(その波は大水のように鳴りとどろき、)
※押し寄せる津波にようなできごと。
(その声は響き渡る。)
※要するに、声も聞こえないが、その声は全地にあまねく。)
51:56滅ぼす者がこれに臨み、バビロンに来た。
その勇士たちは捕えられ、その弓は折られる。
主は報いをする神であるから必ず報いられるのだ。
(滅ぼす者がこれに臨み、その組織を打ち砕く。)
(その勇士たちは捕えられ、その闘いは止めることになる。)
(主は報いをする神であるから、必ず報いを与える。)
51:57わたしはその君たちと知者たち、
おさたち、つかさたち、および勇士たちを酔わせる。
彼らは、ながい眠りにいり、目をさますことはない。
万軍の主と呼ばれる王がこれを言わせる。
(わたしはその君たちと、知者たち、)
(それを治める者らと、その兵たちを酔わせる。)
(彼らが、ながい眠りにつき、それに気がつくことがないようにする。)
(万軍の主と呼ばれる王がこれを言わせる。)
51:58万軍の主はこう言われる、
バビロンの広い城壁は地にくずされ、
その高い門は火に焼かれる。
こうして民の労苦はむなしくなり、
国民はただ火のために疲れる」。
(万軍の主はこう言われる、)
(その組織の広い壁は地に崩され、)
(その高い門は火に焼かれる。)
(こうして、ここに住む民の労苦はむなしくなり、)
(国民は、燃え盛る火のために疲れ果てる。)
※これはエレミアが記した預言である。
51:59マアセヤの子であるネリヤの子セラヤが、ユダの王ゼデキヤと共に、その治世の四年にバビロンへ行くとき、預言者エレミヤがセラヤに命じた言葉。セラヤは宿営の長であった。
51:60エレミヤはバビロンに臨もうとするすべての災を巻物にしるした。これはすなわちバビロンの事についてしるしたすべての言葉である。
51:61エレミヤはセラヤに言った、「あなたはバビロンへ行ったならば、忘れることなくこのすべての言葉を読み、
51:62そして言いなさい、『主よ、あなたはこの所を滅ぼし、人と獣とを問わず、すべてここに住む者のないようにし、永久にここを荒れ地としようと、この所について語られました』と。
51:63あなたがこの巻物を読み終ったならば、これに石をむすびつけてユフラテ川の中に投げこみ、
51:64そして言いなさい、『バビロンはこのように沈んで、二度と上がってこない。わたしがこれに災を下すからである』と」。ここまではエレミヤの言葉である。