ここがオレの店か、
だいぶ間開きましたね。
「これはパクりだろ」
オレは店の名前を見てとっさに口にしてしまった。
「この世界にはない店だからセーフです!『餃子の○将』が嫌なら『餃子の○洲』にしときますか?」
「どっちもダメだろ!だいたい、、、てか、お前体薄くなってきてるぞ?」
外はだんだんと暗くなり街に明かりが着き始めた頃、リアーナの体がだんだんと薄くなっていく事に気付いたオレは聞いた。
「私、今日はこれで失礼しますね?この世界に居られるのはこれまでなので!今日はここで休んで下さい。また明日来ますね。それではおやすみなさい。」
「分かったよ、おやすみ。」
オレは疲れていたのか文句も言わずにリアーナを見送る事にした。
「・・・・・」
「いつまで居るんだ?」
「これ、自分で帰れる訳じゃないのでもう少し待たないといけないんです。見届けてくれますか?」
「知るか!」
オレは店の中に入りドアを思い切り閉めた。
外からはおっさんの鳴き声が聞こえたがオレは気にしなかった。
店の電気をつけて、辺りを見回すと中はしっかりとした内装で営業するには問題無さそうだ。2階に上がると畳の部屋があった。
「ここがオレの部屋か」
収納などもしっかりとしていて生活には困らなそうだ。
冷蔵庫などもあり開けて見ると今日の夕飯だど思わしき「餃子」があった。
「そろそろ寝るか」
夕飯を食べ終わり布団を探そうとし押し入れを開けて見ると、、
「あ、こんばんわ。ミザリ・アンジェロです」
オレは押し入れのドアを思い切り閉めた。
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