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作業ゲー的異世界転生  作者: 蜜柑太郎
第1章 ホイホイ
43/466

第43淡 対スライムその39

「結構、寒くなってきたな……。」


今日も朝イチでスライムホイホイに行った後、カルベリオ村南西側の森に向かっている俺。


もうそろそろ日陰に入ると半袖では少し肌寒い。


先週、レベルの方は、Lv43になったが、それまでに1ヶ月ちょっと経過しており、季節は既に秋口になっていた。


スモールイエロースライムやイエロースライムを相手にしているため、レベルアップのペースは鈍化の一途を辿っているが、それもまた仕方ないと考えている。


やはり経験値を稼ぐにしてもモチベーションを維持しなければならない。


モチベーションを維持するには、面白みを感じられるのが1番って事で、この1ヶ月ちょっとは、1対多数戦にハマっていたしね。


最大スモールイエロースライム6匹と戦闘。


その時も基本は、横移動と打ち払いで、火球ファイアボールを処置してからの投石や打ち込みだ。


「凪ぎ払えっ!」


凪ぎ払えって言っても、やるのは俺だけど、近接攻撃においては横一文字に鋤を振るのがスモールイエロースライムの集団には、効果的であった。


まとめてダメージが与えられるし、ぶっ飛ばし効果で、相手の動きもある程度、こちらの思い描いたようにコントロールできる。


しばらくの間、この横一文字振りを多用してきた。


しかし、最近は、流石に俺の中のブームも去って、イエロースライムとの一騎討ち中心になってきている今日この頃。


加えて、探索というか、日課的にカルベリオ村東西の森を見回ってたりもして、割と安定した状態で充実してる。


まあ、森の中では、未だ魔物モンスターとエンカウントした事ないけどね。


「……今日も服務中、異状なしって感じだな~。」


俺は、南西側の森に辿り着くと、気配を察しながら歩き回る。


コンパスもないので、最初は迷いながらだったが、今はだいぶ、自分がどの辺りに居るのか掴めるようになってきている。


極端に太い樹だったり、平たい岩だったり、森の中にも少しずつ目印になるような、地点が散在しているのだ。


ただ、詳細に把握をしているわけでもない。


新しい発見もなきにしもあらず……。


……うん、今、発見したわ。


斜面にぽっかり空いた洞穴である。


「こんな所に洞穴なんてあったんだ。」


場所としては……



※1 □:カルベリオ村、牧:牧場、畑:田、浜:海岸、池:調整池、林:人の手が入ってる森、?は自作地図上では空白。

※2 1マス約1㎞四方


海海海海海海海海海

海海海浜浜浜海海海

海海浜林林林浜海海

浜浜牧畑□林森浜浜

森林牧畑丘池森森森

森森森丘山丘森森森

森森丘山山山丘森森

  ↑


この丘の西寄り。


丘も途中までは、木々が繁っているから、森と丘の境はそこまで明確じゃないけどね。


いずれにせよ、俺の見回り範囲の南端ギリギリの所に洞穴を発見したのである。


入り口は、1m程であるが、屈み込んで覗いた限りは、結構奥が深そうだ。


もちろん、何が飛び出して来ても、対応出来るように安全距離は取った上なので、多少の見難さはあるが。


「う~ん、断定は出来ないけど、何かの巣っぽいな。爪で掘ったような後があるし…………こりゃ、もしかするともしかするぞ。」


俺の中で、ゴブリンは、洞穴を巣として財宝や拐ってきた女子供を運び込んでる

イメージである。


まだ、熊とかそういった獣の類いの巣というのも否定出来ないが、森探索始まって以来の発見に、

いやが応でも期待が高まってくる。


「……とは言え、何も情報がない中で、あそこに突撃していくのは得策じゃないな……。」


そこで、しばし周りを見回した俺は、手頃な草むらを見付けてそこに身を潜める。


腰を据えて、この洞穴を監視する事する俺であった。



ーーーーーー


主人公のステータス

名前:アルベルト=ガルシア

種族:人

性別:オス

年齢:3歳

身長:99cm

体重:16kg

出身地:カルベリオ村

所属:なし

カルマ:-1

モラル:-2


Lv:43

状態:正常

体力:25/25

魔力:6/6

筋力:19

反応:14

耐久:14

持久:14

※( )内は、前話からの変化値


職業ジョブ:戦士Ⅰ

能力アビリティ:棒術経験値向上E、棒威力向上E、重打ヘビーヒット

技能スキル:棒術Ⅰ、投擲術Ⅰ、探索術0

加護ギフト:なし

装備:×牛引きプラウ、麻の服、木皮の靴、(戦闘時のみ木製短冊胸当て、同籠手、同肘当て、同膝当て、同すね当て)

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