十八話〜消えない希望〜
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これからも頑張ります!
「ふぅ……ドキドキしたな」
予備のバスタオルで身体を拭いてドライヤーで髪を乾かした僕は、寝巻に着替える為に自分の部屋へ向かう。
勿論父さんに見られない様に予備のバスタオルを腰に巻いている。
リビングを通ると父さんに絡まれた。
「翔、久し振りに遥と風呂に入った気分はどうだ? 一緒に入れて嬉しかったか? わはは! 」
駄目だ。
完全に出来上がっている。
「はぁ……父さん、飲み過ぎない様にね」
僕は呆れてそう言うと早歩きで歩く。
今の父さんは唯のセクハラ親父だ。
僕の背後から、「俺は飲み過ぎてないぞ!? 」とか聞こえて来たけど無視だ。
酔った父さんに構うとロクな事が無い。
僕はテーブルに置いていたスマホを持って、リビングを後にした。
「酒癖が悪いのさえ直れば良いんだけどな……」
僕は独り言を言うと、自分の部屋のドアを開けて箪笥から下着と寝巻を取り出して着替え、ベッドに横になった。
「さて、スマホを見てみるか」
ホームボタンを押すとSeinの通知が来ていた。
「えっ⁉︎ 」
僕は通知を見て驚いた。
何故なら有り得ない人物からのメッセージが来ていたからだ。
「光ちゃん……」
光ちゃんとは別れた時からずっと連絡を取っていなかった。
Seinでお互いに登録したままだったけど、気不味くなるだろうと思ってメッセージを送るのは止めていたのだ。
「どんな内容なんだろう……? 嫌な事じゃなかったら良いな……」
僕は恐る恐るSeinを起動した。
ピロン♪
通知音が鳴り、メッセージが表示される。
そこに表示された言葉は――
光: カケちゃん、またSeinで連絡取ろう?
良かった。
物凄く嬉しい。
光ちゃんとはもう連絡を取り合う事は無いと思っていたからだ。
僕は光ちゃんに返信する。
翔: うん! 勿論良いよ。 有難う
返信すると直ぐに既読になり、メッセージが送られて来た。
光: 私の方こそ有難う。 じゃあまた明日学校で会おうね。 お休み!
先輩並みにスピードが早いな……。
翔: どう致しまして。 うん、お休み!
僕はそう送信すると、明日の学校に行く準備を済ませて早めに就寝した。




