第58話 黒曜団
こんにちわ。
更新頻度については私も努力します。
せめて週に2回以上は更新したいのですが……ぐぅ。
ゴブリンの里、パトリダ。
この世界において、人間領の次に広いこの故郷は、“推定”人口が全生命体の4割を占めるゴブリンが暮らす広大な土地。
推定、というのは、ゴブリンという種族に限ってのみ、個体数が減り過ぎると、男女が交わることなく自然発生するゴブリンが存在するためだ。
それを『自然性胎児』と呼ぶが、彼らはどこからともなく現れ、産声をあげる。
ゴブリンという種族は、世界中の他の種族に見下され、殺してもよいという暗黙の了解が存在するため、他種族の兵士の訓練や、奴隷としての拉致、果てには“食料”としても扱う種族すらいるほどだ。
それは許される行為ではないし、無論、ゴブリンの長である始祖じいは、全種族の始祖が集まり世界の方向性を会議する『始祖会合』にて、喉が枯れるほど抗議してきた。
しかし、例えば、家畜が言葉を話せるとして、それを真に受ける者がいるだろうか。
いないとは言い切れないが、昔ながらの根強い文化を疑う人の方が少ないのは確かだ。
部屋に現れたゴキブリが、
「お前らには何もしねぇから! 見逃してくれよ!」
と、懇願してきても、尚更、気持ち悪がって殺す人が大半だろう。
ゴキブリと比べるのも如何なものか、とも思わないが、とにかく。それほどにゴブリンという種族は、この世界において最弱最低の劣等生物扱いなのだ。
──今もパトリダのどこかで、あるいはその外で、多くのゴブリンが殺され、凌辱され、大切なものを奪われている。
パトリダの外が危険だとわかっていても、外の世界へと出て行くゴブリンも、その結果殺されるゴブリンも、絶えない。
言葉を話すゴミのような扱いの我々ゴブリンが、外の世界に出向けばひどい目に遭うことくらい誰だって想像に難くないが、それでもパトリダを出て行く数が後を絶たないのには、明確な理由が存在する。
それはパトリダ内格差。身分の違い。生活水準の違い。
他種族から命を狙われることの多いパトリダの民を守る兵士や、医療関係者などは、『中央地』と呼ばれるパトリダ中心の小高い丘に住んでいる。
壁とも呼べる塀に囲まれた中央地では、恵まれた食事、生活が待っているのに対し、その外──実にパトリダの95%ほどの土地に暮らすゴブリンたちは、お世辞にも余裕のある生活が送れているとは言えない。
加護神ベータによる、『加護』を授かる者も少なく、大半がその日を生きるための仕事に汗を流す。比べて中央地に暮らす者は、豊かな生活を謳歌している。
パトリダの歴史上、この中央地とその外の差は、埋まることは一度もなく、言うならば悪しき風習として、しかしながら根強く、パトリダで受け継がれてきた。
これまでにも幾度となく、中央地に対する不満から、反乱、一揆が行われてきたが、それこそ一般民を守るための兵士たちに敵うはずもなく、すぐに鎮圧されてきた。
それが最善ではないことは誰もが理解しているが、あまりに広大な土地に、あまりに多過ぎる個体数が住まうこの場所で、統制のとれた改革を行うには時間がかかる。
しかしこの世界では戦争が絶えず、関係のない種族さえとばっちりや流れ弾を受けることも少なくない。
定期的に戦争が勃発するような世界で、静かに領土内の問題解決なんてしている暇はそうそう訪れない。ゆえの、対応の遅れ──否、目を瞑っているだけか。
現に再び、史上最大級の反乱が──革命が、パトリダで巻き起こってしまった。
様々な戦いが終わったとはいえ、今度は世界と喧嘩をすることになったちょうどそんな頃、とうとう民衆の怒りが再燃したのだ。
世界からは命の価値を軽視され、領土内では反乱が起こる有り様。かろうじて存在する秩序と、『自然性胎児』の存在が、なんとか種族の絶滅を避けてはいるものの、このままでいいわけがない。
もうどれほどの年月を、このパトリダが過ごしてきたのか。どれほどの年月、ゴブリンが虐げられてきたのか。それは始祖じいくらいしか知り得ないが、しかし。
「──解決策ならあるぜ、始祖じい」
パトリダの歴史も、ゴブリンの歴史も、俺たちの立場も、世界からの扱いも、関係なく、それら全てを跳ね除けるたった1つの道があると、そう言って笑ったゴブリンは、史上、俺だけかもしれない。
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──時は遡り、伝説のゴブリン、キリグマを倒してから3日後の朝。
どこかの種族の始祖がピズマをスタヴロス監獄に収容するために送り込んだ機械人間──深緑色のマントと模様も凹凸も無い鉄仮面の集団を全て壊した俺たち。
始祖じいも、その日の始祖会合にて、ピズマを罪人とするという他の始祖の勝手な決定に激怒し、その場で他の始祖に喧嘩を売って帰ってきた。
今や世界に背く存在となったゴブリンだが、その日から3日経っても、未だパトリダに攻め入る種族も、他種族の大きな動きも、見られない。
キリグマを倒したあの日の夜、レプトスと2人で話したことが頭に残っていた俺は、3日間、胸の中に何かが詰まっているような不快な心境のままでいた。
「『この世界に存在する矛盾の中には、お前を殺すものもあるかもしれねぇな、ひゃはは』……って、笑って言うことじゃねぇだろ、あいつ」
薄く開いた窓から朝日が差し込む部屋の中、埃臭い二段ベッドの下段で、そう呟いた俺は、ゆっくりと起き上がった。
頭上から微かに聞こえる寝息に、強張った顔を少し緩ませられながらも、すぐに思考の海に潜り込む。
「結局のところ、何も教えてくれなかったし」
あの夜、レプトスは、自身が俺と同じく、他の世界から来たのだと言っていた。それも、思い出せないほどの数の世界を渡って来たのだと。
世界というか、彼曰く──人工世界線。ほぼ無限に広がりつつある世界線を渡り歩いて来た彼ではあるが、この世界のことや、俺のこと、紀伊ちゃんたちのことなどは、わからないと言っていた。
もっと詳しく聞きたかったのだが、レプトスが眠いからと言って部屋に戻ってしまって以来、今日まで話を聞いてくれない。
──“この世界に存在する矛盾の中には、お前を殺すものもあるかもしれねぇな”、というレプトスの最後の言葉が、嫌に耳に残っている。
それこそ、今俺のいる世界線がどれだけの数の他の世界線と交わり、重なっているかわからない以上、そんな可能性だってあり得るというだけの話だとはわかっているが。
「なんか、やけに真面目な口調だったんだよなぁ」
その忠告らしき言葉は、レプトスらしくない、ふざけた様子のない声音だった。
「考えても無駄だし、朝飯の前に、あれ、やろうかな」
ベッドから腰を上げた俺は、机の上に置かれたナイフケースと、お金を入れた袋を持って、静かに王宮を出た。
少し冷える空気と、肌だけは温めてくれる朝日。王宮の庭を小走りで抜けた俺は、王宮を囲む塀をよじ登り、中央地の道に降りた。
早朝とはいえ、準備を始めている商人たちが、せっせと動き回っているのが見える。
石造りの建物や、兵士たちの住む寮が並ぶ道を抜けて、中央地を囲うひと際高い塀を見上げた。
「おっすおっちゃん。買い物しに行きたいから、門、開けてくれないか?」
さすがに登れないので、近くの門番のハイゴブリンに話しかけた。
「夜から早朝にかけては、中央地外の治安は相当悪いぞ、大丈夫か?」
「これでもパトリダの幹部の1人だからな」
「幹部見習いだろ、ラン」
「うっせ。早くしてくれよ、朝飯に間に合わなくなる」
しょっちゅう話す門番のおっちゃんなので、今日も軽口を叩き合いながら、門が開く。
歩道の整備すら行き渡っていない、広大なパトリダの姿が見えて、俺は走り出す。
「ありがとおっちゃん、お土産買って来てやるよ」
「おう、気をつけろよ」
門の閉じる音が背後で聞こえて、俺は尚更足を早める。
買い物が済んだらさっさと帰ってこないと、思わぬトラブルに巻き込まれかねない。
「さてと……お、いたいた」
ボロボロの民家が立ち並ぶ、その間を抜けて、見えて来た1つのボロ屋の前で、暇そうに椅子に座るローゴブリンの男を見つけた。
「おはよ、ダッチー」
「その呼び方やめろって言ってるじゃないすか」
ダッチーこと、雑貨屋の一人息子──カンダチ。
微妙に敬語なのは、ダッチーの口癖のようなものなので、別に俺がこいつより年上だったり、偉かったりするわけではない。
ダッチーは、元不良のクソガキ。
覚えている方は少ないと思うが、俺がこの世界で、始めてアマルティアと出会った時、俺を殺そうとしていた不良グループの1人が、このダッチー。
中央地の俺に対して嫌悪感を抱いていた彼らが、憂さ晴らしと金品目当てに俺を殺そうとしたところを、アマルティアに助けられた。
その後もよく中央地の外に遊びに行っていた俺が、レプトスとの修行の成果を、こいつら不良組で試し、連日ボコボコにしていたら、いつの間にか不良をやめて更生していたので、友達になることにしたんだけども。
特にこのダッチーは、俺がよく訪れる雑貨屋の1人息子ということで、あの元不良グループの中では最も仲良くしている男だ。
「アレ、完成したか?」
「あぁ、一応。……しかしこんなもん、何に使うんすか」
「別にいいだろそんなの。……ほい、代金」
「うひゃあ、相変わらず中央地暮らしの金持ちは違うっすね。こんなにくれなくてもいいんすけどね」
「お金の使い道なんてこれくらいしかないんだよ。贅沢なことにな。だから面識のあるやつらにはとことん使おうと思ってて」
「恩着せがましいっすね」
「うっせ」
まぁ、確かにそうだな。お金があるから、まるで配るように知り合いに渡して回る俺は、感謝をされたいだけの独りよがりなのかもしれない。
というか確実にそうだし、実際、お金をもらっても喜ぶやつなんて多くない。自慢しているように感じるのだろう。それも仕方ない。
「しっかし、“ゴムの木”の樹液を加工して、伸び縮みする輪っかを作れって言われた時は、意味分からなかったんすけど、どうにかなりましたね」
「だな。これもダッチーの才能だろうけど、感謝してるよ」
「いやいや。それにしたって、輪っか状のゴムを、質の良い布で包んで縫い止めたのはいいんすけど、本格的に用途が想像できないっすよ」
「これはアマルティアへのプレゼントだからな」
パトリダ外周の森に生えていたゴムの木の樹液から、太めの輪ゴムを作り、質の良い布で包んで貰ったそれは、まさしく“ヘアゴム”である。
長髪の似合うアマルティアだが、最近は少し邪魔そうにしているのも目にするので、とうとう作り出してしまった。前々からプレゼントしようとは思っていたが、どこにも売っていなかったのだけれど、こんな逸材がいたとは。
作ろうと思えば作れるらしい。
「ま、いいんすけど……そういえば──ラン、『黒曜団』の噂、どう思うっすか?」
ダッチーの言葉に首を傾げた。
『黒曜団』? 聞いたことないが……。
「最近──というか噂ではかなり前から、秘密裏に動いてる集団なんすけど、どうやらまた中央地への反乱を行おうとしてるらしいっす」
「一年くらい前にも、確かあったよな? 反乱」
「アレは農地を荒らす人間や、農民が拐われたり殺されたりって事件が続いて、気が立った農民たちの一揆でしたけど、今回のは、数年前から緻密に作戦が練られた、本格的な“革命”らしいっすよ」
「物騒な話だなおい」
割と、内戦が頻繁に起こるこのパトリダにおいて、裕福な暮らしをする中央地に対する嫌悪が、暴力という形に変わることはよくある話だが、『黒曜団』なんて名前の集団が、何年も前から秘密裏に動いていたとなると、無視できない可能性もある。
計画的な悪意なんて、言葉だけでも最悪だ。
「噂によれば、“明後日の早朝”、まだ眠気の覚めない中央地を攻め落とすらしいっす」
ヒソヒソと、小さな声で言ったダッチー。
「てか詳しいなダッチー。“明後日の早朝”ってそれ、結構大事な情報じゃねぇの?」
「顔だけは広いんすよ」
「あんま路地裏の連中と絡むなよ、また不良に戻られたら俺も困るし」
「……そっすね」
ダッチーの手に入れた情報が確かなら、準備は今からでも遅くない。『黒曜団』の襲撃の日時がわかるなら鎮圧も速やかに行える。
「まぁ、ありがとな、こっちも対策考えとくわ。じゃあな」
「対策……どうにかなるんすか? もう何回も繰り返されて来た反乱も、抑え込むばっかで……」
「確かになぁ。でも今のパトリダの体制を変えるには、時間がかかり過ぎるんだよ。パトリダは今も世界中から敵対視されてて、いつ敵が攻めてくるかわからないし」
「少しずつでもいいから、それこそ時間をかけて、改善できないんすかね」
「やろうと思えばできるのかもしれないけど、そもそも改善案が思いつかないんだよ。この広い土地で、9割以上に及ぶ皆んなを、中央地と同じ生活に……なんて無理だし」
「中央地だけ裕福っていうのを無くすっては無理っすか?」
「できるけど、それをしちゃうと、命がけの職業である兵士に志願する人数が激減すると思うんだよなぁ。争いの絶えないご時世、兵士が減るのは致命的なんだよ」
「……それでも、世界で最も人口の多い俺たちゴブリンが、こんな狭い土地に暮らすのはそれだけで苦痛なんすよ」
そうか、俺はパトリダを広大な土地だと思っていたけれど、余裕のある中央地で暮らしている俺にはわかっていなかったのか。
殺された数だけ『自然性胎児』が生まれるということは、人口の増減がほぼないということだ。元から飽和状態にあったパトリダで、人口が減らないとなれば、窮屈だと感じる生活が何百年も続いてきたのも頷ける。
お金が足りないのもあるだろうが、彼らには土地が足りない。住む土地や、農地。
「なるほどな……」
「『黒曜団』の革命が、仮に成功したとして、その後どうするのか……その内容によってはまた差別社会の出来上がりって可能性も捨てきれないっすけどね」
「全員が幸せに、なんて綺麗事なんだよな、やっぱり。中央地も裕福って言っても、壊れかけた西の外壁を直す余裕もないし」
「へぇ……。まぁ、それでも動かずにいられなかったりするもんなんすよ」
興味深い話だったし、有益な情報も手に入った。
俺はダッチーに礼を言って雑貨屋を後にし、武器屋で鍛治のオヤジに砥ぎ石を売ってもらい、帰り際、砂糖と蜂蜜と何かの果実を混ぜたらしいお菓子を買って帰った。
中央地の外壁の門を開けてもらい、おっちゃんに約束していたお土産として、先ほどのお菓子を渡して、すっかり騒がしさを感じさせる中央地の大通りを走り抜ける。
王宮への門も開いていたのでそのまま通り、庭から木に登って部屋の窓へ飛び込んだ。
「うわぁっ!」
「おはよ、ティア。起きたのか」
急に飛び込んできた俺に驚いたアマルティアが、着替え途中のズボンが足に絡まって盛大に転んだ。
太ももに夢中になりつつ、俺はその場でヘアゴムを渡した。
「ほい、プレゼント」
「ぅう……ん? これは、何だ?」
「髪を結ぶ道具だよ。布で包んであるし、よく伸びるから痛くないし」
「おお! 結んでみてくれ!」
寝起きのボサボサの髪を櫛で梳かして、まずはポニーテールにしてみた。
「おお、すっげぇ可愛い。舐めたい」
「どこをだ……しかし、これは楽だな、髪が邪魔にならない!」
「他もやってみよう」
ツインテールやお下げをはじめとした、知っている限りの髪型にして、その度に股間に血液が集中した。
何1つ逃さず、全ての髪型が似合うので、どうしたもんかと悩んだが、アマルティアは。
「この、1つ結びみたいなのがいいな。私1人でもできそうだ」
「ポニーテールの魅力は楽ってところもあるだろうからな。うん。似合うしいいじゃん」
「ありがとう、ラン。私はいつも貰ってばっかりだ」
「いいよ、俺が勝手にやってるだけだし」
「ふふ、優しすぎるのも問題だな。よし、朝食いくか」
食堂で皆んなに髪型を褒められて顔を赤くするアマルティアを見て、買ってきてよかったなと改めて思った。
食事を済ませ、皆んなに『黒曜団』の話をした。
ダッチーからの重要な情報。計画はずっと前からされていたことや、明後日の早朝に攻めてくること。
それぞれ明日には反乱に対する対応のための準備に取り掛かるよう、始祖じいが言って解散。
俺はレプトスと修行ということでパトリダ外周の霧の濃い森に行ってきた。
その日は何事もなく、いつも通りの夜が来て、まして他種族が攻め入ってくる気配もないようだった。
──しかし、深夜。誰もが寝静まるころに、それは始まった。
「始祖様! ──反乱です! それも過去にないほどの大規模な!」
王宮にいる者は全て叩き起こされ、俺の情報と違った異常事態に、混乱の色が濃くなっていた。
まさか。だってダッチーは、明後日の早朝だと、そう言っていたのに。
怒りに満ちた叫び声と、中央地を囲む塀が壊される音。そして燃え盛る松明の輝きが、静かな夜を塗りつぶした。
特に被害が大きいのは西の方らしく、ちょうど弱っていた外壁部分を壊され、中央地に雪崩のように反乱軍が這入ってきたらしい。
建物や草木を破壊しながら、『黒曜団』と思われる黒い旗を掲げた集団が、武器を手に飛び込んで来た。
「ダッチーの言ったことと違うじゃねぇか……! ……ってか、西の外壁が壊れかけてるって、外側からじゃ気がつかないはずなのに……」
そう呟いてすぐに、頭の中で自分の言葉が映し出された。
──『中央地も裕福って言っても、壊れかけた西の外壁を直す余裕もないし』
あの時、ダッチーに言った言葉。
ダッチーからの情報が間違っていて、俺がダッチーに与えた情報は活用された。
「この意味がわからないほど、俺も馬鹿じゃねぇよ……!」
下唇を噛んで、俺は駆け出した。
──火の粉と怒りが舞い上がるパトリダの夜。赤く灯った中央地が、かつてない規模の反乱軍によって革命の犠牲にされようとする、その序章が、始まった。
ありがとうございました。
この反乱は、後の世界との戦いをする上での、パトリダ防衛の鍵を見つける大切な戦いです。
といっても、次話くらいに終わると思いますが笑




