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作業ゲー的異世界転生  作者: 蜜柑太郎
第1章 ホイホイ
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第28淡 対スライムその24

溝堀りスコップから改造した牛引き鋤に得物を変えてから1週間が過ぎた。


その間、連日スモールイエロースライムを倒して、また1つレベルが上がっている。


鋤の調子の方はといえば、なかなか好調である。


厚みのある柄の部分自体も防御に使えるため、刃先で打ち返したりしなくてもスモールイエロースライムが撃ってくる程度の火球ファイアボールであれば、最悪逸らす事が出来るし、

重量とリーチを活用した打ち下ろしは、前のスコップとは比べ物にならない威力を発揮している。


感覚的には3倍くらいあると思う……赤くはないけど。


そして、昼イチからの狩りでもその威力を遺憾なく発揮していた。


「ペ~イっ!」


ドガンッ


投石数投からの、

鋤先1発でダウンさ。


「……もうこの重量感が超くせになりそう。」


打ち心地にもどハマリしてるしね。


ちなみに鋤は、ステータス内では『×牛引き鋤』と表示されているが、×は壊れている道具類に付く印である。


牛が引く事によって田畑を耕す道具という事からしたら確かに壊れてるんだけど、ちょっと悲しい……。


その他、魔法等の特殊な効果が付与されているものには○や◎、⬆印等が付くらしい。


マジックアイテムとかロマンだよね。


しかし、武器が良くなった分だけ、欲も出てくる。


「普通のイエロースライムにそろそろ挑みたい所だな~。効率的にもスモールイエロースライムじゃ悪くなってくる頃だし。

あとはその間、何をしてるか……。」


ただ、イエロースライムが湧くまでの1週間かかる。

当然、その間、どう過ごすかを考えなければならない。


恒常的にやっている棒術の鍛練や生活魔法の練習、

その他、主にカルロス爺さんからのこの世界に関する情報収集だけでも、時間的には、結構潰れるのだが、

個人的にはもう一刺激欲しい所だったのである。


「ステータス的には、ゴブリン辺りなら何とかなりそうだし……池の対岸に行ってみるかな~。」


池というのはもちろん調整池の事である。


村の周囲の地形は、


※1 □:カルベリオ村、牧:牧場、畑:田、浜:海岸、池:調整池、林:人の手が入ってる森

※2 1マス約1㎞四方


海海海海海海海海海

海海海浜浜浜海海海

海海浜林林林浜海海

浜浜牧畑□林森浜浜

森林牧畑丘池森森森

森森森丘山丘森森森

森森丘山山山丘森森


こんな感じなのだが、スライム溜まりを作ったのは池の北側の林であり、対岸部にあたる北側の丘~東側の森方面には行っていなかった。


以前、ステータスを確認したゴブリンが歩いていたのが池の東側の森の縁であるため、危険と判断して近寄らなかったのだ。


その時のゴブリンのステータスが

体力:10/10

魔力:3/3 

筋力:6

反応:12

耐久:8

持久:10

であるから、今の俺のステータスなら無理をしなければいけそうだ。


時刻はまだ戻るにしては早い。


「……よし……やぁってやるぜっ!」


一瞬、鋤を握る手に力を込めると、調整池沿いに対岸部に向かう俺であった……。



ーーーーーー


主人公のステータス

名前:アルベルト=ガルシア

種族:人

性別:オス

年齢:3歳

身長:97cm

体重:15kg

出身地:カルベリオ村

所属:なし

カルマ:-1

モラル:-2


Lv:28

状態:正常

体力:22/22(➕1)

魔力:3/3

筋力:16

反応:12

耐久:12

持久:12

※( )内は、前話からの変化値


職業ジョブ:戦士Ⅰ

能力アビリティ:棒術経験値向上E、棒威力向上E、重打ヘビーヒット

技能スキル:棒術Ⅰ、投擲術Ⅰ

加護ギフト:なし

装備:×牛引きプラウ、麻の服、木皮の靴

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