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作業ゲー的異世界転生  作者: 蜜柑太郎
第1章 ホイホイ
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第10淡 対スライムその6

「ふむふむ、グリーンスライムは、2日に1度くらいの頻度でしか出てこないようだな~……。」


グリーンスライムと初めてエンカウントしてから、2日経っていたが、今日の午後にきてやっと2回目の遭遇であった。


昨日は、午前午後といつも通り調整池で狩りをしたもののスモールグリーンスライムしかエンカウント出来ず終いだったのだ。


グリーンスライムは、そんなに強くないけれど、この辺りではアンコモン、つまりちょっとだけ珍しい魔物モンスターって事なのかもしれない。


「……しかし、慌てて取り返しのつかない怪我を負ったりしても仕方がない。

スモールグリーンスライム相手に地道に経験値を積み重ねて、然るべき力をつけてから、森に入るべきだろうな。」


そう自分に言い聞かせていた所でのグリーンスライムとのエンカウントである。


倒し方は、2日前と同じ。


投石で十分弱らせてからのスコップラッシュだ。


今回も無事、倒す事に成功。


同時にレベルアップも果たした。


「Lv10か…………ようやく2桁代にレベルを乗せたのは良いけど、スモールグリーンスライム50匹とグリーンスライム1匹倒してやっと1つレベルが上がるっていうのは、どうなんだろうな~。」


ゲームなんかだと、レベルに合った経験値稼ぎの地域があったりするけれども、この異世界でも現実は厳しいようだ。


そう判断するのも実は昨日、調整池の対岸を歩くゴブリンを発見していたからだった。


この機会を逃すまいと鑑定単眼鏡モノクルアプライザーを通してゴブリンのステータスを確認すると


種族:ゴブリン

状態:正常

体力:10/10

魔力:3/3 

筋力:6

反応:12

耐久:8

持久:10



……うん、普通に勝てない。


筋力以外のステータスがだいぶ上回られている。


特に素早さを司る反応の数値的にこっちの攻撃を当てられる気がしない。

向こうは、なんか木の棒的なのを持ってるし、それを使っての攻撃も素早いだろう。


確実に勝てる状態にして挑むとしたら、あと最低でも10はレベルアップしないといけない感じだ。


おまけにどんな特殊能力又は魔法を使ってくるか不明……。


「これ以上、安全圏で狩れる相手がいないんだから……あとは、どれだけスライムを効率的に狩るかって事か……。」


午後からは、それをひたすら考えながら

俺は、新たにスモールグリーンスライムが発生する度、それを半ば条件反射的にぶっ叩くのだった……。



ーーーーーー


主人公のステータス

名前:アルベルト=ガルシア

種族:人

性別:オス

年齢:3歳

身長:96cm

体重:15kg

出身地:カルベリオ村

所属:なし

カルマ:-1

モラル:-2


Lv:10

状態:正常

体力:7/7

魔力:1/1

筋力:8(➕1)

反応:5

耐久:6(➕1)

持久:5

※( )内は、前話からの変化値


職業ジョブ:戦士0

能力アビリティ:棒術経験値向上F、棒威力向上F

技能スキル:棒術0、投擲術0

加護ギフト:なし

装備:溝堀りスコップ、麻の服、木皮の靴

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