この街ヤバいのでは、、、
読んでくれてありがとう!
「え、今なんて?餃子屋さん?」
「はい、餃子屋さんです。」
オレはリアーナの顔を見てはいたが何もいえなかった。
「この世界にはラーメンなどはありますけど餃子は無いんですよ!やっぱりラーメンには餃子も必要だと思います!餃子屋さんやりましょ!」
リアーナはこちらに何か期待したような顔でオレを見ている。それを見たオレは考えるよりも先に言葉が出てしまった。
「お前が好きだからこの世界に餃子広めようとしてんのかよ!そんなの1人でやれよ!俺を巻き込むんじゃねぇーよ!」
オレが怒鳴りつけたせいかリアーナは今にも泣きそうになりながらオレに言ってきた。
「無理ですよ!私はこの世界には1日4時間しか入れないんです!そんなのでどうやって広めればいいやですか!だからあなたに頼んだんです!」
「そんなの知るか!これからのオレの青春どーしてくれるんだ!バカやろう!」
「青春なんてこの世界でも出来るでしょ!そこのリザードマンのメスなんてどうですか?とってもお似合いですよ!」
オレ達は怒鳴りあったためか息を切らしながらその場に座り込んだ。
「とにかく、今日はこの街の案内をしないといけないので少し休んでから行きますよ?」
リアーナは少し冷静になりオレに話しかけてきた。オレも、このまま怒鳴り合ってても話が進まないのでとりあえずリアーナの言っている事を聞いた。
「分かったよ。」
少し休み街を歩き始めた。
「ここはこの世界の中心の街です。売っている物はショウさんがいた世界のものとほぼ同じですよ。」
オレは出店などを確認したが本当に元いた世界と変わらなかった。
「そういえばこの世界のお金は単位はなんなんだ?」
この街で生活していくなら知っとかないといけない事だ。
「メンマです。」
「め、めんま?」
「はい。」
リアーナは真顔で答えた。きっと本当なんだろう。この世界は大丈夫なのだろうか。オレはそんな事を考えながらついて行くと、
「着きましたよ!ここがショウさんの仕事場、、、」
《餃子の○将》
「これはパクリだろ」
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