エレミア書第48章、解読文章
エレミア書第48章
48:1モアブの事について、万軍の主、イスラエルの神はこう言われる、
「ああ、ネボはわざわいだ、これは滅ぼされた。
キリヤタイムははずかしめられて取られ、
とりでは、はずかしめられてこわされた。
(父によっての啓示、ヨルダンのカラク県の地域の事について、万軍の主、イスラエルの神はこう言われる、)
(ああ、宗教的意味あいが強いので災いである。これは滅ぼされるであろう。)
(守る術がないので、辱められて取られ、)
※要するに、神にさばきには逆らう術もない。
(その守るべき砦は、辱められて壊される。)
※モアブ、旧約聖書によれば、ロトとロトの長女との間に生まれた息子モアブ(ヘブライ語で「父によって」の意)に由来し、とある。
※ヨルダンの(カラク県)にほぼ等しい。同地域がイスラム教の影響下に置かれる前には「モアブ」と呼ばれていたことも突き止められている。
※ネボ、キリスト教の伝承によれば、モーセは神によってこの山に埋葬されたが、モーセの永眠の地は不明である。イスラームの伝承でもまた同様にいわれている。と言う記述から。
※キリヤタイム、ルベンの子らの一人。
ルベン族は天然の防御がなかったので、東と南から外敵による侵略にさらされた。
※追記
マカバイ記 二 2章4-7節によると、預言者エレミヤは幕屋と契約の箱をこの地に隠したとされる。が、このマカバイ記は真なる12名の預言書ではないので、この意味があり災いという意味か。
※守るすべがない…その防御は天に対しては皆無だ。
48:2モアブの誉は、消え去った。
ヘシボンで人々はモアブの害を図り、
『さあ、この国を断ち滅ぼそう』という。
マデメンよ、おまえもまた滅ぼされる、
つるぎがおまえを追う。
(ヨルダンのその地域の誉は、消え去った。)
(火が燃えだし、人々はもヨルダンの地域の者の害を図る。)
(「さあ、この国を滅ぼそう」と言うであろう。)
(さばきが、おまえたちを追い詰める。)
※ヘシボン、ヘシボンから火が燃え出し、シホンの都から炎が出て、モアブのアルを焼き尽しとある。
※イスラム国の幹部らが、ヨルダンの部族の者たちである意味から、その国を滅ぼそうとする動きが生じる。
※もうひとつはイスラムの意味、聖書を読まないために盲目の徒である。
48:3ホロナイムから叫び声が聞える、
『荒廃と大いなる滅亡だ』という。
(神のさばきの叫び声が聞こえる。)
(『荒廃と大いなる滅亡だ』という。)
※ホロナイム、神の裁きが向けられた場所。
48:4モアブは滅ぼされ、
叫びはゾアルにまで聞える。
(ヨルダンのその地域は滅ぼされ、)
(叫びは、この周辺の地域まで聞こえる。)
※ゾアル、大変災がモアブ(ヨルダンのその地域の者)に降り懸かる時,逃げ延びる者はゾアルまで聞こえる。
またその国の荒廃を嘆く叫びは「ゾアルからホロナイムに,エグラト・シェリシヤにまで」聞こえることが予告されている。
※もうひとつはイスラムの意味、聖書を読まないために盲目の徒である。
48:5彼らは泣きながらルヒテの坂を登る。
彼らはホロナイムの下り坂で、
『滅亡』の叫びを聞いたからだ。
(彼らは、泣きながら、神の裁きを知り、ルヒテの坂を登る。)
※逃げまどう姿。
(彼らはその周辺の地域で、)
(「滅亡」の叫びを聞いたからだ。)
※非道な悪がはびこり、人々を苦しめる。
48:6逃げて、自分の身を救え、
荒野の野ろばのようになれ。
(逃げて、自分の身を救え、)
(荒野の野に住むイスラエルの再来を知れ。)
※エルサレムに入るとき、イエスはロバで来た。
長き間、野に隠れ、言葉を送るからである。
48:7おまえが、とりでと財宝とを頼みにしたので、
おまえも捕えられるからだ。
またケモシは、その祭司とつかさたちと共に、
捕えられて行く。
(おまえが、とりでと財宝とを頼みにしたので、)
(おまえも捕らわれの身になる。)
(また、その偶像なる神は、その祭司と司たちと共に、)
(捕われてゆく。)
※ケモシ、ケモシとはメソポタミアの神シャマシュと同一であるという説より。
要するに偶像である。
48:8滅ぼす者はすべての町に来る、
一つの町ものがれることができない。
谷は滅び、平地は荒される、
主の言われたとおりである。
(滅ぼす者は、すべての町にそれを行う、)
(一つの町も逃れることはできない。)
(谷は滅び、平地は荒される、)
(主の言われたとおりになる。)
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48:9モアブに翼を与えて、飛び去らせよ。
その町々は荒れて、住む者はなくなる。
(ヨルダンの部族の者の守護していたものに翼を与えて、飛び去らせよ。)
※要するに、その守るものはいなくなる。
(その町々は荒れてしまい、住む者はいなくなる。)
※もうひとつはイスラムの意味、聖書を読まないために盲目の徒である。
48:10主のわざを行うことを怠る者はのろわれる。またそのつるぎを押えて血を流さない者はのろわれる。
(主のわざを行なうことを怠る者はのろわれる。またそのつるぎを押えて血を流さない者はのろわれる。)
※その役目を果たさず、そのわざを行なうことを怠ることは、神への反逆と言う意味。
48:11モアブはその幼い時から安らかで、
酒が、沈んだおりの上にとどまって、
器から器に、くみ移されなかったように、
捕え移されなかったので、
その味はなお存し、その香気も変ることがない。
(ヨルダンのその部族の者は、その当初の時は安らかで、)
(その意味あいは忘れられ、)
(その教えの意味も理解していないので、)
(その愚かな間違った思考は変わることがない。)
※もうひとつはイスラムの意味、聖書を読まないために盲目の徒である。
48:12主は言われる、それゆえ見よ、わたしがこれを傾ける者どもをつかわす日が来る。彼らはこれを傾け、その器をあけ、そのかめを砕く。
(主は言われる、それゆえ見よ、わたしはこれを傾ける者たちをつかわす日がくる。)
(彼らは、これをひっくり返し、)
(その価値をも、砕いてしまう。)
48:13その時モアブはケモシのために恥をかく。ちょうどイスラエルの家がその頼みとしたベテルのために恥をかいたようになる。
(その時ヨルダンの部族の者は、その偶像崇拝のために恥をかく。)
(ちょうどイスラエルの家が、その頼みとした正当なる神を辱めた罪と同様である。)
※ケモシ、ケモシとはメソポタミアの神シャマシュと同一である。ヘブライ語で「太陽」が「シェメシュ(Shemesh)、アラビア語では「シャムス(Shams)」と音が似ているため、メソポタミアで太陽神として信じられていたのと付合します。
※ベテル、エルサレムの北19キロ、アイの西にある町である。以前は、ルズと言われていた。アブラハムはネゲブに向かう途中で、ベテルの付近に滞在して、祭壇を築いた。ヤコブはこの町の近くで、神の啓示を受けて、祝福の契約を与えられた後に、ルズをベテルと呼んだ。
※ヤコブが崇拝した神は正当なるのだが、これを辱めた。
48:14あなたがたはどうして
『われわれは勇士だ。強い戦士だ』というのか。
(あなたがたはどうして、)
(われわれは勇士だ。強い戦士だと言うのか。)
※聖戦と言うが、その根本が間違っている。
48:15モアブとその町々を滅ぼす者は上って来、
モアブのえり抜きの若者たちは下って殺されたと
万軍の主と名のる王が言われる。
(ヨルダンのその部族とその町々を滅ぼす者がやってきて、)
(ヨルダンの部族の者の選り抜きの若者たちは、下って殺されたと)
(万軍の主を名乗る、ヤコブなる王が云われるからだ。)
※もうひとつはイスラムの意味、聖書を読まないために盲目の徒である。
48:16モアブの災難は近づいている、
その苦難はすみやかに来る。
(ヨルダンの部族の者の災難は近づいている、)
(その苦難は速やかに訪れる。)
※もうひとつはイスラムの意味、聖書を読まないために盲目の徒である。
48:17すべてその周囲にある者よ、
またその名を知る者よ、
彼のために嘆いて、
『ああ、強き笏、麗しきつえは、
ついに折れた』と言え。
(すべてその周囲にある者よ、)
(またその名を知る者よ、)
(彼のために嘆いて、)
(ああ、強き柄杓、うるわしきつえは、)
(ついに折れたと言え。)
※その名を知る者よ、その王になる者が伝えている意味を知る者。
48:18デボンに住む者よ、あなたの栄えを離れて下り、かわいた地に座せよ。
モアブを滅ぼす者があなたに攻めのぼって来て、
あなたの城を滅ぼしたからだ。
(デボンに住む者らよ、あなたがたの栄えは離れていき、かわいた地に座り込め。)
(ヨルダンの部族の者を滅ぼす者があなたがたに攻めて来て、)
(あなたがたの城を滅ぼしたからだ。)
※デボン、民数記に彼らの子らは滅び去った、ヘシボンからデボンまで。とある。
48:19アロエルに住む者よ、
道のかたわらに立って見張りし、
逃げてくる男、のがれてくる女に尋ねて、
『何が起ったのか』と言え。
(ルベン族の民よ、)
(道の傍らに立って見張りせよ、)
(逃げてくる男、逃れてくる女を尋ねて、)
(「何が起こったのか」と言え、)
※アロエルは、旧約聖書に登場する地名である。元エモリ人の都市で、後にルベン族の町になった。
ルベンは生きる、数は少ないとある。(選民)
ルベンはその子を見る…その民族を意味するので日本人。
48:20モアブは敗れて、恥をこうむっている。
嘆き呼ばわれ。
アルノン川のほとりで、
モアブは滅ぼされたと告げよ。
(ヨルダンの部族の者は破れて、恥をこうむっている。)
(嘆いて、呼ばわれ。)
(逃れてくる川のほとりで、)
(ヨルダンの部族の者は滅ぼされたと告げよ。)
※イスラム国の幹部たちの崩壊と滅びの意味である。
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48:21さばきは高原の地に臨み、ホロン、ヤハズ、メパアテ、
(さばきは高原の地に臨み、ホロン、ヤハズ、メパアテ、)
※ホロン、「ホロン」は、少量の「砂」を意味するヘブライ語である。
砂漠化されていない場所
※ヤハズ、その声はヤハズまで聞える。とあるのでその近隣に聞こえる。
※メパアテ、メパアテとその放牧地などとあるので、遊牧民をさす言葉か。
48:22デボン、ネボ、ベテ・デブラタイム、
(デボン、ネポ、ベテ、デブラタイム、)
48:23キリヤタイム、ベテ・ガムル、ベテ・メオン、
(キリヤタイム、ベテ・ガムル、ベテ・メオン、 )
48:24ケリオテ、ボズラなどモアブの地のすべての町の、遠いものにも近いものにも、臨んだ。
(ケリオテ、ボズラなどイスラムの地のすべての町の、遠いものにも近いものにも、臨んだ。)
※要するに、その災いが挑むと言う意味。
48:25モアブの角は砕け、その腕は折れたと主は言われる。
(イスラム国のヨルダンの部族の者の栄華は砕け、その力は折れたと主は言われる。)
※もうひとつはイスラムの意味、聖書を読まないために盲目の徒である。
48:26モアブを酔わせよ、彼が主に敵して自ら高ぶったからである。モアブは自分の吐いた物の中にころがって、笑い草となる。
(ヨルダンの部族の者を酔わせよ、彼らが主に敵対して自ら高ぶったからである。イスラムは自らがはいた言葉に躓き、笑い草となる。)
48:27イスラエルはあなたの笑い草ではなかったか。あなたが、彼のことを語るごとに首を振ったのは、彼が盗賊の中にいたとでもいうのか。
(イスラエルはあなたの笑い草ではなかったか。)
※イエスキリストをあざ笑い、その罪をかさねた。
(あなたが、彼のことを語るごとに、批判して首を振ったのは、彼が盗賊の中にいたとでも言うのか。)
48:28モアブに住む者よ、町を去って岩の間に住め。
谷の入口のかたわらに巣を作る
山ばとのようにせよ。
(イスラム国のヨルダンの部族に住む者よ、町を去って岩の間に住むことだ。)
(谷の入り口の傍らに巣をつくるがよい。)
(山鳩のようになれ。)
※山鳩、キジバトは、昔、山鳩と呼ばれていた。かつては街の郊外や山地にすんでいたのである。
※もうひとつはイスラムの意味、聖書を読まないために盲目の徒である。
48:29われわれはモアブの高慢な事を聞いた、
その高慢は、はなはだしい。
すなわち、その尊大、高慢、横柄、
およびその心の高ぶりのことを聞いた。
(われわれはヨルダンの部族の者の高慢なことを聞いた、)
(その高慢は、はなはだしいので罪である。)
(すなわち、その尊大、高慢、横柄、)
(および、その心の高ぶりを聞いた。)
※やること、なすことが神の怒りに触れる悪行が多いことである。
※もうひとつはイスラムの意味、聖書を読まないために盲目の徒である。
48:30主は言われる、わたしは彼の横着なのを知る、
彼の自慢は偽りで、その行いも偽りである。
(主は言われる、わたしは彼の横着なのを知る、)
※それを見ていると言うこと。
(彼の自慢は偽りで、その行いも悪行なので偽りである。)
48:31それゆえ、わたしはモアブのために嘆き、
モアブの全地のために呼ばわる。
キルヘレスの人々のためにわたしは悲しむ。
(それゆえ、わたしはヨルダンの部族の者のために嘆き、)
(ヨルダンの部族の者の全地のために呼び掛ける。)
(終わりを告げた人々のためにわたしは悲しむ。)
※滅ぼすことに嘆くと言う意味である。
※キルヘレス、彼らの獲た富が消えうせたからである。とあるのでその栄華は終わりを告げる。
イラク北部に台頭する国の者らの出身が、ヨルダンの部族のひとつカラク県の者らである。
48:32シブマのぶどうの木よ、
わたしはヤゼルのために泣くのにまさって
おまえのために泣く。
おまえのつるは延びて海を越え、ヤゼルに及んだ。
おまえの夏の実と、その収穫を滅ぼす者が
襲ってきた。
(神が与えたぶどうの木よ、)
(わたしは、神がかつて助けた町のために泣くのにまさって、)
(おまえの運命のために泣くであろう。)
※シブマ、シブマの町を建てた。彼らは建てた町々に新しい名を与えた。とあるので、当初は神が喜ばれた町。
※ヤゼル、(Jazer)[[神が]助けてくださるように]と言う意味。
(おまえのつるはのびて、海を越えて、神が助けた町に及んだ。)
※現在の契約の民のいる場所。
(その収穫を完全に打ち砕く者が、)
(襲ってくる。)
48:33喜びと楽しみは、実り多いモアブの地を去った。
わたしは、ぶどうをしぼる所にも酒をなくした。
楽しく呼ばわって、ぶどうを踏む者もなくなった。
呼ばわっても、喜んで呼ばわる声ではない。
(喜びと楽しみは、実りの多いヨルダンの部族の者の地を去っていく。)
(わたしは、その果実をしぼる所にも祝いの酒は置かない。)
(その果実から出来上がる、酒をつくるために踏む者もいなくなる。)
(呼んでも、喜んで呼ぶような声ではない。)
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48:34ヘシボンとエレアレは叫ぶ。ヤハヅに至るまで、ゾアルからホロナイムとエグラテ・シリシヤに至るまで、彼らはその声をあげる。ニムリムの水も絶えたからである。
(ヘシボンとエレアレは、その罪のために叫ぶ。ヤハヅに至るまで、ゾアルからホロナイムとエグラテ・シリシヤに至るまで、彼らはその嘆きの声をあげる。)
(その近隣にある水源が干ばつで苦しむからだ。)
※ヘシボン、そしてイスラエルはアモリびとのすべての町々に住み、ヘシボンとそれに附属するすべての村々にいた。とあるのでその仇を討つ。
48:35主は言われる、わたしは犠牲を高き所にささげ、香をその神にたく者をモアブのうちに滅ぼす。
(主は言われる、わたしは犠牲を高き所にささげ、その香をその神にたく者をヨルダンの部族の者から完全に滅ぼす。)
※神は犠牲と、香とは好まれない。
※もうひとつはイスラム国の意味、聖書を読まないために盲目の徒である。
彼らは神から送られたのだが、それの意思に従うことをせずに好き放題殺戮した。
48:36それゆえ、わたしの心はモアブのために笛のように嘆き、わたしの心はキルヘレスの人々のために笛のように嘆く。彼らの獲た富が消えうせたからである。
(それゆえ、わたしの心はヨルダンの部族カラクの者のために笛のように悲しい泣き声を持って嘆き、わたしの心は、その愚かな人々のために嘆く。その富が消えうせるために嘆く。)
※キルヘレス、ヨルダンの西部カラクから出た者らの意味。
このカラク出身者のほとんどがイスラム国の指導者だったことは理解している。
イスラム国の人々の繁栄はつぶされ、彼らの獲た富が消えうせたからであるという意味合いになる。
48:37人はみな髪をそり、皆ひげをそり、みな手に傷をつけ、腰に荒布を着ける。
(人はみな髪を剃り、皆髭を剃り、皆その手に傷をつけて、腰に荒布を着ける。)
※しかし、髪を剃る行為は、神の洗礼を受けることはない。髭も同様である。
聖書の記述にある意味を知らない。
48:38モアブではどこの屋根の上も、広場も、ただ悲しみに包まれている。これは、わたしが、だれもほしがらない器のようにモアブを砕いたからであると主は言われる。
(ヨルダンの部族の者の地では、どこの屋根の上も、広場も、ただ悲しみに包まれている。)
(これは、わたしが、誰も欲しがらぬ器のようなものに、ヨルダンの部族の者を砕いたからであると主は言われる。)
※もうひとつはイスラムの意味、聖書を読まないために盲目の徒である。
48:39ああ、モアブはついに滅びた。人々は嘆く。ああ、モアブは恥じて顔をそむけた。モアブはその周囲のすべての者の笑い草となり恐れとなった」。
(ああ、ヨルダンの部族の者はその罪のために滅びた。人々は嘆く。)
(ああ、ヨルダンの部族は恥じて顔をそむけた。)
(ヨルダンの部族の者は、その周囲のすべての者の笑い草となり恐れとなるであろう。)
48:40主はこう言われる、
「見よ、敵はわしのように速く飛んできて、
モアブに向かって翼をのべる。
(主は言われる、)
(「見よ、その敵はわしのように早く飛んできて、」)
(ヨルダンの部族の者に向かって翼をのべる。)
※そのさばきは見えない所から送られる。
48:41町々は取られ、城は奪われる。
その日モアブの勇士の心は
子を産む女の心のようになる。
(町々は取られ、城は奪われる。)
(その日、ヨルダンの部族の者の勇士の心は、)
(おなごのように、弱気になる。)
※神のさばきがあることを知る。
※もうひとつはイスラムの意味、聖書を読まないために盲目の徒である。
48:42モアブは滅ぼされて、国を成さないようになる。
主に敵して自ら誇ったからである。
(ヨルダンの部族の者は滅ぼされて、その国はなさないようになる。)
(主に敵対して、自ら誇った罪は重い。)
48:43主は言われる、
モアブに住む者よ、
恐れと、穴と、わなとがあなたに臨んでいる。
(主は言われる、)
(ヨルダンの部族の者の地に住む者よ、)
(恐れと、土砂崩れによる罠が、あなたがたに臨んでいる。
※突如の豪雨と、その栄華を打ち砕く土砂崩れが人々に襲うからだ。
48:44恐れをさけて逃げる者は穴におちいり、
穴をよじ上って出る者は、わなに捕えられる。
わたしがモアブに、その罰せられる年に、
これらのものを臨ませるからであると
主は言われる。
(恐れを避けて逃げる者は、穴に落ちてしまい、
(穴から逃れようする者は、罠に捕えられる。)
(わたしがヨルダンの部族の者の地に住む者らに、その罰を与えるとき、)
(これらの者を臨ませるからであると、)
(主は宣言なされる。)
48:45逃げた者はヘシボンの陰に、力なく立ちどまる。
ヘシボンから火が出、シホンの家から炎が出て、
モアブの額、騒ぐ人々の頭の頂を焼いたからだ。
(逃げた者は、かたき討ちの陰に、力なく立ち止まる。)
※その光景に、何が起きたのか恐れることになる。
(ヘシボンから火が出、その家から炎が出て、)
(ヨルダンの部族の者の額、騒ぐ人々の頭の頂を焼くつくすからだ。)
※土砂崩れの惨状の後は、炎の災いが臨むと言う意味。
48:46モアブよ、おまえはわざわいだ。
ケモシの民は滅びた。
おまえのむすこらは捕え移され、
おまえの娘らも捕え行かれたからである。
(ヨルダンの部族の者よ、お前は災い以外のなにものでもない。)
(おまえたちの偶像の神を拝する者は滅びた。)
(おまえの息子たちは捕え移され、)
おまえの娘たちも捕われ行かれたからである。)
※ケモシ、偶像の神である。
※もうひとつはイスラムの意味、聖書を読まないために盲目の徒である。
48:47しかし末の日にわたしは再びモアブを栄えさせると
主は言われる」。
ここまではモアブのさばきの事をいったのである。
(しかし、末の日に、わたしは再びヨルダンの部族の者を許し栄えさせると、)
(主は言われる。)
(ここまでは、ヨルダンの部族の者の裁きのことを云ったのである。)
※悔い改めれば、救われると言う意味。
残る数は、少ないと思われる。
※もうひとつはイスラムの意味、聖書を読まないために盲目の徒である。