強者の戦い
視界が、赤い
痛みが引いていく...
あ、体が絹のように軽い
俺も家族の元へ
パチン!!
「え、」
俺が目を覚ますと俺の頬が赤くなっていた
「おい、聞こえるか赤星!」
「白衣、さ、ん?」
「そうだ、白衣だ!意識はあるようだな」
「白衣、さんこそなん、でここ、グハッ」
「いいから、喋るな。少し休んでろ!」
その時
キーン!!
とてつもない衝撃波がこちらまで伝わってきた
目の前で、白衣さんが足であいつの剣を押さえてくれてる
「ふむ、白ランク、そして、その中でもトップクラスか、、、、」
と黒剣士が言葉をこぼす。
「今のは、さすがにやばかった、」
「ふむ、抜かせ。だがさすがに、今ここに相手をするのは、少し面倒だ、、、、」
そして、黒剣士の影から、黒い炎をまとってる、巨人がでてきた。
「では、私はお暇させてもらおうか!」
「逃すと、思っているのかい?」
「手負の少年を庇いながら追うのかい?」
そう言って、あの男は消えてしまった
『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお』
鼓膜が破れる!!
「赤星、ここは僕に任せて少し下がっていてくれるかい?」
俺は体を気合いで動かして後ろに下がっていった
「グァーー!!」
黒の巨人の、威嚇の声から、戦いが始まった!
だが、次の瞬間白衣さんの手から出てきた糸によって原型を残すことなく散っていった
そして、俺の意識はここで途切れている