第38話 出た杭
こんにちは(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
いよいよ、明々後日から修学旅行なのですが!
来週の土曜には帰ってこれるので、何とか来週も最新話を投稿できるかもしれません!
そして、前回の第37話があまりに酷い出来だったことをここで謝罪します。疲れてましたすみません。
本編どうぞ!
「必殺!龍皇パンチ!」
「ただのパンチじゃねぇか」
アマルティアの拳を横から押すように受け流し、俺は少し後退する。
修行という名目で中庭で闘う俺たちではあるけれど、キリグマがここ、パトリダにもう既に近づいているかもしれないという可能性は考えてなかったことに、今更に気がつく。
キリグマの居場所がわからない上に、目的がアマルティア本人の殺害だと思われるため、パトリダにいればあっちから来るとは予測していたけれど、修行なんてものをする暇があったかどうかなんてことには考えが及ばなかった。
しかし、今更襲ってきた危機感に反して、2時間ほど経ってもキリグマがパトリダ付近に現れたという報告はきていない。
誰からの報告を待っているかといえば、始祖じいの命令で、パトリダ周囲の森に、360度、設置された監視兵からの報告である。
「てかさ、ティア」
「どうした?」
さすがに疲れた俺が座り込んでアマルティアを見上げる。アマルティアもすぐに腰を下ろした。
「確かにティアは、基礎体力とか、そんなこと以上に、単純に速さだったり、手を繋いだだけで俺の手を折るくらいに単純な“力”が強くなってるわけだけれど」
「私自身の感覚としては、以前と全く変化がないのだが……ただ、1つ気になるのは、なんだろう、こう。上手く言えないが、身体の内にある“何か”を、出せていないような気がするのだ」
「トイレ行ってこいよ」
「違う!……そうではなく、何か、特殊な力のような。とにかく潜在的な何かがまだ眠っていると思うのだ」
俺のお得意の、下品な返しに顔を赤らめて否定するアマルティアを見ていると本当に女に見える。最高だぜまったく。
「特殊な力ねぇ。まぁでも、フロガは炎を操れたわけだし、龍皇は龍の加護を授かったらなんらかの特殊能力を得られるとは俺も思ってたんだ。だからこそ気になってるんだけどさ、ティア。お前、世界新聞で取り上げられたお前の記事の題名覚えてるか?」
「えーと、確か、『次世代、雨の龍皇誕生』……だったはず」
「そうなんだよ。ティアのこと、“雨の龍皇”って呼んでるんだよな。フロガは、炎の龍皇って呼ばれてたけど、それは見ればわかることだし。でもでも、ティアの能力がどんなものか、本人すらわかってないのに、世界新聞は“雨”って言葉を使ったんだよな」
俺らの名前すら載るくらいに、詳細にこだわった新聞だとは知っているけれど、それにしたってなぜ“雨の龍皇”と断定したんだ?
信憑性の高い世界新聞だからこその疑問だ。推測で記事の題名を飾るようなことはしないだろう、とは思っているのだが。
アマルティアの髪が青いから、雨?……安易だなぁそれは。ないな。
「とはいえ、私はカッコいいから気に入っているのだ。雨の龍皇、良い響きの言葉だ」
「確かにカッコいいのが1番だけれども」
「ひゃはは、じゃあアマルティアじゃなくて“アメ”ルティアだな」
急に背後で声がした。無論、ひゃははのレプトスさん。
「……アメルティアだな、ひゃはは」
「…………」
「……アメルティア」
「…………」
「死んでんのか」
「生きてるわ!くだらねぇこと言うから無視しただけだ!てか滑ったギャグを何回も言うな!」
「ひゃはは、残酷なことするやつだな」
「残酷て……」
別に残酷なことはしてねぇけど。アメルティアって……くだらねぇ。
「で、何か言いにきたんだろ?レプトス」
「ひゃはは、ああ」
「ランとレプトスってお互いの理解が深すぎないか?」
「仲良い証拠だね」
今度はアグノスが歩いてきた。今日も今日とて、白ランをぴっちり着て、対照的な漆黒の長剣を背中に斜めに掛けている。
何かとこの4人は一緒にいることが多いから、レプトスに限らず俺はアグノスとも仲が良い。
「ひゃはは。面白いものが届いたからな、知らせようと思ったんだ」
「面白いもの?」
「これだ」
レプトスが地面に紙面を広げ視点を移す。……韻を無駄に踏んでみた。
「……世界新聞?いつのやつだ?」
「今日のものだが、新聞というほどでもねぇんだ。速報、みてぇなものだな、ひゃはは」
「世界中に、いち早く届けなきゃいけない情報ってことなのか」
「ご名答」
「うぜぇ」
世界新聞を発行している団体の得体が知れないのは、どだい、仕方がないのだけれど、速報を送る、なんてことまでしてるのか。
で、何が書かれているのか。
「『キリグマの、スタヴロス脱獄から2時間後、キリグマの件で混乱状態に陥り、警備の緩んだ監視の目を盗み脱獄を企てた一部の囚人達に触発され、計45人の囚人達が脱獄。スタヴロス近辺の地域のみならず、十分な警戒を呼びかける』……だ、そうだ」
「あーあ、スタヴロス監獄の信用も地に落ちたなこれは」
「しかし、ラン。キリグマほどの罪人を収監することを任されたくらいの監獄なのだろう?そこがダメなら、他のどの監獄にしたって、彼ら罪人を止めることはできなかったではないか」
「まぁな。でも世界最古にして世界最高であるはずの監獄でさえ破られたってのは、それだけで人々の不安が大きくなるのは免れないな」
キリグマ1人の脱獄で、他の囚人への警戒が甘くなるほどとは、どれだけの一大事なんだ。
想像以上にキリグマという男が危険だと知るにはいい記事だけれども。
「てか、スタヴロス監獄ってどこにあるんだ?」
「人間領の、南方、結構な距離進んだくらいにあるけど……多分1番危険なのは人間領かな」
「1番近いのは人間領なのか」
「そうだね。……紀伊なら大丈夫だろうけど」
アグノスの紀伊ちゃんへの信頼の厚さはさすがだな。一緒に修行していた過去が気になってきたぞ。
いやまぁ嫉妬ではないけどね!紀伊ちゃんがこの世界に来て5年経ったって聞いた時に、あれ?その5年間に彼氏作ったりしたのかな?とか変に悲しい気持ちになんてなってないもんね!
5年間ずっと俺を探しててくれたって聞いた時は嬉しかったけども、まぁ別に?紀伊ちゃんが新しく好きな人ができようと?それは紀伊ちゃんの勝手というか?年頃の女の子だし?恋なんて何度もしちゃうだろうし?泣いてねぇし?
閑話休題。
「とりあえず、俺らが警戒すべきはキリグマだけだろ。正直、囚人とはいえ龍皇より強い奴なんていないだろうし」
アマルティアを一瞥する。
「そんなに持ち上げられても……。まだまだアグノスやレプトス、ピズマと比べたら私は弱いままだ」
「ひゃはは、6歳のガキと比べられても嬉しくねぇな」
「確かにね。僕とレプトスはもう20歳だし。アマルティアくんが龍皇とはいえ、やっぱり経験って部分での差は埋まらないから」
まぁそれは仕方ないけど、すでに普通に強いアマルティアが、まだ6歳だと今更になって、改めて驚かされる。
父親の力がどれほどに生命の枠を超えていたかが伺える。
そういう俺もまだ5歳にしてゴブリン語、人間語を習得し、パトリダ幹部と肩を並べる神童として扱われてるわけだけれど。
中身が20歳だからなぁ、なんとも言えないが。
てか俺はもう20歳ではないのか?人として20年生きて、ゴブリンとして5年生きたら俺はもう25歳なのか?
……そんなに大事なことではないな、これ。20歳でいいだろう、普通に。
──と。危機感もなく話し込んでいるところに、走りこんで来たのは、1人の兵士だった。
「どうした?」
「パトリダ外の探索にあたっていた兵士らが、キリグマを発見しました!」
「まじか!!」
「いよいよだな……」
「場所は?」
「──リム湖です!」
なんてこった。
覚えている人がいるかはともかく。リム湖とは、人間領、パトリダ、エルフ領の、3つの種族領土に囲まれた、不可侵領域に位置する湖。
俺が5歳に、アマルティアが6歳になりたての頃、夜中に俺がアマルティアを連れて行った場所だ。
そこで俺たちは人間達と交戦し、助けに来たピズマのおかげで生き延びたけれど、当時、すでに多種族と戦争中だった人間軍の矛先が、ゴブリンにも向いてしまうきっかけを作ってしまった。
思い出の地としては、悪い部類に入る場所ではあるが、まさかそこにキリグマが現れたとは。
「加えて、ピズマさんが、今もキリグマと交戦中です!」
「ひゃはは、まじかよ急ぐぞ」
「あいつ馬鹿だろ……!」
仲間を呼ぶ余裕がなかったとは考えにくい。
ピズマのことだ、どうせ父親のことだから自分が責任を持って始末するつもりなんだろうけど。
……今度は俺たちが、リム湖でピズマを助けに行きますか。
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濃霧を掻き分け、森を進む。
もう太陽は真上に位置する、真昼間ではあるものの、やはりこの森だけは暗く、視界が悪い。
相変わらずここは苦手だ。慣れない。
闇と霧に奪われた視界の中走り続け、やがて、やっと。
「森を出た、もう少しだな」
久しく浴びた陽の光に肌を焼かれながら、足首ほどの高さの草花が生い茂る草原を走り抜ける。
いつもなら、美しい光景と比例して、心地よい風が吹くこの草原も、今はどこか不穏な雰囲気を孕んでいる。
というのも無論、この先にいる1人の男の存在が、大きいのだろう。覚悟はしていたし、どこか余裕もあったさっきと比べ、今では緊張で手がベトベトだ。
舌で湿らせた唇が再び乾く頃には、草原を抜け、やがて俺たちはリム湖に到着した。
そして、目を疑う。加えれば、耳も鼻も疑った。
──なにせ、見えるはずの水面と、聞こえるはずの水音と、芳しい水草の香りがしないのだから。
「どうなってる……?これ」
「湖の水が、なくなっているのか。湖の底の地面がガタガタにめくれ上がっている様子を見ると、先ほどまでここで戦っていたことはわかるが、水がなくなるというのは一体……」
と、混乱と同様に足が止まっていたところに。
静寂を突き破り、朽ち果てたリム湖の光景の中に
飛び込んで来たのは。
「──ピズマ!?」
向かって右側の木々を薙ぎ倒して、転がるように吹っ飛んで来たのは、全身傷だらけのピズマ。
直後、黒い影のような何かが、目に追えない速さで、右側の森から飛び出し、耳をつんざく轟音とともにピズマを襲った。
すでに全身の傷を、自らの力で完治させたピズマが、大剣でそれを防いだ……が、防ぎきれず、再び吹き飛ばされる。
「お、おい。あれ……」
「ああ、ランくん。あいつが……」
震えた声と同じく、震えた指先で、それを指差した俺と、答えたアグノスを含めた、俺たちを、黒い影はギロリと聞こえたかと思うほどに、禍々しく睨みつけた。
「──キリグマだ」
身体から湯気のようなものがゆらゆらとでているその黒い影は、影ではなく、どす黒い肌のゴブリンだった。
しかしその姿は、色の異常さを度外視しても、あまりにゴブリン離れしたものだった。
ホブゴブリンであるピズマよりも高い背丈に、鎧のような筋肉。肌から立ち上る蒸気の所為もあってか、ひどく恐ろしい見た目である。
「あれ完全にやばいやつじゃん」
「龍皇フロガと接戦を繰り返しただけのことはあるな、ひゃはは」
「とにかく、早くピズマを助けに行かなくては!」
「……ティアの言う通りだな。めちゃ怖いけど……行くぞッ!」
地面を蹴る。
最も足の速いレプトスが、風を切って進み、キリグマに肉薄する。
キリグマの正面で、短剣を抜き、レプトスが“ゆらりとブレる”。
迷わずレプトスの胸に刺すように突き出したキリグマの手刀は、蜃気楼や幻のように、ゆらりと消えたレプトスがいたはずの虚空を切り裂いた。
何が起きたかわからない俺とは対照的に、アグノスは、レプトスが幻のように消えると知っていたのだろう、すでにキリグマの斜め前で長剣を振り抜いていた。
見事、アグノスの漆黒の長剣は、しなるように風を掴みながら、キリグマの脇腹を斬り裂いた。
脇腹の傷口から蒸気が立ち上る。
傷口を見つめて動きを止めるキリグマ。それも仕方がない。
目の前に肉薄した男が、まるで初めからいなかったかのように、自らの攻撃を避けるように、消えたと思えば、死角からの横薙ぎの一閃。
夢を見ていたかのような、一瞬の攻防に頭がついていかないのかもしれない。
もちろん俺はついていけなかった。レプトスとアグノスの連携がここまで洗練されているとも知らなかった。
「すげえ……」
「ラン!ぼーっとするな!負けてられないだろう、私たちも!」
再び地面を蹴り、風に乗る。
いつの間にかキリグマの背後に現れたレプトスが短剣の刃をキリグマの首筋に突き立てる。
見てもいないのに、それを手で弾くキリグマを、アグノスの漆黒の長剣が襲う。斜めに振り下ろされた刃を丁寧に避けたキリグマ。そこに俺が低姿勢で走りこむ。
お得意の、いやらしい攻撃をしかける。傘音との戦いで唯一、反撃の一手となった、相手のアキレス腱や手首を切るという、実に地味で効果のある攻撃だ。
逆手に持った亜水晶石のナイフが、陽の光を反射しながら、キリグマの膝の裏に差し込まれた。
直後、キリグマの正面。
アグノスからもらったお下がりの剣を握ったアマルティアが、矢のごとく、一直線にキリグマに斬りかかった、刹那。
「──お前か?」
声がした。
低く、黒く、酷く恐ろしい声がした。
「え?」
気がつけば俺は、キリグマから離れた所にある木に叩きつけられていた。
アグノスもレプトスも、それぞれ弾かれるように後退していた。
そして、キリグマは片手でアマルティアの首を締め、再びその口を開いた。
「お前が、龍皇か?」
「ぐっ……だとしたら、なんだッ!」
「死ね」
刹那、赤く染まる。
目に見えぬ速度の、キリグマの拳。それはいとも簡単にアマルティアの腹を貫いた。
「ティアァァァァッ!!!」
力が抜け、握っていた剣を落とすアマルティアの腹から、キリグマは手を抜き取り、血を振り払う。
無論、冷静さを失った俺が、痛む身体に鞭打って、キリグマに躍りかかる。
同時、レプトス、アグノスも走り出す。俺の持つナイフ、レプトスの短剣、アグノスの漆黒の長剣。3つの刃が、キリグマに肉薄する。
──が、しかし。
「……ふッ」
身体を回転させながら、横薙ぎに襲ってきたキリグマの回し蹴りに、俺は紙切れのように、クシャッと潰れるように、あらゆる骨を砕かれながら地面に転がる。
レプトスはナイフで何とか防いだが、かなり飛ばされる。アグノスは剣を握る右腕を蹴り折られた。
キリグマが手を離し、アマルティアが地面に落ちる。
理解が追いつかないほどの絶望の中、視界が捉えたのは。
「ゴホッ……ぐっ、はぁ、はぁ」
風通しの良い腹を抑えながら立ち上がるアマルティア。
いくつか内臓を潰されたに違いないはずであるアマルティアだが、その目はいつも通り蒼く輝いていた。
「……龍皇というのはしぶといようだな。フロガと同じだ」
「……そいつと私を、ごほッ……並べて語るな……!」
剣を拾うアマルティア。信じがたい光景に拍手の1つでも送りたい所だが、視界の端にある俺の足が何だかありえない形をしているのに加え、首も動かせないので、ひたすら恐怖と困惑に震えるだけだった。
「──仲間に何してる」
耳に響いた声と同時。先ほど森に吹き飛ばされたピズマが、大剣を片手に現れた。
その顔は、木の影に隠れてよく見えないが、その声音から、並々ならぬ怒りが読み取れた。
直後、期待していた通り、ピズマの無詠唱の即時回復神法が、俺の全身、アグノスの右腕、アマルティアの腹を癒す。
光に包まれ、2秒と経たない内に、折り紙みたいにクシャッとしてた俺の体は元通り。本当にありがたい上に、ピズマ1人いるだけで心強い。
ゆっくり立ち上がる俺と、剣を持ち直すアグノス、ニヤニヤしているレプトス。
そしてキリグマを睨みつけるアマルティア。
順に見て、最後にピズマを一瞥するキリグマ。口を開いた。
「お前のその神法、何だ」
「黙れ。お前に残された選択肢は大人しくスタヴロスに戻るかここで死ぬか、それだけだ」
ピズマが大剣の剣先を地面に引きずりながら歩き出す。
「……アマルティア様を狙うのも、またふざけたプライドを守るためか?」
「ふざけたプライド……?」
「お前が最強だとかそんなくだらない話のことを言ってるんだ、キリグマ」
「父親に対して口の利き方がわかってないな、お前は。まぁいいが、龍皇という言葉だけでこんな餓鬼が特別な存在だと思われているのはそもそも間違っているだろうが」
首をポキポキと鳴らすキリグマ。よく見れば、先ほどアグノスによって斬り裂かれた脇腹の傷が治っていた。
「お前を父親だとは思っていない。話が通じないのは知っていたのに話しかけたのが馬鹿だった。……ラン様、アマルティア様、ご迷惑をおかけしてすみません」
「いやいや、仲間のことだし、迷惑なわけねぇけど……」
「友達ごっこを覚えたのか、偉いな、ピズマ」
「お前が俺の名を呼ぶなッ……!」
ピズマが加速した。ピズマが“俺”と言ったのを初めてみた。
振るわれたピズマの大剣を、真上に飛んだキリグマが避ける。
「何でもいいが……龍皇の餓鬼は殺すぞ。出る杭は打たれるもんだ」
キリグマの落下が加速する。何の力が働いてるのやら。
弾丸のように落ちてきたキリグマは空中で身体を半回転、脚をアマルティアに振り下ろした。
それだけで風を感じるほどだった。威力は計り知れない。
が。アマルティア、動じず。
驚くことに、静かに振るわれたアマルティアの剣は、キリグマの右足を切断した。
崩しかけたバランスを立て直し、何とか着地したキリグマが、振り返ってアマルティアを睨みつける。
剣先を真っ直ぐキリグマに向けたアマルティアは、いつになく力強く言葉を紡いだ。
「──出る杭は打たれるが、“出た杭”が打たれ弱いと、誰が決めた」
……そんなカッコいい台詞どこで覚えたの!?
ありがとうございました!!
修学旅行後、僕の感性が育っていることを願います。