夜のイベント
遅くなりましたね
1日目が終了し疲れ果てていると、
ドン、ドン!
店の戸を誰かがノックしていた。
「はーい、ちょっと待ってくだい」
オレは少し期待をしていた。アニメなどでよくある夜のイベントが待っているのかと思ったからだ。美女がきてオレの部屋に泊まってこの話のヒロインが決まっていく流れだろう。いや、きっとそうだ!間違いない!そんな事を思い戸を開けると、
「あ〜あ〜あ〜、ごめんください」
オレは戸を閉めた。
ゾンビだ。ゾンビがいた。誰だあんなリアルな置き物置いたやつ。今日ちょっとお店人気出たからってこんな嫌がらせは酷すぎだろ!
オレが押さえてる戸は今でもドンドンいっている。
「お願いです。入れて下さい!あの方からの使いで来てるんです!」
「そんな事しるか!オレはまだ死にたくな〜い!」
「何を言ってるんですか。ギョウザ、餃子を買いに来たんです!」
「お前に売る餃子なんてないよ!早く墓にかえれ!」
店の戸前で揉めていると後ろからアンジェロが話しかけてきた。
「何やってんっすか?」
「ゾンビ!ゾンビが外にいるだよ!どーにかしてくれよ!」
アンジェロは疲れ果てた顔からだんだん真面目な顔になり始め俺の事を蹴り飛ばした!
「何やってるんすか!ゾンビは滅多に会えない貴重者っすよ!早く入れてあげるっす!」
えぇぇぇ〜アンジェロお前俺の味方じゃないのかよ〜!
アンジェロの語尾は「〜っす」に決定しましたね