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ライトノベルじゃあるまいし  作者: ASK
第ニ章【ゴブリン・パトリダ】
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第34話 剛拳の少女

こんにちは!

さぁさぁ執筆再開!いえええい!

修学旅行の日程によってはまた投稿できない週もあるかもですが、次のテスト、学年末試験までは当分大丈夫そうです!


本編どうぞー!


 コンテナの立ち並ぶ部屋を出る。


 コンテナが敷き詰められていても十分広かった空間を出た先も、同じくらい広い部屋だった。


 高い天井。部屋は、今俺が立っている場所と、部屋の奥、もう一つのドアがある床を除いて、部屋の中央がすっぽり抜けている。


 奈落の底に繋がっているかのような、落とし穴にしては大き過ぎる、部屋の溝の両端に、巨大な機械の塔がそびえ立つ。


 部屋の中央の穴に落ちない唯一の通り道は、2つの機械に挟まれるように、部屋の真ん中に掛かる大きな橋。


 その橋の上で、アグノスと金髪の剣士──紀伊(きい)ちゃんがしのぎを削ってるはずだが。


 鋼のぶつかり合う音は聞こえない。もうどちらかが勝ったということか?


 殺し合いの決着とはつまりいずれかの死を意味するが──



「あ、ゴブリンのランくん。島崎くんのこと倒したんだ、凄いね」



 なんとも緊張感に欠ける声音で、紀伊ちゃんが話しかけてきた。



「な、その傷!大丈夫かいランくん!!」



 駆け寄ってくるアグノス。俺とは対照的に、アグノスも、紀伊ちゃんも傷はないように見える。


 戦うのはやめたんだろうか?でも、ケジメをつけたいと言っていたのはアグノス自身だ。



「ゴブリンのランくん、島崎くんのこと、殺しちゃった?」


「っ……!」



 あぁ。そうか。


 5年間もこの世界にいたら、往々にして人は変わってしまうのか。


 俺が言えたことじゃないが、紀伊ちゃんも。


 “殺した”なんて言葉を、何ともない顔で言えるようになっちゃったのか。


 どことなく痛いような、どうしようもなく苦しいような、喉の下が、胸の内側が、ギュウウっと。


 また会えて嬉しいのは確かだけど……辛いなぁほんと。



「ううん、殺してない。殺してないよ。俺たちの目的はティアの救出であって人殺しじゃないから」


「……そっか。まぁ島崎くんからアマルティアくんの居場所のヒントも聞いただろうから、これから向かうんでしょ?」


「……とめる?俺のこと」


「まさか。ここじゃあアグノスもいるし、二体一だよ。……いや、アグノスは参加しないから一対一か」



 紀伊ちゃんはニヤニヤしつつ、アグノスへ振り返る。


 決まりが悪そうな表情でアグノスが橋の柵に立てかけられたものに指を指す。



「いやぁ、ランくん。実はさ、今さっき剣が折れちゃって……」


「まじかよ……。じゃあ、紀伊ちゃ………桜坂さんこそ、どうしてアグノスを殺してないの?」


「だって、私のも折れちゃったし」



 紀伊ちゃんが指差す先にも、折れた鋼が無残に転がっている。



「……2人とも剣が折れたからって急に止められるもんなの?殺し合いって」


「殺し合いって言うほど殺伐とした雰囲気でやってたわけじゃないけどね。というのも同じ師匠の下で修行してたわけだし、昔から真剣使って稽古もしてた。どこか楽しくなっちゃうのは懐かしさもあったんだろうし」


「同じ師匠の下で、か。じゃあなんで敵対してんのさ、アグノスと……桜坂さんは」



 2人は互いの顔を見合って、すぐにこっちを見た。



「「だって人間とゴブリンだし」」



 なるほど。種族の壁ってそんなにも大きいものなのか。そりゃパトリダでも、アマルティアが王宮に来る前はひどい扱いを受けてきたってのも頷ける。納得はできないけどな。



「まぁ剣士として、命である剣が使えなくなったなら戦えなくなるのかもしれないけど、他に方法があったんじゃ……」


「うん。そうなんだよ。だから、剣が2人とも折れた時、アグノスは、『素手でも倒してやる、取っ組み合いなら負ける気がしない』って言ってたし」


「え、じゃあ素手で殴り合って取っ組み合いになったの?」



 紀伊ちゃんは呆れたようにため息を吐いて、首を横にふる。



「それがさ、私が『取っ組み合い?……うわ、アグノスのえっち』って言ったっきり、近づいてこなくなったんだよね」


「こんの根性なしっ!!」


「しょうがないだろ!ランくんだってそんなこと言われたら手が出せなくなるだろう!?」


「なわけあるかここぞとばかりにボディタッチしにいくわ」


「えぇっ」



 なんだよこいつ。ピュアかよ。


 完全に脱力しきった空間に放り込まれた俺は、先ほどの部屋での戦闘との温度差に、どこか視界が揺れるような感覚を覚えた。


 そんな俺とアグノスのやり取りを聞いていた紀伊ちゃんが、不意に笑い出す。



「ははっ、本当に。本当に“似てる”なぁ、ゴブリンのランくんは……」


「……似てるって、だってそりゃ………。もう行くよ、時間も限られてる、ティアに万が一のことがある前に向かわなきゃ」



 思わず返事を濁した。


 わざわざ紀伊ちゃんは俺のことを“ゴブリンの”ランくんと呼ぶんだ。そこまで俺が“俺”と差別化されてるなら、今更「俺やで、蘭は俺やで」とか言ったって信じるに値しないだろう。


 くだらない。解決し得ない悩みに心を汚されるくらいなら、断ち切ればいいだろう。


 このまま、この世界にいる限り、紀伊ちゃんが俺を探し続けてくれるのかは、果たして俺が知る由も無いが、それでももし、紀伊ちゃんが探し続けてくれたのなら……それはひどく残酷なことをしてしまうなぁ。


 だって──



「……“俺”はここにいるんだから」


「え?」


「いや、なんでもない。俺はティアのとこへ向かうけど、アグノスはどうする?」



 問う。というのも、本来なら味方が多い方がいいので、アグノスを連れて行きたいところではあるが。



「いやいや、さすがに放っては置けないよ、アグノス」


「だよなぁ……そんなわけでランくん。紀伊から簡単に逃げられそうにないから。ここは君だけで向かってくれ。君なら何があっても大丈夫さ。……その怪我があるから心配だけど」


「こんなん、後でピズマに治してもらうさ」



 今も血を流し続ける肩や太ももの穴。そろそろ頭がボーッとしてくる頃だ、急がなくては。



「まぁ、島崎くんを倒しちゃうくらいだし、ランくんも相当強いんだろうけど、この先、アマルティアくんの下にいくんなら、その時には、ランくん」


「その時には……?」


「多分、死んじゃうんじゃないかな」



 頬をぽりぽりと掻きながら、紀伊ちゃんは苦笑いで言った。


 なんて物騒なことを、と思うが、事実これは他人事でなく、俺のこれからに関することなのだ。


 紀伊ちゃんは続ける。



「アマルティアくんがいる場所には、多分そろそろ、“あの子”が着いてるだろうし、戦闘になったら多分アグノスでももしかしたら負ける……ことはないかもだけど、勝てることもないだろうね」


「僕と互角ってことは、紀伊くらいの剣士ということか?」


「いいや、剣士じゃない。会えばわかるさ、ランくん、健闘を祈るけど、全快の君ですら敵わないであろうあの子に、その体で挑むとなると、勝率は計算すらいらない領域だから、覚悟はしといたほうがいい」



 淡々と口にする紀伊ちゃん。心臓が速さを増す。


 正直、満身創痍といっても差し支えない状態の俺が、さらなる強敵とまた戦う──殺しあうなんて、無理があるし、何よりも怖い。



「そんなことなら、なおさら1人で行かせるわけには……」



 アグノスが俺に一歩近づいた、その刹那。



「そうさせるつもりはないって、言ったでしょ?」



 顔面の骨が割れそうな速度の拳が、アグノスの鼻先を掠る。



「……もともと、ティアを助けるのが、俺以外の誰かだと、なんか悔しいなって思ってたくらいだし、この際ティアを連れ戻さなきゃパトリダにも帰れないんだ。やるしかない」



 俺は駆け出す。鉄骨で組まれた橋を渡りきり、俺は入る時アグノスに切り倒された扉を踏んで、狭い通路に身を飛び込ませた。




❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎




 細く、狭い道。


 ここが、ちょうど紀伊ちゃんの身長にちょうどいいくらいの高さの通路だったため、ピズマを連れてくることができなかった。


 本当に、1人。アグノスは紀伊ちゃんの相手をしてる。ピズマは入ることさえできないし、今もあの巨大なゴーレムと戦ってる頃だろう。


 この状態で、俺がアマルティアを救ったら、本当にヒーローだな。


 ──やりたいことが沢山あるんだ。話したいことが沢山あるんだ。


 喧嘩したままなんて、そんなのは駄目だ。


 アマルティアは髪が長いから、帰りに人間領の雑貨屋でヘアゴムを買ってあげよう。


 もう変装してないからすぐバレるけど、ちょっと盗むくらい、いいだろ、なんせ俺が目指してるのは『盗賊』だ。


 その教えを説いた恩師のレプトスが、どっかに行ったっきり姿を見せないんだから、困ったもんだ。



 ──紀伊ちゃんの部屋であろうところに到着した。


 俺たちが、最初に入ってきた時と何も変化は──



「あれ?」



 変化はあった。それもわかりやすく。


 それは、壁際に置かれたた本棚。軍術、戦術本やら、統率論とかいう本が並んでる。


 さすがはあかつき隊隊長を務めてるだけあるな。勉強はしてるらしい。


 が、その本棚が、明らかに部屋の端に寄せられていて、本来本棚があった場所には、これもまた明らさまな隠し扉があった。



「隠し扉っつっても、開けっ放しだし。……誰かが入った証拠ではあるんだけどな」



 そう。つまりは、本棚をズラして、隠し扉の向こうへ行った誰かがいるということ。


 緊張が走る。唇を舐め、湿らせつつ、かいてもいない汗を拭うように、額を擦る。


 真っ暗な扉の先に足を踏み入れる。


 一直線の通路。ポツポツと灯りが見えるが、数は少ないため、暗い。


 ここの床も、先ほどまで立っていた橋と同じく、鉄で出来ているのだろう、冷んやりとして余計に寒気がする。


 そして、紀伊ちゃんの部屋にあった隠し扉と同じデザインの扉が現れる。


 無論、開ける。ドナノブを、音を立てずに捻り、ゆっくりと開けていく。



「いらっしゃい」



 ビクリと肩を跳ねさせる。


 ドアを半分くらい開けたくらいの時だろうか、部屋の奥から声が聞こえた。


 恐る恐る、ドアを開くと、視界に飛び込んできたのは。



「──ティア……!!」



 部屋の最奥、壁に拘束されているアマルティアの姿。


 返事はない。意識はないようだ。


 すぐに我を忘れて走り出す。


 その、瞬間。



「──ぶッ…くふッ…!」



 真横からの、衝撃。


 俺の腹部を捉えたそれは、俺の肋骨に、鳴ってはいけない音を鳴らせた。


 真横に吹っ飛ばされる。壁に叩きつけられ、地面に転がる。


 信じられない痛みに、口の中に溜まった血液を吐き出すことも忘れ、俺は震える視界と手のひらにただただ困惑した。



「僕がここにきたのは、君みたいな侵入者の排除と、この子の防衛。そんなすぐに渡すわけにはいかないよ」



 高い声だった。どこか聞き覚えがあるようなその声は、無慈悲の一言に尽きる、そんな声音だった。


 ボディーブローはじわじわ効いてくるなんて、どうやら嘘情報らしい。喰らった瞬間にきた痛みが継続するだけの話だ。



「さて、もうそんな傷だらけってことは、紀伊ちゃんと一線交えてきた……ってことはないか。それなら君は死んでるはずだし」



 1人で話し続ける女。頭を上げられないので顔が見れないが、声の高さから女だとはわかる。


 しかし、信じられない。女の出せるパワーじゃない。2、3発で人を殺せるレベルの拳を持った女の子がいていいわけがない。


 女子プロレスラーみたいな感じならまだしも、声の高さや質は、可愛らしい女の子のそれだ。



「……なら、紀伊ちゃんのストーカーの島崎って人と戦ったのかな?あの人もかなり腕利きの『射手アーチャー』って聞くけど。……その穴だらけの肩や太ももを見る限り、矢で貫かれたのか」


「ティア……、ティア……」



 小刻みに震えて役に立たない下半身を引きずって、匍匐ほふく前進の形で、ゆっくり進む。


 無論。



「ぃぎぁッ!」


「だーかーら。ダメって言ってるじゃん」



 側頭部。こめかみを、女の子のつま先が蹴り飛ばす。


 威力さえ弱ければ、ご褒美やで〜とか言ってたかもしれないが。


 体が回転するレベルの威力。


 正面がどこかわからなくなる。色んな意味で目が回って、吐き気がする。口から出るのは血液だけなんだけど。


 ──あぁこれ。まじで死ぬやつじゃんか。


 死を認識したとき、力が抜けた。


 色んなものを放り投げてしまって、大切なものを全て忘れ去って、掛け替えのないものを全て捨ててしまえば、もう。



「楽になるのが、悪いことかよ……」



 ただでさえ声も出せないほどの痛みの中、そんな弱音だけは何故かスムーズに口を開かせた。


 諦めるって、難しいんだけどさ。


 諦めない方が難しい時の方が多いに決まってる。それが命に関わっていようと。


 ちょっと、これはさすがに。



「無理かも──」


「──ラン?」



 耳はそれを逃さなかった。


 当たり前だ。待ち焦がれた声。求め続けた音。


 全身の血が温度を上げた。


 無理やり、首を、頭を、上げる。



「……ランなのか?……ってその傷!一体何が!?……って、ここはどこだ、ランはどうしてそんなに怪我をしてるんだ?わけがわからない!」



 アマルティアが、意識を取り戻した。


 それだけ。


 たったそれだけのことである。



「……ふっ、ぐぅ。……ぅぅあっ」



 立ち上がる。意地でも立ち上がる。死んでも、どうなっても。


 ここで立つために俺はナイフを握って、ここで笑うために俺は心臓を動かしたのだろう?


 本当に死ぬほどの痛みの中、立ち上がった俺は、アマルティアを見て、“笑った”。



「助けに来たぞ、大バカ野郎……!」


「ラン……!」



 瞬間、予想通り、風を切る音が真横から聞こえた。


 拳か?足か?どちらでもいい。横にいる女が攻撃をしてきたことさえわかれば、どうとでもなる。

 俺が修行を受けてきた相手を誰だと思ってる。あのレプトスだぞ。


 毎日毎日あいつの攻撃を食らってきた俺が、“攻撃を認識”した状態で避けられないとでも思ったかよ。



「遅いっての……ッ!」



 俺は体を傾ける。横目に捉えた女の拳が、俺がいた場所の空気を叩く。


 その手首を、即座に取り出したナイフで切る。



「痛ったぁ」


「バカか、さっきまでの俺は不意打ちだからやられてたんだ。もう同じ攻撃はくらわねぇよ」



 手首か流れる血を見ながら、女は顔を上げる。



「なんだ、まだやれるんだ?」



 俺は、再び体が固まり、思考が停止する。


 口がパクパクと動き、何かを言おうとして、言えなくて、考えようとして、考えられなくなった。


 目の前に立っていた、人間の女は。



 ──青みがかった紺色の髪はセミロングくらいだろうか。


 着用しているゴーグルは、まるで“丸眼鏡”のような形をしている。


 動きやすそうな自警軍の制服の下。島崎はズボンを、紀伊ちゃんはスカートを履いていたが。


 この子は、スカートの下に、膝上まである長めの“スパッツ”を履いていた。


 俺の口から、言葉が、驚きが、零れ落ちた。



「──傘音(かさね)……?」



 見上げた顔は、よく知った、整った顔だった。


 ひいらぎ傘音。この女の子もまた、紀伊ちゃんと同じく、前回の異世界であるラブコメの世界の住人じゃないか。



「……僕の名前知ってるんだ、ゴブリン界隈でも話題になっちゃってるのかな。なんか嬉しいなぁ。紀伊ちゃんばっかし有名なんだから」



 上機嫌そうに、指ぬきグローブをはめ直す傘音。


 戦闘モードだぜ、とか思ってた俺の体は、一切の脳の命令を受け付けず。


 以前紀伊ちゃんを初めて目撃した時のような衝撃が、電流のように俺の全身を駆け巡るのだった。



「何ボーッとしてるの?あの子を助けに来たんでしょう?なら、そのナイフ、絶対に離しちゃだめだよ?……男の子なんだから」



 ははっ、こんなのって。


 呆れるほどに、運命ってやつは。趣味が悪くてかなわねぇよ。


 この子を倒さなきゃ──殺さなきゃアマルティアは救えないのか?


 ……殺すまではいかなくとも、いずれにせよ。



「戦わなきゃ、だめかぁ……」


「あったり前だよ。僕はもう準備万端だけども、君は?」


「先ずは自己紹介だ。……俺はラン……“ゴブリンの”、ランだ」



 傘音は驚いた顔をする。そりゃそうだ。それが狙いでもあったし。



「ありゃ、これはまたすごい偶然だなぁ。……僕は柊傘音。自警軍直属、よい隊隊長を務めてる」



 まじかよ、漆塚うるしづかの上司で、紀伊ちゃんと肩を並べる隊の、もう1人の隊長って、傘音だったんかい。



「キッツイなぁ、可愛い子をいたぶる趣味はあいにく無いんだけれど」


「気持ち悪いこと言ってないで、きなよ、ランくん」


「あぁ。……後で泣いてもしらねぇぞ」



 やけくそではあるが。俺はナイフを握り直した。




ありがとうございました!


いやぁ、傘音まで登場しましたが、あとは1人ですね。

というわけで暁隊隊長は紀伊ちゃん。宵隊隊長は傘音というわけでした。


今後の展開もまた面白くしていくつもりですので、来週もよろしくお願いします、では、よい1週間を。

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