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未完成2:独自世界観で送る初老の狼男ファンタジー









ヘルレイン・ヴォルガ中尉の朝は早い。


美しい夜明け、黄金の水面と呼ばれるハルベルド湖に差し込む朝焼け。


一杯の珈琲を飲みながら質素と言えば聞こえの良すぎるオンボロ兵舎で

それを眺め、身体を温めるのが彼にとって日々の習慣であった。


扉の蝶番を早く直さねば、そしてまた窓のひびも直さねば。

考えるのはそんな取り留めもないこと。

ちなみに彼は既に三週間は毎朝、飽きもせずそのことを考え続けている。

まるで日々の習慣にでもしようとする勢いで、そして何故か彼はそのことに気付いていない。

ついつい忘れてしまうのだ。


そんなところが、同僚の女性士官、あるいは事務の女性職員に陰でカワイイと呼ばれる由縁であるが、

彼は全くそれに気付いていないかった。


ヴォルガ中尉は御年七六歳。


先の経年戦争の折、辺境のボルカスコスの山々から、狼人族の代表としてやってきた。

いわゆる、亜人族試験的嘱託制度、及び試験的軍屬制度の第一世代である。


階級は中尉。軍暦は既に五六年にもなる。

帝都にやってきたのは帝暦七七二年のことで、

賢帝と名高いアウゲシオレウス四世の最晩年の統治時代のことである。

その後、既に三代の帝位変遷を経て、現在の皇帝エンペドクレイシウス二世の下、

粛々と軍務に就くようになったヴォルガ中尉が生きる現在は帝暦八二八、既に四月が過ぎ、

収穫祭も終わった時分である。


俗に帝国が最も穏やかな季節とも呼ばれるその時分の、帝都の朝、

帝都から望める大湖【ハルベルド】の眺めは、美しい。


沸き立つ緑、新しき生、鳥の、蟲の、獣の、無数の生命賛歌が聞こえてくるような、

大地の美しさがそこにあった。


それ故に、未だ僅かに獣を捨てきれぬヴォルガ中尉は、この原初的な春の朝を、嫌いになれないのだ。


五〇年は長い。

かつては圧倒的な量を誇った厚い逞しい筋肉には、既に若さを失いつつある証拠として、白い毛が立ち並んでいる。

狼人族の毛は大概白いが、その白さとは全く別個の、色の抜けきった古い雪のような、

光が反射すれば灰色に光るような、老いの象徴としての白い体毛がそこにあった。


筋肉の厚み自体も相当に細まった、老いからくる筋力の低下自体は微々たるものだが、※

(※「狼人は長い若年期、さらに長い壮年期、そして僅かな老年期というライフステージを持つ。

繁殖力の低さは、長い寿命と老いの短さ、衰退時期の圧倒的な短さを生んだのだ」

――J・エリクソン『狼人というもの』帝暦四四三より)


ヴォルフ中尉の若き頃を知っている人物ならば、

一見してこの引き締まった、筋肉を持った、穏やかな狼人が、

あの『鉄血』ヴォルフと同一人物だとは信じられないだろう。


それほどの変化。

しかしその均整を見れば、

老いが彼に力の低下をもたらしたのだとしても、

多くの技量――巧みさと速さの精錬が老いによってもたらされたのだということが窺えた。


通常、狼人の寿命は一五〇年前後として考えられている。

ヴォルフ中尉は既に、人生の半ば、峠の頂きを下り始めたことになる計算だったが、


偉大なる山の神の加護を受け、土の精霊を友とした一人の軍人が、


未だ現役であることに、異を唱える理由は何処にもないように思えた。


そして狼そのものの顔に、白い髭を蓄えた狼は、

穏やかな眼差しで、瞳に黄金の夜明けを映しながら、

飲み終えたカップを、持ち主と同じくらいに老いた小机に置いて、

席を立つ。


小さな老眼鏡を服の内側のポケットに入れ、かつて褒賞として下賜された懐中時計を胸ポケットに、

およそ2M(ミル※)に近いその長身を覆った黒一色の特製参謀局制服を姿見で確認して、頷く。


(※「M」 K・シーザー・ミル卿の考案した統一度量衡。

考案は帝暦四三、導入は五五、完了は一二〇。

1Mは一〇〇Cクラム一クラムは10MMミルミルである。

ミルミルの呼称に関しては長い帝暦において度々、その呼称の間抜けさを理由に改称が帝国議案として提案されているが、

今更、変えるのも面倒なので放置されている。詳しくはJ・ハウンズ『度量衡史』及び『長さと重さと精神構造』を参照されたい)


そして、いつものように、


ヴォルフ中尉は、己の職場である参謀局資料課第三室へと出勤するのだった。









オンボロ兵舎、正式名称、帝都軍務官第七宿舎は主に亜人や魔族系軍人が入居している、

典型的な亜人隔離宿舎であった。


見上げる度に憂鬱な気分になるボロい宿舎だが、

なんだかんだと住人はみな、奇妙な愛着をこの宿舎に持っている。


樫の木を削って作られた頑丈で堅実な作りの杖を突きながら、

黒い山高帽をちょこんと頭に載せている狼紳士は、

あぜ道進む。


一歩ごとに腰に帯びた剣――軍人の象徴である帝剣が大きく揺れる。


帝都の片隅にあるこの宿舎。

交通の便は悪く、基盤インフラ整備も滅多に行われない。


草木が生い茂り、鳥の巣と魔物の住処、蔦と毒草繁茂した石造りの、いや、正しくは元石造りの道を、

使う者は誰もいない。


ハルベルド湖から引かれた水は、上下水道を流れ、帝都住人の口への働きと肛門からの働きを助ける。

そしてそれ故に水道及びその傍は比較的整備され、かつその整備が維持されていた。


当然の帰結として、第七宿舎に住む下士官、士官の殆どはこの水道に備え付けられた水道通路を使っている。


ヴォルフは歩く、太い脚は地を蹴る。

しやかさを帯びた筋肉は、白い体毛に覆われているはずだが、それを隠すように黒い強化布がそれを隠す。


歩いている最中に聞こえてくるのは鳥の鳴き声、水道から響くせせらぎ。


小高い丘を下り、遠く帝都の白石並び、朱石、緑、青の色彩が見えてくる。

朝とはいえ賑やかなのは、腐っても帝都は100万都市だからだ。


広大な円形状の帝都。その町並みは既に活気付いていた。


人々はまるで蟻のような黒い蠢きとして街を闊歩している。


見れば最外周のスラムから煙が立ち、

外週の住居部、商業部では多くの人々が朝の挨拶を交わしていた。

さらには軍務周、貴族周、内務周、王城と、それぞれの生活に見合った朝の賑わいを見せていた。


王都へ訪れて五六年、既に慣れきった光景だ。

しかしそれでも生まれの習いが、彼の心持ちを何処か落ち着かせなくした。


人々の数が、建築物の精密さが、あるいはそれらの組み合わさった周密さが、

彼に生まれ育った山、偉大にして雄壯を地でいくボルカスコスを思い起こさせた。


はぁ、と白い息を吐く。

狼人の体温は人のそれより高い。


しばし歩く、そして急にヴォルフは足を止めた。


顰められた表情、眼差しの先には未だ若い、成人したばかりであろう青年――

いや少年と言ったほうが似つかわしいか――が居た。


「お待ちしていました! ヴォルフ中尉!」


満面の喜色、短く首もとで刈り揃えられた金の髪はとても質の良い。

見るからに貴族の子息であると窺えた。


身長は160C程であるだろうか。


歳の割には鍛えられている身体は寒さによって僅かに揺れていた。


ヴォルフが顔を顰めたのはこの幼い。

どこか中性的な美貌を持った青年の為である。

どことなく女性的な、しかしその硬質な肉体はどうしようもなく男性的。


溜息とともにヴォルフは青年を睥睨する。


「また貴官か……フエラムと申したか?」


名前を呼ばれて、まるで子犬のように露骨な喜色の笑みを浮かべ、

もし尻尾があったなら間違いなく振っていたであろう上目遣いで、

どことなく愛嬌のある白狼の顔を見る青年。


頭一つ、二つ分の差のせいか、自然見上げる形になる青年は、しかしそのことを気にしている素振りも見せず。


「では、私の願いを……!?」

「ならぬ」


と一言に切り捨てる狼。


既に六日目である。


なんとも奇怪なことだが、このフエラムという名の貴族士官にヴォルフは、

こうして待ち伏せされているのだった。


「ッ、ッな、何故です!? 私はこう見えても……」


首を振る狼、白毛が揺れる。


「貴官はペイラス伯爵、いや陸軍副総督にして第八軍団長、貴族議員ペイラス伯のご子息であろう?

何度も申したが、私はただの獣、狼に過ぎないのだ。

五六年務めて中尉止まりの、筋金入りの老兵。

私などに師事する謂われも、必要もないだろう。

……見よ、この灰色がかった毛を、かつては多くの同族を虜にしただろう自慢の毛並みの残滓を。

……私に副官など取る余裕は何処にもないのだ」


「……ですがっ!」


腕を振って、老兵は気にせず歩みを進めた。


このままこの青年にかかずらっていたら、遅刻してしまうとでも言いたげに、

狼紳士は粛然と進む。


「あ、っ……ぁ」


呟いたような音が聞こえた気がした。


狼は気にせず、歩み去るのだった。






参謀局とは、帝国領内全土の情報、

そして大陸全土の勢力の情報の収集工作。

その他の破壊工作、懐柔工作、攪乱工作の差配を行う。


そしてまた軍事的作戦、戦略及び戦術の分析、実行を行う部署でもある。


軍神アポロニウスは太陽になぞらえられる。

そこから転じて市井において「白の太陽」と讃えられる陸軍局に対して、

巷間に流布する参謀局の通称は「黒い太陽」


黒い噂の絶えない、しかし同時にこの上なく重要な組織。


それがヘルレイン・ヴォルフの勤務している帝国参謀局であった。


一〇年前に新築された帝国中大様式。

荘厳ながら実利に富んだ石造建築。


広大な敷地。


およそ500m四方の長大な箱の五階建て。


ヴォルフが階段を上れば、恐らく若いであろう士官が、

幾人も好奇の、あるいは蔑みの含まれた瞳で、通り過ぎる白狼を見る。


亜人蔑視の風調は未だ強い。


既に五六年も勤務しているヴォルフ。

その上、合理性とプラグマティズムを尊ぶ参謀局だからこそこの程度で済んでいるが、

帝国軍が亜人を公的に受け入れ始めてはや三〇年。


陸軍局や海軍局においては亜人士官の風当たりは未だに強いとヴォルフは記憶していた。


長い年月は、しかしそういった些細な隔意にたいする強靭な耐性を身に付けさせた。


張られた木材を軋ませる白狼の足並みに動揺は塵の一揺れも感じさせない。

生まれたばかりの女児を丸ごと一呑みできそうな広い口を、苦笑の形に歪ませた。

……通り過ぎた赤い髮の新任士官に怯えられてしまった。


ともかく宿舎からの長い道のりを経て、辿り着いた扉。

表札には【情報部資料課第三室】


力を込めては扉を壊してしまうと、

そっと扉を開いた。


狼が目を細め、陽の入り込む窓を背にこちらを見ている室長と顔が合う。


「やあヴォルフ、君にしては遅いね」

「失礼、道草が襲ってきたもので」


そういって長大な図体を人族の寸法に作られた室内に滑り込ませる。

煙の匂い。

露骨に顔を歪めるヴォルフ。


「どなたが、煙草を?」


苦笑する室長。

ヴォルフは苛立ちとともに、室内で作業をしていた。

鴉人と三蛇頭、蜘蛛女に目をやる。

反応を予測していたのか、同僚三人は全く動じない。


「違うよ、先ほど課長が訪れてね」

「ああ、ハインツの小僧が……道理で」


――全く何度いってもあいつは、この部屋で煙草を吸うのをやめない。

と非常に良く利く鼻を引き攣らせながら、特別製のデクスへと座る。


五つの机と、地図、大机、簡易の台所、資料である書籍書類が部屋の外周を囲んでいた。


「で、ハインツ中佐はなんのようで」

隣の席に座って、よく見るとクロスワードをその四つの瞳、と八つの節足で解いている蜘蛛女が応える。

身長はおよそ一四〇Cだろうか、東方由来のワソウと呼ばれる服の上から黒いジャケットを羽織っている。

四つの瞳の上二つは朱いゴーグルに覆われていた。


「任務じゃとよ」


白狼はうんざりした表情で、

肉球が目立つ両手を広げて、またか! と素振りで語る。


向かいの三蛇頭の男が、ぬめった緑の肌をローブから覗かせて、同意するように頷いているのが見えた。


ちろちろと赤い舌が、三つ子とでも言うようにそっくりな顔で並んでいる蛇顔から光っている。


溜息を吐く狼。


――お肉が食べたい――と現実逃避するのもしょうがないだろう。


「ハインツ中佐も偉くなったものだ」

狼は腕を組んで、机上になにもない机をまるで噛み付くような目で睨む。


「すごい偉そうね」

鴉の嘴と羽以外は人そのものという姿の鴉人が持ち前の羽を毛繕いしていた。

黒い髮が艶やかに濡れた鴉人は背中に生やした黒翼が特徴的だ。


その声音はひどくどうでもよさそうな響きで、おざなりに聞こえた。



「そう、ともあれ任務なのだよヴォルフ中尉」


「私は行きませんよ? ヘルレイン室長」


「はっ! この部屋にはヘルレインしかいないだろう?

名前で呼びたまえよ、ヴォルフ君」


悪魔めいた嘲笑、歪む笑みから覗く朱い舌。

微笑みは歪。黒い瞳に虹彩はない。


女だてらに長身。

虹彩のない瞳に、銀の、腰まで届く髮が陽光を反射して輝く。

口から覗くのは牙。


彼女こそ、

帝国軍務庁参謀局資料課第三室室長。


「ケペード大佐」


「――よろしい」


ケペード・ヘルレイン子爵であった。







ヘルレイン家は俗に言う亜人貴族の一家である。


帝国に僅か四家しか存在しない亜人貴族とは、

帝国最初期に功のあった四人の亜人の末裔である。


吸血種ヘルレイン

大鬼種バーダックス

翼竜種ドナトゥスキス

下馬上人種ニキタス・ヘルフレイウ


以来帝国において最も有力な亜人族として彼らは認知されており、


六〇年前に亜人族の試験的な軍人雇用制度が制定され、廃止されるまでの四〇年間、

帝国辺境、あるいは帝国外の亜人、魔人の身分保証及び後見として、

亜人四家と呼ばれる上記貴族家における養子として登録したという事実がある。


即ち、公的亜人雇用制度が制定される以前の帝国内軍人は、己の姓に上記四家のいずれかを持っているということに他ならない。


ヘイレイン・ヴォルフ(狼人の姓は帝国における名姓表記とは順序が逆である)

もその例に漏れず。


それどころか未だ若きヴァンパイアであるケペード・ヘルレイン伯爵とは、

幾つもの戦場で轡を共にした古くからの戦友であり、また義理の姉弟である。


鋭い瞳、愛嬌溢れる白毛を顰めさせて、取り出した老眼鏡をちょこんと載せて任務命令書に目を通すヴォルフが、

それを愉快そうに眺めている長身の、黒一色のぴっちりとした制服で豊満な肉体を強調している

スレンダーなヴァンパイアに頭が上がらないのはその為である。


その隣の席で蜘蛛女が、今度は虎柄模様の八本脚、その繊毛を駆使してルービックキューブに興じている。

彼女の名はミクラメ・アヤツバキ・ヘルレイン。

ヴォルフとは古い付き合いで、階級は少尉。


「ドナステロというと都市ドナステロということか?」

口のすぐ上にある黒い鼻を、花粉で振るわせる狼。


顎を撫でながら頷く吸血鬼。

「うむ、あのドナステロだよ、湖畔地方の」


「陸軍第三総督府のある」「美しい森の入り口」「先王国時代からの観光都市」

蛇の声が三重に反響する。

三つの頭を持つヒドラの血を引く蛇頭人。

ギオスクラタカス、通称、ギオ・ヘルレイン。

ヴォルフと顔を合わせるようになったのは第三室が新設されるようになってからだが、

兼ねてよりその名は知られていた腕利きの戦士である。


「ふぁ」

その隣の鴉人は欠伸をしながら退屈そうに目を瞑る。

一人だけ世代の違う、若き亜人であるクロリス・ヘルレインである。


ミクラメとヴォルフは、名義上の養父を同じくし、

形の上ではケペードの義姉弟であるが。


艶やかな鴉羽を誇示するクロリスはケペードの妹を義母に持つ、

若い世代の亜人士官であり。


またギオと呼ばれる三蛇頭の緑肌は、ケペードの叔父を義父に持つ。


察しよいかたはお気づきと思うかも知れないが。

この資料室第三室は、くだくだしく述べたヘルレイン家が己の裁量で新設した。

比較的新しい部署である。


「で、誰が行くのですか」

白狼の声は掠れている。

巨体の厚い胸板がきつそうな黒い服からでも窺えた。

見れば先ほどまで仕事とも言えぬ仕事に興じていた同僚たちも、

手を止め、その言の先を聞こうとしていた。


「知っての通りドナステロは陸軍のお膝元だ。

あの保守主義者共の膝元。

亜人への風当たりは強いものとなろう」


顔を見合わせる職員四人。


蜘蛛女は朱い瞳を輝かせて、そして脚以外には人の童子にしか見えない己の身体を見やる。


「すまんのう、持病のしゃくが……」

「貴方の健康診断の記録は知ってるわよ?」

鴉がじと目で睨む。嘴は呆れたというように開いている。

「で」「誰が」「行くのか」


白狼が溜息を吐く。


「私が適任だろう」


「……分かってるね、流石ヴォルフだ」


満面の笑みとともに浮かべられる同意の色。


八本の脚を広げ、人間の手で両手を叩くミクラメ


「なんじゃそんなの、皆知っとるよ、呆けたのでないか?

ケペードの姉様」


「同意」「同意!」「同意!!」


「立体音響うるさいんだけどっ!?」




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