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最果ての結び  作者: 沙紀
最果ての
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Ⅳ 月明かりの予兆

大分構成は整ってきました。

感想お待ちしてます。めんどくさかったら評価お願いします。評価はめんどくさくてもやってくれると嬉しいのでやってください。


日本語の勉強したい。



 -もう何度目かはわからない-



「さっき、なんで嘘ついたの?」

「…何のことか、わからないのです♪」

 案内するところがあると言うネーゼについてきた二人。耳元で話しかける悠義の声の調子は、先程より明るい。少し驚いた顔をしたネーゼだったが、すぐに笑顔に戻った。柑梛には気づかれないようにコソコソと話を進める。

「僕、勘は鋭い方なんだよね。勘っていうかほぼ確信に近いけど」

 屈託のない笑みを浮かべる。その言葉に探りのような卑しい感情がないことがネーゼにはわかった。彼はこの世界の管理人。それくらいを判断する能力は持ち合わせている。

「理由…といっても、「勘」なのですね♪当たりなのです♪気持ち悪い」

 決して調子を崩さず、しかし最後に悪態をついて言葉を発する。可愛くない子供である。

「むしろ理由はこっちが聞きたいというか。どうなの?」

「ふふっ…♪教えないのです♪」

 弄ぶような顔つきでこちらを見てくる。まるでこの状況を楽しんでいるようだ。

「うーん、何か引っ掛かるような…」

「何コソコソやってんだよ。そういうの嫌いなんだけど?」

 顎に手をあて悩む仕草をする悠義に、柑梛がジト目で対応する。「あ、え、えっと!」と焦っているが、そんなことをしてるうちに展開は進んでいた。

「入るのです♪」

 大きな扉。そう、高さ5メートルほどの。こんなにデカい人がいるのか、と疑問に思う二人だが、そんなことはない。「意味もなく大きな扉なのです♪重いのです♪」とネーゼが言っていたから確信できる。

「説明するのです♪あなた達が『何故ここに来てしまった』か、『ここから出る方法は何なのか』です♪」

 飾るために使うようなデザインの机に乗り、足をゆらゆらと揺らしながら、幼子は笑った。夕方の月明かりが白く染める、無駄に広い部屋の中で。

次回は長くなるかと思います。あと、そろそろ定期考査くるので浮上率下がりまくります。11月19日ほどから再開できると思います。隙を見つけて上手く投稿できるよう頑張りますのでよろしくですお願いします。

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