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最果ての結び  作者: 沙紀
最果ての
2/7

Ⅰ 違いの始まり

サブタイ「ちがい」じゃなくて「たがい」です。

初投稿だーってなわけで勝手がよくわからないから、友に教わりました。

とりあえず短いの連投します。

 



 -もう、何度目かはわからない-




 高校一年生。ああ、そうだ。俺は高校一年生だうん。16歳だ。

 なんてことを、電車に揺られながら考える。彼女の名は結月柑梛。とある高校に通う生徒。隣にはその兄、高校三年生の結月悠義がいる。熟睡。

 先程まで回していた思考回路を止め、柑梛は音楽を聞くことにした。お気に入りのヘッドホンは自分を新しい世界へ連れていってくれる。夢を見させてくれる。目が見えない柑梛にとっては、比喩表現でしかないが。視覚障害は実に不便だ。登下校に兄を付き合わせてしまうし、多くの人に気を遣わせる。特別なんてものはもう聞き飽きた。

 いつからだろうか、目が見えなくなったのは。最近忘れることが多い。気に食わないので自嘲気味に笑ってみた。こんな時笑うようになったのも、いつからなのだろう。

 ゆっくりと時間が流れる。時折こくん、こくんと眠りそうになるのを耐えているから辛い。ちなみに兄は熟睡。羨ましい。俺も眠くなってきた。

(ねみぃ…めっちゃ寝てぇ…)

 そして彼女が眠りに落ちた頃、電車は「最果て行き」と示していた。

いかがでしたか?って言っても続編でないとなんだかわかりませんよね。私もです(は

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